ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

ガスを地中に貯留するって?

2011年02月13日 | Weblog

みんなひとくせある性質だから、話題が思わぬ方へ向かう。

一人が最近目にしたという「排出権取引」の文書のことで話し出した。

 

排出権取引というのは、排出する汚染物質を、定められた制限内に抑えることが出来ないときに、制限枠に余裕あるところから権利を買って、排出することができるようにすることである。

制限を越えて汚染物質を排出したい国や企業が、枠に余裕あるところから排出権を買うという、売買市場で取引する仕組みだ。

 

いきおい、「地球温暖化」に話しが展開していく。

「地球温暖化だって騒ぐけど、あれも怪しいもんだと思うな!」

「地球の波動はかなり長い年月のスパンで揺れているのだから、どうにでも解釈できる変化だよ」

やり取りを聞いているうち、“みんなもそんなふうに感じていたんだ!”とジジは思わずうなってしまった。

「根拠にするデータの使い方も恣意的だし・・・」

「何かを始めたいが為に世論を誘導しているんだろうね」

 

話題は「地球温暖化」から「CCS」にまで及んだ。

「CCSって何かと思ったら、CO2ガスを地中に埋めるっていうじゃないか。『何じゃこれ!』って思ったよ」

「普通に考えて、うまくいくと思えないな。いずれそのガスがどこかから漏れだすとか・・・」

「固体にして埋めるというのならまだしも、ガスのままで岩盤に封じ込めるって言うんだから・・・」

「そのうち次には、埋めた地下のガスが漏れだすから、それを防ぐためにまた何か新たな工事をしなければならないとか、きっと言い出すさ・・・」

「要は、口実を付けてプロジェクトだとか、試験プランとかつくって、係わったところが儲けになればいいんだ・・・」

 

このCCSは、「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」が次世代技術開発として行う事業なのだそうだ。

ここは経済産業省から理事長はじめとして天下りを受け入れている独立行政法人だ。

いま、実証試験を行う候補地を選定するタイミングを迎えている。

その候補にのぼっている自治体から誘致運動が起きているという。

実証試験が誘致されたら、地元への経済効果が見込めるというのが誘致の理由だ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿