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札幌西郵便局と砂川郵便局でスズムシプレゼント

2015年09月10日 15時27分39秒 | お知らせ
初秋の音色を楽しんで―札幌西郵便局と砂川郵便局でスズムシプレゼント
飼育の達人・塚田哲行さんが今年も大奮闘



 札幌西郵便局(西区山の手5条1丁目、金岩雅信局長)と砂川郵便局(砂川市西1条北3丁目、澤田元局長)で9日、「お客様感謝デー」にちなんで来局者にスズムシがプレゼントされました。両郵便局ともオス2匹とメス1匹、エサのナスビなどを入れた虫かご、飼育方法をまとめたメモと一緒に100セットを用意、来局者は笑顔で受け取り、家路を急いでいました。

 このイベントは、今春、札幌西郵便局から砂川郵便局に転勤した塚田哲行総務課長(52)が手がけました。子どものころから昆虫飼育が好きだった塚田さんは、本格的にスズムシ飼育を始めて現在では石狩市内の自宅で約8000匹を育てています。平成3年から当時勤務していた札幌西局で秋のお客様感謝デー企画として行ったスズムシプレゼントを皮切りに、これまで勤務した郵便局で実施してすっかりおなじみとなっていました。この風情ある企画を高く評価した元上司の勧めもあって、今年は新旧勤務先で実施することにしました。

 札幌西郵便局には、プレゼント開始前から約20人が列を作り、2時間半で用意した虫かご全てを配り終えました。元西区在住で現在住む中央区から一番乗りで駆けつけた70歳代の男性は「新聞の告知で知り、どうしても欲しくて午前6時半に来た」と話していました。
 また、西区琴似に住む中年男性は「毎日郵メールを出しに来るので、プレゼントをチラシで知った。中々結構なことで、若い人にもスズムシの良さを知ってもらいたい」と笑顔で受け取っていました。さらに同区西野在住の老女も「欲しくて欲しくて、娘の車で連れてきてもらった。鳴き声がとても楽しみ」と虫かごを手に目を輝かせていました。

 テレビ局の取材模様を眺めていた金岩局長は「5月から外壁工事で建物が覆われているため、営業していないと思っているお客様も少なくないようです。工事は11月までかかりますので、ご不便をおかけしますが、平常通り営業していますので、どうぞご利用を」と訴えていました。

 一方、砂川郵便局でも15人ほどが並ぶ中、始業時の午前9時から配布を開始、2時間半で100個の虫かごを渡し終えました。塚田課長自ら窓口ロビーで配布に当たり、日曜日に自宅から運んできた手塩にかけてふ化から育てたスズムシを希望のお客様にプレゼントしていました。

 男児とともに虫かごを受け取った若い父親は「その美しい鳴き音を子どもに聞かせたくて駆けつけた。初めて飼うので心配もあったが、飼育の手引き付きで安心」とうれしそうな表情をしていました。塚田課長は「受け取った人々の笑顔を見ると、また来年もと思ってしまう。今年は告知のチラシ用意が遅れたので、次は準備万端で」と意気込んでいました。



 
笑顔で虫かごを受け取る来局者=札幌西郵便局

一緒に渡された飼育方法のメモと郵便局のPRチラシ=札幌西郵便局

来局者にスズムシをプレゼントする塚田総務課長(右端)=砂川郵便局

虫かごを手にした親子連れ=砂川郵便局
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