小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

サドルの表皮貼り替え(1)                        皮を延ばしてみよう

2006年02月03日 | MTB[Orange P7]
Change_of_epidermal_06s
 今まで、P7に使うパーツを綺麗にしてきましたが、サドルにはまだ手をつけていません。ヤフオクで格安で手に入れたselleITALIAのFliteチタンですが、思ったより状態が良かったので、このまま使おうと思ってましたが、やっぱり表皮を貼り替えたくなってきました。

Change_of_epidermal_01s 確かチタニシモのサドル表皮貼り替えに使ったサドルレザーが余ってた筈です。(いま、サーリーが使ってるフライトね) パーツの吹き溜まりから引っ張り出してみました・・・。保管状態が悪かった・・・、くしゃくしゃです。

 どうにか使えるように延ばしてみます。皮を延ばすのに台座として使う適当な板っぺらを探すしますが、見つかりません。私は、自転車以外はなるべく物を持たないシンプルな生活を目指しているのです。部屋も狭いしね。でも、自転車にアパートを占領されちゃってるンですけど。
 仕方がないので、お膳を使って、ご飯は暫く畳の上で食べるか。って思ってたら、ありました。

Change_of_epidermal_02s それも私の足元、プリンターの台に使っているミニお膳です。それにしても、このプリンター、骨董モノですね。これでも買った頃は、今主流のインクジェット式より綺麗な絵が印刷できたのですよ。今ではインクリボンも入手できなくなり、使いきったインクリボンを巻き戻しては印刷しているような状態です。いい加減買い換えなさいって。だってそんなに使わないンだもん。それにPCを先に買い換えたい。

Change_of_epidermal_03s このミニお膳を引っ張り出して、クリップとクランプでサドルレザーを固定します。このクランプ、百円ショップで買ったちゃちいモノですが、ちゃちいなりに使えます。私の加工作業では、何かと活躍してます。
 ただ皮を引っ張って固定しただけでは、皺は取れないと思われるので、皮を柔かくします。確かミンクオイルがどっかにあった筈ですが見つかりません。代わりに20年モノのKIWIのサドルソープを引っ張り出します。皮の汚れ落しですが、柔軟、保湿成分も入っているようです。なんでこんなモノを持っているかと言うと、かつてはこのオジサンも、ダブルの皮ジャンを着てリッターバイクでブイブイいわせてた時もあったのですよ。今では怖くて乗れないけど。
 という訳で、サドルソープをタップリ皮に塗り込み、柔かくなったところで、再度引っ張って固定し直します。そしてこのまま陰干ししておきます。

Change_of_epidermal_04s 一日経ちました。なんか綺麗に延びている感じです。
 どうせ表皮の貼り替え作業の時汚れるので、多少の汚れや染みは放っておきます。

Change_of_epidermal_05s 固定を外してみます。
 おおっ!成功です。綺麗に皺が延びています。一番上の写真の通り、大きさも十分あります。これで、表皮貼り替えが出来ます。