竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

盆踊り

2009-08-02 03:25:17 | 日記

今日と明日は地元の商店街主催の盆踊り大会です。
大好きな盆踊りを踊れるのは一年のうちこの二日だけ。
毎年太鼓の音が聞えると、浴衣に着替えて一人で出かけます。

会場は道路を歩行者天国にしてやぐらを立て、紅白の幕を張り、
提灯を張り巡らせます。
屋台店も出るので子供連れが大勢集まります。
都会の盆踊りはどこも同じでしょうか、
踊る人より見る人の方がずっと多いのです。 



私は毎年踊っているので、
女性たちの中に男性は私一人でも、平気で踊りを楽しめます。
傍から見れば変な男かもしれません。そう、変なのです。
踊る女性たちも顔なじみで、同級生もいたりします。

この五年の間毎年、素敵な浴衣を着て一人で現れて、
知り合いも無い中で踊る、若いきれいな女性がいました。
踊りも慣れてしなを作るのではなく、
きりっとすっきり踊るので、とても目を惹く人でした。

私も浴衣を着て一人で参加しているので、言葉を交わすようになり、
踊りの終わりには「また来年お会いしましょう」と言い合って別れました。

その人が今年は現れませんでした。
名も知らず、家も知らず、ただ静岡県の清水出身、
バレーを習って踊っていたことだけ聞いています。
明日もう一晩ありますが、多分来ないでしょう。

若い女性が毎年一人で踊りに現れることが、
むしろ不思議ですよね。
きっといろいろ変化があったのでしょう。
今年はちょっと淋しい盆踊りになりました。