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ボルネオ・キナバル山、ドンキーヘッドピーク
このブログで書いてきたアイヌ文化と宮古島文化は
100キロマラソン参加に関連して、
ほんのちょっと触れただけですが、
自分の中では、かなり大きな比重を占めています。
宮古島の民謡を三線で歌うことと、
アイヌのムックリを鳴らすことは、
古代の文化をたずねる旅の、
通奏低音のようなものです。
籠を編むことも、私の中では古代文化を訪ねることでもあります。
独特の網代編みの背負い籠を編んだボルネオのペナン族は、
キナバル山の登山ガイドをしているドウスン族とともに、
原マレー族と呼ばれる人々です。
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右がドウスン族のガイド
人類学者の川田順造は、
2万年ほど前の東南アジアのスンダ大陸から、
日本へと繋がる古モンゴロイドの移動があったのではないか、
と考えています。
ドウスン族は、個人的な印象ですが、日本人に良く似ています。
歌と籠の研究を通じて、
そんな遠い古代を訪ねる、そんなことができたら、と
夢見ています。
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ドウスン族の家の竹の壁