竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

村での仲間作り。

2009-08-26 07:03:16 | 田舎暮らし
夜、我が家よりかなり上に住んでいる人のところに、遊びに行った。
彼は木工が好きだが、普通の机や椅子を作るよりも、
木の根や幹を利用して、ちょっと変わったものを作りたがる。
作品はどれもいまいちなので、自分ではいまいち工房と名乗ってる。
 
あんまり上手な人より、これぐらいなら私にも作れるかも、
と思わせる方が私の計画にぴったり。
世話好きだし、無私で動く人、
年もほぼ同じで、仲間としては最高の人物だ。
 
我が家の下の家は木工轆轤をやる人、
今親類に取り込みがあって、ちょっとしか話が出来なかったが、
落ち着いたら三人で話し合うことになっている。
 
掛川の図書館の中に大きなギャラリーがあり、
市役所の社会教育課あたりの推薦があれば、
無料で借りられるという。
 
そこで三人で展示会を開く。
わが村に来て、こういうものをいっしょに作りましょうとアピールするわけだ。
出来合いのものを買うのではなく、
いまいちでも、作るのを楽しむ、
それは掛川市が目標にしているスローライフの精神でもある。
 
実は山の暮らしはもともとスローライフそのもの、
スロー過ぎて時代に遅れちゃったのだから、
ここは一つ、スローを売り物にして行こう、そんなことを考えている。
 
来月掛川に来たときは、二人とも図書館に行ったことがないというので、
まず図書館に行って会場をみてから、社会教育課に行くつもりだ。
 
実は地域の小学校は来年3月で廃校になってしまう。
村はさびれる一方だ。
キャンプ場があったり日帰り温泉が出来たりしても、
町の人にはよくても、地域の発展には繋がらなかった。
 
私たちの小さな試みはどうなるか分からないけれど、
私が大好きなこの村が、元気になってほしいと思っている。
 
 
下の写真はイギリスのフットパスを歩いたとき、
野に咲いていた花。日本に似た花のあるものを選んだ。
 
一昨日の日記のタカネグンナイフウロにそっくり

マツムシソウにそっくり。スカピオサだ。
 
帰化植物にありそうですね。