ババの家の周りでは新築や中古で入居する若い人が増えてきた。
それに伴って子どもの声もあちこちから聞こえてくるようになった。
おまけに犬を飼う家も増えるから、犬の鳴声や子供たちの声で環境はずいぶん変わった。
おかげで平均年齢が若返った。
ご近所では、少なくとも道路に面してよく顔を合わす10件ほどは、どちらからともなく互いに挨拶を交わす。
それがごみ出しで会っても、家の前を通り過ぎる姿に出くわしても、誰なのかわからないことが多くなった。
引越してきて数年たった今も顔がわからない家も多い。
我が家の新築時は、顔見せがてら両隣数件先と裏手まで挨拶に回ったものだ。
しかし、最近は両隣りくらいしか挨拶回りをしないようだ。
そこから会話もうまれ、顔を覚えてもらう。小さな子供がいたらなおさらだと思う。
年配者なら、どこの誰だかわからなくても、互いに「寒いですね」とか「暑いですね」なんてさしさわりのないことを声かけする。
若い人は自分のほうから声かけをしない。
立ち話のとき近所の人に、「最近の若い人は挨拶しないよね」と耳打ちされた。
挨拶しても無言だったり・・・というものだった。
そういえばババも声をかけたけど、何のリアクションも返ってこなかったことを思い出した。
声をかけて損したな~、なんて思ったものだ。
ババは子供が好きだが、そんな家の子供たちが外で声をあげて楽しそうにはしゃいでいても、声をかける気がしないからおかしなものだ。
おまけに、耳を疑うような注文をつけに来たりされて・・・ストレスが溜まると嘆く人もでてくる始末。
若い人たちのみんながみんな礼儀に欠けているわけではないだろうが、若い人が挨拶しなくなっているのは事実のようだ。
ジジは、ごみ出しのとき若い人にこちらから声をかけたら挨拶が返ってきたよ、と言う。年下のほうから挨拶するのが自然な感じがするのだけど・・・。
ましてや、挨拶しても無言というのは理解を超えている。
近々すぐ近くにまた1件新築の家が建つようだ。
今度はどんな人が住むのやら・・・。
ひるがえって・・・、年配者でも周りの迷惑に鈍感で、注意されても似たことを繰り返す人もいるし。
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