中・台・韓の客を歓迎する雪まつり

さっぽろ雪まつりに行って来た。
ジジが中心部の病院で定期的に検査を受けている。丁度雪まつり期間だったのでババも付いて行って、検査が終わったあと雪まつり会場へと移動することにした。

家を出る前になって急に雪がボタボタ降ってきた。
こんな調子で降られてはせっかくの雪像がかわいそう・・・と思った間もなく、急に晴れた。
先にススキノ会場に行った。ここには氷の彫刻がずらりとならんでいる。
繊細に美しく仕上がっている彫刻の像はすばらしい。
ここに雪が降り積もってしまっては、氷の透ける面と凹凸が見えなくなってしまうだろう。

そこから大通り会場に移動したが、やはり平日にしてはけっこうな人出だった。
足元の雪が少し溶けていた。ツルツル路面よりは歩きやすかった。

今年は第62回なのだそうだが、メイン会場はやはり見ごたえのある雪像が多い。
キタキツネやシマふくろう、さざえさん一家。
サザエさん一家はかなり大きな雪像で、立ち止まってカメラを向ける人が多かった。
中国の世界遺産も見ごたえがあった。いつもながらの繊細な模様に感心する。

行きかう人や歩いている横から、日本語でない言葉が聞こえてくる。
中国や韓国の建物などをテーマにした大雪像や大氷像が造られているし、中国語や韓国語の表示が例年になく増えていた。
中国、台湾、韓国の観光客を呼び寄せようと努力しているのが感じられた。

北海道日本ハムファイターズに入団の斉藤佑樹の雪像前では、カメラにおさまる人が多くて人気者だった。
市民が作った雪像の中では一番人気だろう。
もちろんババもその前でピースサインをして写真におさまった。

歩いていてもあちこちの露天からいい匂いがしてくる。匂いに負けて建物の中で暖をとりながら甘酒と芋もちを食べた。

帰宅後、テレビをつけたら雪まつり会場はけっこうな雪が降っている。
いいときに見てきたものだと思った。