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ハブのオーバーホール

2011年08月26日 | MTB[メンテナンス]
 手持ちの古い105ハブをオーバーホールしました。
 
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 このハブは、十年ほど前まで乗ってたクロノスに付いてきたホイールのモノです。
  
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 このホイール、よくよく見ると・・・
 
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 リムがカンパニョーロでした。
 
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 Campagnolo OMICRON ?ご覧の通りリムはかなり削れており、穴に落ちて断面が開いている部分もあるので捨てちゃいます。
 
 今度組むホイールのベンチマークにする為、このホイールの質量を測っておきます。
 
◎Ftホイール
  リム:Campagnolo OMICRON
  ハブ:SHIMANO HB-5500(105)
  スポーク:Φ2.0mm Straight
  質量:865g
 
◎Rrホイール
  リム:Campagnolo OMICRON
  ハブ:SHIMANO FH-5500(105)
  スポーク:Φ2.0mm Straight
  質量:1025g
 
 まずはFtハブから開けてみます。
 
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 水が入ってしまったのか、茶色くなっちゃってます。スポークの「N」ってどこのメーカーなんでしょう?
 
 パーツクリーナーで綺麗にしました。
 
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 反対側。
 
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 玉押し。
 
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 少し虫が喰ったような状態。ベアリングも曇ったような状態でしたが、まあ実用上の問題は無いでしょう。
 
 ココで登場するのが、
 
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 高性能グリスの重技汁(お徳用)
 デュラの小瓶と大きさを比べるとこんな感じ。
 
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 結構ゆるい感じですが、これがイイんだ。
 
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 ワンもベアリングも傷んでいましたが、玉当たりをベストセッティングにすると、ツーーーーーっといつまでも回ってます。
 
 重技汁グッ
 
Sany0056
 
 次はRハブ。こちらはかなり状態が良いです。
 
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 フリー側カップ&コーン。
 
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 フリー側のワンには、パーツクリーナーを吹きかけない方が良いです。
 私は思いっきり吹きかけてしまって、ワンとフリーボデーの隙間からラチェット内にクリーナーが入ってしまい、ラチェットが「しっかり脱脂したゼイ カラカラカラ~」って音がするようになってしまいました。
 仕方ないので、スプレーグリスを吹き込んでおきました。
 
 フリーとハブの合い面。三ツ矢マークのスポークってどこのメーカーなのでしょう?
 
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 フリーと反対側のカップ&コーン。
 
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 ご覧の通り状態が良いので、玉当たり調整を適当なところで妥協しても、良く回ります。
 
 リムもスポーク使わないので、スポークをバチバチ切ってしまいます。
 
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 ハブを磨いて出来上がり。
 
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 黄色と青のGTロゴのようなロゴデザインも味があります。
 


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