山鼻郵便局が「飲酒運転根絶」交通安全パレード実施
バイクや軽四輪など78台、旗波作戦に60人
山鼻郵便局(札幌市中央区南16条西15丁目、出口幸一局長)は10月28日、バイクや軽四輪など車両78台が参加して交通安全パレードを実施、市民に飲酒運転の根絶などを訴えました。さらに啓発フラッグやのぼりを手にした社員60人が局周辺で旗波作戦を展開、道行く人々に交通安全を呼び掛けました。
開会式で第一集配営業部の池田嘉孝部長が「コロナの感染が縮小し、年末にかけて飲酒の機会が増えることから飲酒運転に伴う事故が懸念されるため、今回のパレードを企画しました。また、11月1日からは年賀はがきが販売開始となりますが、7日まで配達車両に飲酒運転根絶と年賀はがきをPRするステッカーを張り付けて走行します」とパレードの趣旨を説明しました。
続いて駆けつけた岡崎健一・札幌南警察署長や同署の松岡貞行・交通官、長谷川雄一・交通第一課長、パレードの先頭を走る道警交通機動隊の佐々木裕太巡査部長、上村健太巡査長を紹介しました。岡崎署長は「北海道では飲酒運転根絶に関する条例に基づき防止を訴えていますが、残念ながら今年南暑管内の飲酒運転事案は23件を数えています。配達のプロであるみなさんは運転のプロでもあり、その立場から市民のみなさんに飲酒運転根絶を呼び掛けてほしい」とあいさつ。
出口局長が「心配された雨も参加したみなさんの熱意で止みました。パレードでおおいに飲酒運転根絶を訴えて」とパレードに出発号令をかけました。白バイ2台を先頭にバイク68台、軽四輪5台、トラック2台、最後尾にパトカーの車列が同局発着構内から街頭に繰り出しました。車列は同局から南16条西11丁目を経て南14条西11丁目までの約1㌔を走行、道行くドライバーや歩行者に飲酒運転の厳禁を呼び掛けました。
同局周辺では、社員たちが「シートベルト着用」や「スピードダウン」などと書かれた緑の旗、「飲酒運転根絶」ののぼりを持ち、パレードを見送っていました。
飲酒運転根絶交通安全パレードの開会式
出発を待つバイク
あいさつをする岡崎札幌南警察署長
車列に出発号令をかける出口局長(右端)
街中へ繰り出すパレードの車列
バイクに張り付けたステッカー
交通安全啓発のフラッグ―を持って立つ社員たち