公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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年賀郵便物元旦配達数

2021年01月06日 14時49分38秒 | 写真
道内の年賀郵便物元旦配達数今年も前年比11・2%減る
長期の減少傾向に歯止めかからず


 日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)は1月1日、道内の令和3年年賀郵便物配達数を公表しました。元旦に道内で配達された年賀郵便物は5743万通で、昨年に比べて721万通(11・2%)少なく、減少傾向に歯止めがかかりませんでした。コロナ禍による帰省自粛などで一部に年賀状差し出しが増えるのではとの期待もありましたが、全国でも対前年比1億2964万通(10・1%減)の11億5705万通にとどまりました。

 郵便局ごとの配達部数ベスト5は、昨年と同じ顔触れの①厚別局259万通(対前年30万通減)②丘珠局235万通(同24万通減)③札幌西局215万通(同22万通減)④豊平局207万通(同29万通減)⑤旭川中央局197万通(同26万通減)で、いずれも前年を下回りました。

札幌中央郵便局で箕浦尚美絵手紙展始まる

2021年01月04日 18時19分12秒 | 写真
我家に届いた『モ~れつに幸せ』絵手紙年賀状展
札幌中央郵便局で1月4日から始まる


 日本絵手紙協会公認講師の箕浦尚美さんが、自身に配達された年賀状を「我家に届いた『モ~れつに幸せ』絵手紙年賀状展」と題して1月4日から札幌中央郵便局の窓口ロビーで開いています。札幌市内などで開いている教室の受講生、絵手紙を通して交流している全国各地からの年賀はがき250点を展示、来局者の目を楽しませています。

 会場正面には大きな用紙に書かれた「ようこそお越し下さいました。日常が一変した今日ですが、今年も変わらず年賀状が届き、幸せなスタートです。人との距離が求められている今、『心の距離』は近づけて過ごしたいです。手紙なら密にならず、大切な人の所まで泳いで遭いに行けます。(略)絵手紙で大切な人の心に寄り添ってみませんか」の歓迎文が一際目立ちます。

 丑年の元旦に届いた年賀はがきの中から選んだ220枚は、札幌や美唄、三笠で指導する絵手紙教室の受講生、日本絵手紙協会の活動で出会った全国の仲間たちから寄せられました。このほか12年前の丑年に来た年賀状の中から30点も展示、どのはがきにも明るく、新年を迎えようという絵と言葉で語り掛ける心がこもっています。

 展示されたはがきの間には、同協会が初心者に呼びかける「ヘタでいいヘタがいい」や「絵手紙は絵と字と言葉で自分表現」など、11ヵ条も掲出されています。窓口を訪れた市民たちが熱心に見入っては、居合わせた箕浦さんやお手伝いに駆けつけた受講生と話し込む姿も見られました。15日まで。


 
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250点の年賀状が並ぶ会場

12年前の年賀状の数々


札幌中央郵便局で年賀配達出発式

2021年01月04日 17時12分10秒 | 写真
札幌中央郵便局で元旦に年賀配達出発式
コロナ禍の中、イベント抜きで



 札幌中央郵便局(東区北6条東1丁目、立田一実局長)で1月1日、年賀郵便物の出発式が行われました。コロナ禍とあって会場を変更して来賓招待や太鼓演奏、くす玉割りなどのイベントを取り止め、日本郵便㈱北海道支社の長野善仁支社長と立田局長が、出席した110人の社員を激励、集配営業部の社員たちが年賀はがきを満載したバイクや軽四輪で街中に向いました。

 立田局長は「新年開けましておめでとうございます。昨年を振り返るとコロナに始まって、コロナに終わる1年でした。そのような環境の中、皆さまには集配・営業に大きな力を発揮していただき、誠にありがとうございました。12月23日から31日までの9日間、連日超勤対応で年賀戸立てをしていただき、大変ご苦労様でした。そのおかげで本日、1638千通の年賀状をお届けできることになりました。外は冷え込んでいて寒いですが、あせることなく安全運転で、しっかり宛名を確認して配達をしてきてください。今の心と身体のまま無事帰ってきてください。よろしくお願いします」と、配達に向かう社員を気遣いました。

 続いて長野支社長は「皆さん明けましておめでとうございます。12月15日に年賀状の引き受けが始まってから本日に至るまで、社員一人ひとりが一生懸命準備してくれたおかげで、こうして無事に元旦の朝を迎えることが出来たことに、深く感謝申し上げます。本年の年賀状のキャッチフレーズは『このつながりは、一生もの。』です。昨年はコロナウィルス感染症が全世界で拡大を続け、行きたいところに行けない、会いたい人に会えない日々が続きました。だからこそ、これまで以上に人とつながることの大切さを改めて考える1年だったと思います。北海道では今日一日だけでも5743万通の年賀状が配達されることになりますが、その一枚一枚の年賀状が大切なお客さま同士を『つなぐ』重要な役割を担っていますので、皆さんには、事故のないようくれぐれも注意していただきたいと思います。また、本年は日本郵便にとって創業150年の節目の年となります。創業150年のスタートとなる年賀状ですので、最高の笑顔とともにお客さまにお届けしてください。よろしくお願いします」と会社の節目の年であることを強調して思いを訴えました。

 例年とは勝手の違う出発式となりましたが、社員たちはコロナ禍で思いもかけない年始年末になったからこそ待たれる年賀状の配達に表情を引き締めていました。


あいさつをする立田局長

「創業150年のスタートとなる年賀状を最高の笑顔で」と語る長野支社長

職場であいさつに耳を傾ける社員たち

厳しい寒さの中バイクで配達に向かう社員