![broken_tooth_1s broken_tooth_1s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/f0/e476d48092f84ac88ac0874751d982ca_s.jpg)
[やってはいけないこと(その1)]
ペダルにトルクを掛けながらのシフトチェンジ。
例えば、登り坂に入ってから、「あっ、ギア重すぎた。シフトダウンしなきゃ。」 カチッ。ガチガチガチ! 「ええい!落ちろぉ!」 グイ!グイ!(とペダルを無理漕ぎ。) ガチャン!「おお、落ちた落ちた」 クルクルクル・・・。
はい。やっちゃいました。コレで歯が曲がっちゃたンですね。シフトミスをした時は、素直に止まってギアを落としましょう。
ちなみに、チェーンを掃除しながら確認したところ、チェーンの捩れ等の異常はありませんでした。普通チェーンが先に逝ちゃうと思うンだけど。
何故この作業、自転車屋さんじゃないと出来ないかと言うと、レイン2に付いているレースフェィスのクランクってガンガン叩かないと外れないンですよね。アパートでガンガンやる訳にはいかないし。
![broken_tooth_2s broken_tooth_2s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/f0/51600bce6284f405a22ae9d84afa4ddc_s.jpg)
[やってはいけないこと(その2)]
力任せの変形部品の修正
![broken_tooth_3s broken_tooth_3s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/00/5d3cd7c63b5be9f4e326e1c93858dd2b_s.jpg)
![broken_tooth_4s broken_tooth_4s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/3e/041c94ff7c382f0c723c1eba6cece347_s.jpg)
![exchange_of_rings_1s exchange_of_rings_1s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/2a/06d17987a4d16cb8dda1521ccab466ac_s.jpg)
先ずは折角バラしたので、いつものようにお掃除。食器用洗剤で洗っちゃいます。ついでに「サリーちゃん」用に持ってきたDMRのチェーンも洗います。
私の場合、この「ついでにお掃除」が多いから作業が先に進まないンだろうなぁ。しょうがないです。性分ですから。
![exchange_of_rings_2s exchange_of_rings_2s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/5d/f45ce5b79f18910454194a5b17754307_s.jpg)
ところで、何故ボルトにグリスを塗るかというと。
①各ボルトネジ部の摺動抵抗のバラツキを少なくして(各ボルトの「滑りやすさ」≒「締めやすさ」を同じに近づける。)、各ボルトの軸力のバラツキを小さくする。
②ネジ部の摺動抵抗を小さくして(「滑りやすさ」≒「締めやすさ」を小さくして)、ボルトの軸力を出しやすくする。
と言う目的があります。(と、私は理解しています。)
それから、「軸力」という言葉を他の記事でも使ってきましたけど、全然説明してませんでした。ボルトの「軸力」とは、「ボルトとナット(ネジの雄雌)が部品を締め付ける力」(正確には、その反力としてボルトに入力される力)と理解してもらえれば、おおよそ合っていると思います。
ボルトの締め付け力(「締め付けトルク」と言います。)は、私の場合手検討です。規定の締め付けトルク値は、各部品の取説に書いてあるかと思います。規定値通りに締め付けるにはトルクレンチという工具を使います。フツー持っていないと思いますので、レンチを握る位置×レンチを締める力で検討をつけたら良いかと思います。ここら辺のことはメンテ本に書いてあるので、詳しくはそちらを参照して下さい。(無責任にも説明エネルギー切れ。)
ここで疑問。取説に書いてある締め付けトルク値はグリスを塗った状態なんですかねぇ?グリス有無では軸力が全然違ってきちゃうンですけど。まあ、ネジを壊さないでネジが緩まなければイイんですけど。
話しが逸れましたね。「MTB初心者の方にも読んで頂けるようなブログ」であることを時々思い出して、唐突に説明を入れたりしてます。自己満足になっちゃってるかな?
![exchange_of_rings_3s exchange_of_rings_3s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/3a/e269b83b48a7cd31b27f097f0d468b24_s.jpg)
![exchange_of_rings_4s exchange_of_rings_4s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/b5/b0cb33062866033040daa82b59dcaf65_s.jpg)
![exchange_of_rings_5s exchange_of_rings_5s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/6e/c7931327719ffef9b4a819b9fbc1bc8f_s.jpg)
![exchange_of_rings_6s exchange_of_rings_6s](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/a6/3fd3ee3e8c3c690700475eade92d0142_s.jpg)
でも、その過程が楽しいというのも事実。
実は1x1は私の自転車歴初めての
「ショップにおまかせ」だったんですが
やはり、自分で組み上げないと愛着が違うもんです。
で、私の秘密パーツですが
あまりに芸の無い「踏み切り化」でした。
サーリーのフリップフロップハブに13Tを組み合わせたのですが
予定していたアトミックのディスクアダプターが
在庫終了という事でリアブレーキ無しということになりました(泣
早速近所の公園(大泉緑地)でプチトレイルしてみましたが
結構イケルもんです。
さすがにタイヤがフックワームではツラいものがありましたが(笑
長文スミマセンでした。
>かなり四苦八苦
いや~四苦八苦してます。今日も新たな問題が2件発見されました。ナンかDMRの時より面倒なことになっています。
>ショップにおまかせ
KSKさんがおまかせしたショップは、多分ココかなって勝手に思いこんでいるのですが・・・。ココのショップなら試しにおまかせしたくなっちゃうお店だったからなのでは?プロの仕事を見てみたいって感じ。
私も機会があれば、リンクさせて貰っているMacさんのお店に「おまかせOH」出してみたいです。
>秘密のパーツ
「踏み切り」って固定ギアのことですよね。サーリーのハブってフリーしかないと思っていたんですが、固定もあるんですね。「フリップフロップハブ」って何だか分からなかったもので。
1×1にフックワームと固定ギアって、なんか昔の鉄下駄みたいでイイですね。ところで、コーナリングの時にペダル擦りそうで怖くありませんか?
>長文スミマセン
全然問題ありません。できれば、長いコメントを書いて頂きたいくらいです。
私の方こそ記事もコメントも長文で、最後まで読んで貰えるか心配してます。物事を簡潔まとめることが出来ないンですねぇ。
>ココのショップなら試しにおまかせしたくなっちゃうお店だったからなのでは?プロの仕事を見てみたいって感じ。
こぶさんが想像されている店が何処かはわかりませんが
シングルのオーソリティーと言ってよい
技術的引き出しの多い店長のいる店です。
(シングルに限らず、どの分野においてもそうなんですが)
>フリップフロップハブ
いわゆる「両切り」というタイプのハブのうち、
片側は一般的な1.37”24Tネジのフリー用
片側はそれに固定用のロックリング用逆ネジが付くハブです。
サーリーの場合はいわゆる「フリーハブ」じゃなくて
昔ながらのフリー機構を持たないタイプなんで、
「バック踏み」をしないんなら、
そのまま固定コグを付けてもいいんですが現実的ではありませんね…。
ハブに付くディスクアダプタは
1.37”24Tのネジの切られたものなんですが
さすがにそんな需要は殆ど無いらしく
輸入元でも一度入れただけで終わったみたいです。
なにぶん、90年代前半辺りから去年までの
長いブランクの後に復帰したんで
最近の事情にはトンと疎い物で、
どうしてもオールドスタイルにこだわってしまいます。
(ブランクがあったからこそ「ショップにおまかせ」したんですけど)
なんか個人的報告ばっかりになってしまいましたが
オートマ1x1期待していますので
焦らず、じっくりと納得のいくまで仕上げてください。
では。
>想像されている店
サーリー、SS、地域から、ココのお店かなと勝手に推定してしまいました。(お店のHPを拝見すると、サーリーについて詳しい情報を掲載なさってます。)
KSKさんの活動地域が分かってしまうかと思ったので、お店のお名前は挙げませんでした。
>フリップフロップハブ
勉強になりました。私が持っている古いサンツアーのハブもコレかな?(エンド幅100mmのピストフレーム用)
「フリー側」(と言っていいのかな?)がやたらと回転が重いので、壊れてるのかと思ってました。(壊れてるのかもしれませんけど。)
ココらへんのことは全然分からないので、自分で少し調べて見ます。
>なにぶん、90年代前半辺りから去年までの
長いブランクの後に復帰
私の場合、自転車には90年代前半ごろから乗り始めましたが、通勤、川原のみ。下りを始めたのが00年ごろ、SSに興味を持ってナンチャッテSSのDMRを組んだのがつい2年前、トラックエンドのフレームは今回のサーリーが初めてです。
よって、SS部品についてはシロート同然です。
>オートマ1x1期待していますので、焦らず、じっくりと納得のいくまで仕上げてください。
ありがとうございます。励みになります。
「納得がいく」以前に、物理的に成り立たない問題が多いンですよねぇ。もう投資額的にも心情的にも引き返せない所まで来てしまったので、どうにか仕上げるつもりです。
別に意地になってる訳ではありませんが、自分でもオートマがどんなものになるか楽しみですから。