公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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澄川幼稚園で敬老の日にちなみ手紙差出式

2015年09月28日 14時34分45秒 | お知らせ
澄川幼稚園で敬老の日にちなみ手紙差出式
園児92人が笑顔で祖父母にお便り


 敬老の日(9月21日)にちなみ澄川幼稚園(札幌市南区澄川3条3丁目、米永登園長)で16日、園児たちが祖父母にあてた手紙の差出式が行われました。札幌南郵便局(辻口恭明局長)と札幌澄川駅前郵便局(上正路信一局長)が、初めて企画したイベントで園児たちも手紙を集めに来た赤い郵便車と記念写真を撮って大喜びしていました。

 同幼稚園では、敬老の日行事として祖父母へのお便り差し出しを続けており、昨年までは園児たちが幼稚園近くの郵便局を訪れ、ポストに差し出してきました。そうした話を耳にした辻口局長と上正路局長は、郵便局側から幼稚園に出かけて手紙を受け取ることで子どもたちを喜ばせることにしました。

 当日午前10時半に赤い郵便車が同幼稚園に駆けつけると、92人の園児たちは拍手と歓声で出迎えていました。保育士の指導でおじいちゃん、おばあちゃんにあてた手紙、はがきを差し出した園児たちは、郵便車を囲んで記念写真に収まりました。子どもたちは興味深げに郵便車の運転席をのぞいたり、笑顔で手紙を詰めた集配営業部社員のかばんに触れるなどしていました。



赤い郵便車を囲んで記念写真に収まる澄川幼稚園の園児、保育士たち
 

札幌で社員のための文化講演会「企業の広報活動について」開催

2015年09月16日 15時17分42秒 | お知らせ
記者が喜ぶ プレスリリース」をテーマに北海道新聞の渡辺女史が熱弁
15日に札幌で社員のための文化講演会「企業の広報活動について」開催
120人が熱心に耳を傾ける


 公益財団法人通信文化協会北海道地方本部(中田英治本部長)は9月15日、札幌グランドホテルで岡野裕基金記念講演会シリーズの一環として社員のための文化講演会「企業の広報活動について」を開催しました。講師に招いた北海道新聞社NIE推進センター委員の渡辺多美江さんが、企業広報活動に関連した「記者が喜ぶ プレスリリース」をテーマに、マスコミ向け報道メモづくりの秘訣を伝授しました。

 北海道地方本部ではこれまで毎年1回、帯広市や釧路市、大空町、由仁町、置戸町と共催で文化講演会を開いてきました。今年は社員のために活動する通信文化協会として、利用者への情報発信力が欠かせない広報活動に焦点を絞り社員対象の講演会を企画しました。この企画趣旨に日本郵便㈱北海道支社(中江紳悟支社長)も呼応、防犯担当局長等会議の日程に合わせて研修の一環として開催日を設定しました。
 会場には、単独マネジメントの局長や総務部長、エリアマネジメントの副統括局長、北海道支社などから約120人が詰めかけました。司会を務めた北海道支社の北野直人総務担当課長が、講師の渡辺さんが北海道新聞初の女性支局長として夕張に赴任、小樽報道部デスクなど外勤・内勤記者生活各15年をおくり、本社編集本部委員から今年7月に現職就任までの経歴を紹介しました。さらに学校などで新聞を教材として活用するNIE活動に触れ、渡辺さんも委員として出前授業や講座で活躍していると説明しました。

 講演の中で渡辺さんは、企業が発信するプレスリリースはCMだとし、新聞やテレビを問わず記者を忙しいお客さまととらえ、その心をいかにつかむかが肝要と切り出しました。その上で日本郵便㈱北海道支社と大型小売店業者の出したプレスリリースを元に記者の飛びつきやすい具体的な作り方などユーモアを交えながら紹介しました。

 また、伝えたい情報を正確に記し、相手によって書き方を変え、書き方によっては間違いを誘発するといった要点をあげ、例えば「道内初」や「売り上げ新記録」などのニュース性、あるいはタレントや人気キャラクターによる話題性などの重要性を強調しました。加えて資料写真やイベント写真の用意、問い合わせ先には担当者名や電話番号が不可欠なことを伝えました。

 最後に発信には時期の判断も大切で当日に大きな行事やニュースがないほうが記者も来やすく、記者の取材スケジュールから1週間より少し前にリリースを流すことが得策などと語っていました。長年の記者生活に基づいた渡辺さんの実践的な話の数々に参加者たちも熱心にメモを走らせ、耳を傾けていました。



記者が喜ぶ プレスリリース」を語る文化講演会

長年の記者生活に裏打ちされた報道資料づくりを説く渡辺さん

秘策の数々を披露する渡辺さんの話を熱心に聞く参加者たち

講演終了後に北海道支社社員から記念品を受ける渡辺さん(左) 

札幌西郵便局と砂川郵便局でスズムシプレゼント

2015年09月10日 15時27分39秒 | お知らせ
初秋の音色を楽しんで―札幌西郵便局と砂川郵便局でスズムシプレゼント
飼育の達人・塚田哲行さんが今年も大奮闘



 札幌西郵便局(西区山の手5条1丁目、金岩雅信局長)と砂川郵便局(砂川市西1条北3丁目、澤田元局長)で9日、「お客様感謝デー」にちなんで来局者にスズムシがプレゼントされました。両郵便局ともオス2匹とメス1匹、エサのナスビなどを入れた虫かご、飼育方法をまとめたメモと一緒に100セットを用意、来局者は笑顔で受け取り、家路を急いでいました。

 このイベントは、今春、札幌西郵便局から砂川郵便局に転勤した塚田哲行総務課長(52)が手がけました。子どものころから昆虫飼育が好きだった塚田さんは、本格的にスズムシ飼育を始めて現在では石狩市内の自宅で約8000匹を育てています。平成3年から当時勤務していた札幌西局で秋のお客様感謝デー企画として行ったスズムシプレゼントを皮切りに、これまで勤務した郵便局で実施してすっかりおなじみとなっていました。この風情ある企画を高く評価した元上司の勧めもあって、今年は新旧勤務先で実施することにしました。

 札幌西郵便局には、プレゼント開始前から約20人が列を作り、2時間半で用意した虫かご全てを配り終えました。元西区在住で現在住む中央区から一番乗りで駆けつけた70歳代の男性は「新聞の告知で知り、どうしても欲しくて午前6時半に来た」と話していました。
 また、西区琴似に住む中年男性は「毎日郵メールを出しに来るので、プレゼントをチラシで知った。中々結構なことで、若い人にもスズムシの良さを知ってもらいたい」と笑顔で受け取っていました。さらに同区西野在住の老女も「欲しくて欲しくて、娘の車で連れてきてもらった。鳴き声がとても楽しみ」と虫かごを手に目を輝かせていました。

 テレビ局の取材模様を眺めていた金岩局長は「5月から外壁工事で建物が覆われているため、営業していないと思っているお客様も少なくないようです。工事は11月までかかりますので、ご不便をおかけしますが、平常通り営業していますので、どうぞご利用を」と訴えていました。

 一方、砂川郵便局でも15人ほどが並ぶ中、始業時の午前9時から配布を開始、2時間半で100個の虫かごを渡し終えました。塚田課長自ら窓口ロビーで配布に当たり、日曜日に自宅から運んできた手塩にかけてふ化から育てたスズムシを希望のお客様にプレゼントしていました。

 男児とともに虫かごを受け取った若い父親は「その美しい鳴き音を子どもに聞かせたくて駆けつけた。初めて飼うので心配もあったが、飼育の手引き付きで安心」とうれしそうな表情をしていました。塚田課長は「受け取った人々の笑顔を見ると、また来年もと思ってしまう。今年は告知のチラシ用意が遅れたので、次は準備万端で」と意気込んでいました。



 
笑顔で虫かごを受け取る来局者=札幌西郵便局

一緒に渡された飼育方法のメモと郵便局のPRチラシ=札幌西郵便局

来局者にスズムシをプレゼントする塚田総務課長(右端)=砂川郵便局

虫かごを手にした親子連れ=砂川郵便局

NPO法人エゾシカネット主催「札幌きたシカまつり」開催

2015年09月07日 15時09分49秒 | お知らせ
NPO法人エゾシカネット主催の「札幌きたシカまつり」
9月6日に北区民センターで開催


 NPO法人エゾシカネット(水沢裕一理事長)主催の「札幌きたシカまつり」が9月6日、北区民センター(北区北25条西6丁目)で開かれ、参加した41人の親子が初めてお披露目された「エゾシカポルカ(体操)」の習得に取り組んだほかシカ角の加工などを体験しました。

 エゾシカネットは、今年3月に札幌消費者協会の研究会を母体に立ち上げ、食害などで社会問題化しているエゾシカの活用について食肉ばかりでなく文化としてや社会教育など幅広い取組みを探り、実践するべく活動しています。8月7日にはサッポロさとらんどで「エゾシカ教室」を開催、親子連れが鹿肉料理や角の加工品づくりを楽しんでいました。

 今回は大人500円、子ども200円の入場料制で、午前10時から天使大学看護栄養学部の荒川義人教授による「地産地活、食料資源としてのエゾシカ肉の活用」をテーマに第1部の講演から始まり、エゾシカによる全道の農業被害の実態を皮切りに生態や食肉としての優れた面などが紹介されました。

 第2部の「エゾシカを楽しもう」では、健康運動指導士の広山智津さんが考案した「エゾシカポルカ(体操)」を披露し、参加者全員で狩猟場面からシカの逃走などを盛り込んだ1分5秒の体操に挑戦し、参加者たちは笑顔で身体を動かせていました。このほかシカ角の加工体験では、渡辺郁雄理事の指導で参加者がグラインダーで角を磨き、キーホルダーを作るなどしていました。

 エゾシカネットには、シニア会員の森悟さんが副理事長として活動しており、通信文化協会北海道地方本部では地域対策面から支援しています。


 
参加者たちが楽しく取り組む「エゾシカポルカ」

加工体験でグラインダーで角を磨く参加者たち

レバンガ北海道が念願の新リーグ1部入り

2015年09月01日 10時11分43秒 | お知らせ
レバンガ北海道が念願の新リーグ1部入り
8月29日のJPBL記者会見で川渕チェアマンが発表
オフィシャルスポンサーの日本郵便㈱北海道支社も支援



 男子バスケットボール・ナショナルリーグ(NBL)のレバンガ北海道は、現行の2つのリーグが統合して来年秋に開幕する新リーグ1部への参入が決まりました。ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)が8月29日、参入のネックとなっていた運営会社の財務基盤の強化などがクリアしたとして参入決定が発表されました。

 1部参入にむけては運営会社の北海道バスケットボールクラブ(社長・折茂武彦選手)の債務超過解消、本拠地・北海きたえーる(北海道立総合体育センター・札幌市豊平区)でホーム戦の8割開催実現が課題となっていました。そこで同社は、債務については1億円を株式化してスポンサー企業が取得、残る5千万円を市民や企業などから集めた持ち株会社の出資金増加と株式の追加発行で解消することにしました。さらにホーム戦の開催問題についても、施設の「北海きたえーる」を所有する北海道の協力を得ることでクリアしました。

 札幌市内のパブリックビューイング(PV)会場で行われたJPBL記者会見の生中継には、折茂選手ら所属選手やファン約120人が詰めかけ、川渕三郎チェアマンの発表に歓喜の声をあげて喜びを爆発させていました。昨年からオフィシャルスポンサーとなっている日本郵便㈱北海道支社でも、参入に向けてファンクラブのバックアップなどにも力を入れています。PV会場には、日本郵便㈱北海道支社の前支社長、佐藤恭市特別教官や細目晋司北海道郵政研修センター所長らも駆けつけ、発表を見守るとともにお祝いのクス球割りに大きな拍手をおくっていました。

 待望の朗報に折茂選手は涙ぐみながら「今後はチーム強化に一層力を入れる。新リーグでもチームプレーに徹し、期待に沿える一員を目指す」と抱負語っていました。


 
念願の1部入りの発表でクス球を割って喜ぶ関係者

お祝いのクス球とともに抱負を語る折茂選手