札幌中央郵便局で元旦に年賀配達出発式
コロナ禍の中、イベント抜きで
札幌中央郵便局(東区北6条東1丁目、立田一実局長)で1月1日、年賀郵便物の出発式が行われました。コロナ禍とあって会場を変更して来賓招待や太鼓演奏、くす玉割りなどのイベントを取り止め、日本郵便㈱北海道支社の長野善仁支社長と立田局長が、出席した110人の社員を激励、集配営業部の社員たちが年賀はがきを満載したバイクや軽四輪で街中に向いました。
立田局長は「新年開けましておめでとうございます。昨年を振り返るとコロナに始まって、コロナに終わる1年でした。そのような環境の中、皆さまには集配・営業に大きな力を発揮していただき、誠にありがとうございました。12月23日から31日までの9日間、連日超勤対応で年賀戸立てをしていただき、大変ご苦労様でした。そのおかげで本日、1638千通の年賀状をお届けできることになりました。外は冷え込んでいて寒いですが、あせることなく安全運転で、しっかり宛名を確認して配達をしてきてください。今の心と身体のまま無事帰ってきてください。よろしくお願いします」と、配達に向かう社員を気遣いました。
続いて長野支社長は「皆さん明けましておめでとうございます。12月15日に年賀状の引き受けが始まってから本日に至るまで、社員一人ひとりが一生懸命準備してくれたおかげで、こうして無事に元旦の朝を迎えることが出来たことに、深く感謝申し上げます。本年の年賀状のキャッチフレーズは『このつながりは、一生もの。』です。昨年はコロナウィルス感染症が全世界で拡大を続け、行きたいところに行けない、会いたい人に会えない日々が続きました。だからこそ、これまで以上に人とつながることの大切さを改めて考える1年だったと思います。北海道では今日一日だけでも5743万通の年賀状が配達されることになりますが、その一枚一枚の年賀状が大切なお客さま同士を『つなぐ』重要な役割を担っていますので、皆さんには、事故のないようくれぐれも注意していただきたいと思います。また、本年は日本郵便にとって創業150年の節目の年となります。創業150年のスタートとなる年賀状ですので、最高の笑顔とともにお客さまにお届けしてください。よろしくお願いします」と会社の節目の年であることを強調して思いを訴えました。
例年とは勝手の違う出発式となりましたが、社員たちはコロナ禍で思いもかけない年始年末になったからこそ待たれる年賀状の配達に表情を引き締めていました。
あいさつをする立田局長
「創業150年のスタートとなる年賀状を最高の笑顔で」と語る長野支社長
職場であいさつに耳を傾ける社員たち
厳しい寒さの中バイクで配達に向かう社員