公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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利尻・礼文のオリジナルフレーム切手

2020年04月30日 14時35分24秒 | 写真
5月1日から利尻・礼文のオリジナルフレーム切手発行
自然景観や花をテーマに2種類限定販売

                           

 日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)は、5月1日からオリジナルフレーム切手「島を彩る花々 利尻・礼文」と「彩北の絶景 利尻・礼文」を道内57の郵便局で限定販売します。固有種のレブンアツモリソウなどの花、礼文島の桃岩や利尻島の利尻富士などの観光名所が、美しいカラー写真で収められています。

 「島を彩る花々 利尻・礼文」は、レブンウスユキソウやリシリヒナゲシなど、両島でしか咲かない固有種を含む10種類の花が色鮮やかな切手となっています。「彩北の絶景 利尻・礼文」は、礼文島から見える朝焼けの利尻富士や利尻島の沓形港から見える利尻富士など、観光スポットのカラー写真が使われています。

 切手の画像は、地元在住のアマチュアカメラマンや郵便局社員、その家族が提供しているほか、礼文町主催のフォトコンテスト入賞作品も一部含んでいます。今回は自治体の協力でご当地マスコットキャラクターも登場、礼文町の「あつもん」、利尻町の「りしりん」、利尻富士町の「りっぷくん、りっぷちゃん」が、各台紙を飾っています。

 「島を彩る花々 利尻・礼文」は、63円切手10枚構成で1シート1220円、「彩北の絶景 利尻・礼文」は、84円切手10枚で1シート1330円となっています。稚内市をはじめ地元の礼文町や利尻町、利尻富士町、豊富町、幌延町、浜頓別町、中頓別町、枝幸町、猿払村の全郵便局を含め道内57の郵便局で限定販売されます。



 
両島の花でつづる「島を彩る花々 利尻・礼文」

観光スポットを集めた「彩北の絶景 利尻・礼文」


士別郵便局が幼稚園に絵本贈る

2020年04月21日 16時15分06秒 | その他
士別郵便局が幼稚園児との交流願って絵本プレゼント
ポスト清掃中止でも「郵便局を忘れないで」と


 士別郵便局(士別市大通東9丁目、渡部穣局長)では、40年以上にわたって郵政記念日とポスト愛護週間にちなんで幼稚園児がポスト清掃活動を行っています。ところが今年は新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、渡部局長は「郵便局を忘れないで」との願いを込めて絵本を幼稚園に寄付しました。

 同郵便局へは毎年4月20日前後、士別幼稚園(同市大通西4丁目、谷温恵園長)の園児たちが訪れ、局舎前のポストを磨き、花束と手作りの記念品が外務社員に贈られてきました。今年も20日に計画されていましたが中止となり、社員たちがガッカリしている様子に渡部局長が「園児たちも同じ思いだろうからお礼に用意した絵本を届けよう」とプレゼントを思い立ったといいます。

 贈られた絵本は、日本郵便オフィスサポート株式会社がフレーベル館から出版した「ゆうびんです!」で、手紙が届くまでの過程を郵便局の仕事を通じて分かり易く紹介されています。2018年11月から全国の郵便局で販売されており、郵便局の窓口業務や手紙の仕分けなどが取り上げられています。

 一方、昨年のポスト清掃後に園児たちからプレゼントされた手作りの交通安全お守りは、社員玄関に掲示されている「連続無事故日数ボード」に飾られ、外務社員から安全運転を後押ししてくれていると好評を博しています。同郵便局では、今後もできる限り子どもたちとの交流を図っていきたいとしています。




士別郵便局が士別幼稚園に贈った絵本「ゆうびんです!」

手紙が届くまでを伝える絵本

園児たちからプレゼントされた交通安全お守り


逓信従業員殉職碑の献花式

2020年04月18日 11時42分52秒 | その他
北海道郵政の遺産・逓信従業員殉職碑で恒例の献花式
新型コロナの影響で長野支社長ら2人が出席



 北海道の郵政事業史上で業務中に亡くなった先人たちの霊を慰める逓信従業員殉職碑で4月17日、日本郵便㈱北海道支社の献花式が行われました。例年はグループ各社とOB組織の代表が出席しておこなわれていましたが、新型コロナウィルスの影響で長野善仁支社長と澤田元総務・人事部長の2人が碑前に花束を捧げて黙とうしました。

 JPグループの自粛やコロナ問題で実施の是非をめぐる論議はあったといいますが、北海道郵政の遺産とも言うべき殉職碑の献花は歴史をつなぐ上で欠かせないとして、例年通り郵政記念日(20日)を前に行われました。札幌市中央区の円山公園内にある慰霊碑前で、森薗行久総務担当部長から昭和5年に建立された慰霊碑の経緯やこれまでに701柱が納められていることなどが説明されました。

 従来は北海道地方郵便局長会や㈱ゆうちょ銀行北海道エリア本部、㈱かんぽ生命保険北海道エリア本部、日本郵政㈱北海道施設センターのトップ、北海道郵政退職者の会・郵雪会、(公財)通信文化協会北海道地方本部の代表が欠かさず出席、献花してきました。しかし、今年は長野支社長と澤田部長のみの献花でしたが、爽やかな青空の下に毅然と立つ慰霊碑は、志半ばの先人たちが厳しい環境に立ち向かう社員たちに無言のエールを送っているように思えました。


 
円山公園内に立つ逓信従業員慰霊碑

森薗担当部長(右端)の説明で始まった献花式

敬虔な面持ちで献花する長野支社長

花束を手に碑前にたつ澤田部長


仁木郵便局がお客さまロビーにバス待合室開設

2020年04月03日 14時20分52秒 | その他
仁木郵便局がお客さまロビーをバス待合所に開放
仁木町との包括連携協定の1つとして




 仁木郵便局(余市郡仁木町北町4、上山大輔局長)は、4月からお客さまロビーをバス待合室として利用者に開放しています。現時点で利用時間は平日の午前9時から午後5時までとなっていますが、バスを利用する町民ばかりか運行しているバス会社からも喜ばれています。

 冬期間や天候の悪い日に訪れた町民から「中でバスを待ってもよいか」と尋ねられることがあった上山局長は、仁木町との包括連携協定定例会議の席上で、「当局はバス停の真ん前にあり、窓口ロビーも比較的広いので、バス待ちのお客さまに使っていただければ、雨風や寒暖をしのげ、地域の方々に喜んでいただけるのでは」と提言しました。それを受けて路線バスを運行する北海道中央バスも検討し、バス停にお知らせ文を張り出すなど周知に力を入れています。

 3月30日には佐藤聖一郎町長が視察に訪れ、渡辺和幸地区統括局長(朝里)や工藤健一副統括局長(小樽長橋)、大野剛嗣部会長(銀山)と懇談し、バス停スタンドを見ながら「地域住民にとってはありがたいサービス」と感謝していました。

 同郵便局では、局舎前に告知用の大きな看板を設置してPRするとともに、将来的にはATMコーナー横の空きスペースもあるため、管理会社との調整を進めて平日以外の開放も前向きに検討したいとしています。



 
バス待合所のスタンドでと写真に納まる左から渡辺統括局長、佐藤町長、上山局長、後列左から大野部会長、工藤副統括局長

局舎前の告知用看板

中央バスがバス停に取り付けているお知らせ文