公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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函館中央郵便局で函館港まつり写真展

2020年07月30日 16時05分18秒 | 写真
コロナ禍中止の「函館港まつり」復活を願って写真展
函館中央郵便局のショーウインドウで



 新型コロナ禍で今年の「函館港まつり」は中止となりましたが、函館中央郵便局(函館市新川町1-6、本田美晴局長)では、来年の復活を願って写真展「COME BACK 港まつり」を行っています。今年の新入社員が達筆を振るって「コロナに負けず、ガンバロロウ!」のメッセージを寄せ、道行く市民も思わず足を止めて見入っているようです。

 ショーウインドウには、函館市や函館国際観光コンベンション協会から借りた過去のまつりの写真9点を掲出しています。夜空を焦がす花火大会やメインパレード「ワッショイはこだて」、名物のいか踊り、花電車などが、函館の夏の一大イベントの様子を伝えています。

 タイトルやメッセージは新人の木立彩香さんが筆を執り、女性社員のグループ「レディースプロジェクト」と総務部メンバーが協力、夏祭りらしくうちわやイラスト画でレイアウトしています。29日から8月11日まで展示、1日から5日までは午後1時から15分間、いか踊りのテーマソングを流す予定といいます。


新入社員の力強いメッセージと「函館港まつり」の写真


逓信従業員殉職碑を清掃

2020年07月27日 15時46分14秒 | 写真
お盆を前に逓信従業員殉職碑を今年もシニア会員が清掃
7月27日に郵雪会札幌北支部の6人が汗流す



 通信文化協会北海道地方本部(松川俊光本部長)は、シニア会員に呼びかけて毎年お盆前に札幌市中央区の円山公園内にある逓信従業員殉職碑の清掃を行っています。今年も7月27日に北海道郵政退職者の会の郵雪会札幌北支部から会員6人が参加、石碑を磨き上げて花束と黙とうを捧げました。

 殉職碑は、北海道地方郵便局長会の前身組織が道内の郵政関係者などに浄財協力を呼びかけ、昭和5年に現在地に建立しています。これまでに戦時中の殉職職員たちを含む殉職社員701柱が納められ、昭和32年には当時郵政大臣だった故・田中角栄氏が揮毫を寄せています。毎年郵政記念日(4月20日)前に日本郵便㈱北海道支社が献花式を行い、志半ばで亡くなった先人や社員を慰霊、今年も4月17日に長野善仁支社長と澤田元総務・人事部長が献花していました。

 この日は郵雪会札幌北支部から島崎俊廣支部長をはじめや後藤優さん、千葉格さん、北林祐一さん、菅野祐二さん、須藤豊さんら役員が駆け付けました。参加者たちは小雨の降る中、慰霊碑周辺のごみを集め、台座や石碑を拭き清めた後、用意された花束捧げて黙とうしていました。



殉職碑台座を清掃する郵雪会札幌北支部会員たち

碑前に献花する6人

献花・黙とうを終えて記念写真に納まる参加者たち


通信文化協会北海道地方本部の第1回運営委員会開催

2020年07月27日 15時24分03秒 | 写真
通信文化協会北海道地方本部が令和2年度運営委員会開催
5人の新委員に委嘱状を交付して協力要請


 公益財団法人通信文化協会北海道地方本部の令和2年度第1回運営委員会が7月20日、札幌パークホテルで開かれ、人事異動などで新たに運営委員となった5人に委嘱状が渡されました。新型コロナウイルスの感染防止が社会問題となっている中、健康歩く会や新春の集いなどの北海道地方本部が予定している主催行事の実施をめぐり熱心な論議が交わされました。

 今年度から新委員となったのは、中居満㈱ゆうちょ銀行北海道エリア本部副本部長、北海道地方郵便局長会副会長の清水浩之・江部乙郵便局長、同会の木村昌裕専務理事、道央札幌郵便局の中川孝之総務部長、シニア会員代表の石塚繁子さんで、委員長の松川俊光本部長から一人ひとりに委嘱状が渡されました。

 あいさつの中で松川本部長は、グループ各社の協力で会員増強が順調に進んでいることに謝意を述べる一方、コロナ問題で施策が当初計画通りに進まない現状を明かしました。また、グループ各社の架け橋施策として5月に発行した「北のゆう」特別号に触れ、今年度の重点として続ける意向を示しました。さらに来年は郵便事業150周年の節目を迎えることに触れ、過去に成果を挙げたふるさと小包の事例を紹介するなどして「改めて郵便、貯金、保険の3事業一体という原点回帰の考えに思い至って欲しい」と語りました。

 志子田正則事務局長から本部と北海道地方本部の配布資料に基づき今年度の会員増強目標の推移や加入状況などの詳しい説明がありました。その後、健康歩く会や叙勲祝賀会、新春の集い、ジンギスカンパーティー、文化講演会について実施や開催の可否などについて各委員の意見を求めました。

 委員からは「文化講演会で講堂を使うとすれば参加定員が60人以下に制限される」や「新春の集いの地方開催は現地と綿密な打ち合わせが必要」、「叙勲祝賀会や新春の集いは、OBの参加を主体にして、現役はサポートに回るようにしてはどうか」、「幹事局制度の廃止で単独マネジメント局の会員拡大が憂慮される」などの意見が出されました。また、特別号に対して「各社の考え方が判り、シニア会員にも有益だった」との意見が出されたほか、「コロナ禍で閉塞感が強まる中、催しでの集まる機会をなくさない判断も大事」といった声も寄せられました。

 委員会終了後の情報交換会には、顧問の長野善仁・日本郵便㈱北海道支社長、日本郵政㈱北海道施設センターの武藤政雄センター長、㈱ゆうちょ銀行北海道エリア本部の岡田陽子本部長、菊池昭文・道央札幌郵便局長が加わりました。ソーシャルデイスタンシングでの席ではあったが、各テーブルでコロナ問題が及ぶ影響や会社の実情、今後の情勢などについて活発な話が繰り広げられていました。



松川本部長のあいさつで始まった運営委員会

委嘱状を受ける中居㈱ゆうちょ銀行北海道エリア本部副本部長(右)

同じく清水北海道地方郵便局長会副会長(右)

同じく木村北海道地方郵便局長会専務理事(右)

同じく中川道央札幌郵便局総務部長(右)

同じく石塚さん(右)


士別郵便局が開局記念タトウ作成

2020年07月20日 13時36分11秒 | 写真
士別郵便局が「開局120年記念タトウ」を作成
市内のオピニオンリーダーらに贈呈



 士別郵便局(士別市大通東9、渡部穣局長)はこのほど、7月11日の開局にちなんで「開局120年記念タトウ」を作成し、市内のオピニオンリーダーたちに贈呈しました。市立博物館(水田一彦館長)が提供した明治期の局舎の写真などを渡部局長がパソコンで編集し、歴史を伝えるとともに記念日の日付印を押印、100枚を作ったといいます。

 はがき大の専用台紙(記念タトウ・非売品)は、明治・大正・昭和の局舎と現在の建物、歩みに加え下士別の郷土史から「戸数が少なく、各線(住宅へ通じる道路の呼称)の入り口に受け入れ箱を設置、住民が交代で隣近所に配った」など明治期の郵便配達の模様も収められています。令和2年7月11日の開局日に2円、70円、110円の切手を使い、日付印とサフォーク種のヒツジの絵などが入った風景印が押印されています。

 記念タトウは、「日頃よりお世話になっている皆さまへ」と題した文書とともに牧野勇司市長や松ケ平哲幸市議会議長、鈴木勉士別市商工会議所会頭といった地元各界の代表たちに贈られました。




士別郵便局開局120年記念タトウ(表)

同(裏)


戦争証言集「私の八月十五日」シリーズ第8巻発売

2020年07月17日 13時53分12秒 | 写真
今人舎(東京・国立市)が戦争証言集「私の八月十五日」シリーズ第8巻発売
道内からも元郵便局長ら3人の証言掲載


 株式会社今人社(東京都国立市)は7月15日、戦争証 言集「私の八月十五日」シリーズの第8巻として小田貴月著『高倉健の想いがつないだ人々の証言「私の八月十五日」』を発売しました。道内から当時101歳で最高齢の証言者でしたが5月に亡くなった青木矩雄・元上平郵便局長、94歳の現在も語り継ぐ活動をしている西野忠士・元美薗郵便局長が体験談を寄せています。

 第8巻は、俳優だった高倉健さん(本名・小田剛一)の養女で株式会社高倉プロモーション代表取締役の小田貴月さんが全国各地の23人を訪ね、直接聞き取りをした戦争体験を載せています。通信文化協会北海道地方本部は、証言者候補の照会に対して西野さんを推薦、昨年11月に小田さんが事務局でインタビューしていました。

 青木さんは、衛生兵としてフィリピン・マニラで任務していましたが、敗戦で米軍捕虜となった経緯を語っています。西野さんは、航空通信兵で満州に渡った後、捕虜となってシベリヤに抑留された厳しい体験を確かな記憶力で振り返っています。

 このほか釧路で終戦を迎えた吉田かおるさん(86歳)の証言に加え、絵手紙講師の箕浦尚美さん=札幌在住=が28年前にテレビドラマの芦別市ロケで文通を始めた思い出話と証言に沿って描いた絵手紙11点が掲載されています。

 高倉さんは14歳の時、故郷の福岡県で終戦の日を迎えた体験談を第2巻に載せています。まえがきの中で小田さんは「高倉の平和への想いを受け継ぎ、聞き取り活動を始めました。収録期間がコロナ禍と重なり、戦時中との共時性を体感しながら命の重み、そして生きる力を学ばせてもらいました」と記しています。
 A5判、192ページ、定価1800円(税別)。


 キャプション
『高倉健の想いがつないだ人々の証言「私の八月一五日」』


恵庭市制施行50周年記念オリジナルフレーム切手発売

2020年07月15日 13時30分31秒 | 写真
恵庭市制施行50周年記念のオリジナルフレーム切手販売
発売前の7月9日に恵庭市役所で贈呈式


 日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)は7月15日、オリジナルフレーム切手「恵庭市制施行50周年記念」の販売を開始しました。発売に先駆けて7月9日、恵庭市役所で切手贈呈式が行われ、石狩地区連絡会副統括局長の小林仁・江別大麻郵便局長から原田裕市長に額装のフレーム切手が贈られました。

 恵庭市は、明治3年に高知藩からの移住者が定住した後、同19年山口県岩国から65戸が漁川沿いに入植して本格的な開発が始まりました。同39年に漁・島松両村が合併して恵庭村が誕生、昭和29年に町制施行、同45年に市制施行となっています。

 今回のフレーム切手は、台紙に昨年開かれた恵庭花とくらし展ファッションショーのキッズモデル3人の写真、記念ロゴマーク、キャッチフレーズ「未来へつなぐ花のまち恵庭50年」が盛り込まれています。切手には、同市内の個人や企業、団体などから提供のあった市の木・イチイや市の花・スズラン、市の鳥・カワセミのほか恵庭岳、白扇の滝、カントリーサインなどの写真が使われています。

 63円切手と84円切手が各5枚に特製A4クリアファイルを組み合わせて1セット1700円(税込み)、セット単位での販売となっています。800セットを発行し、地元や札幌圏など79の郵便局で販売しています。

 贈呈式には、小林局長や副統括局長の松本雅晴・恵庭黄金郵便局長、恵庭部会副部会長の大村和彦・島松郵便局長も出席、同部会長の佐々木敏文・恵庭漁町郵便局長が発行の経緯を述べて市の協力に感謝を伝えました。これに対して原田市長は「新型コロナウイルスの影響で様々な記念事業が出来ないでいる中、美しくきれいな切手という形で祝うことが出来て郵便局関係者に感謝します。市制50周年を市民に知ってもらい、使ってもらえれば」と謝意を語りました。

 引き続き台紙の写真モデルとなった小学生の小野寺結月さん、鈴木楓乃さん、佐々木柚來さんから原田市長に切手と花束がプレゼントされました。3人は「切手の台紙に自分たちの写真が使われてうれしい」と話し、原田市長と記念写真に納まっていました。


オリジナルフレーム切手を手に原田市長(右)と小林局長

贈呈後の記念写真に納まる原田市長(右から2人目)4局長(右から佐々木、村本、小林、大村の各氏)

切手を手に原田市長とキッズモデルたち(右から鈴木さん、小野寺さん、佐々木さん)

恵庭市制施行50周年記念オリジナルフレーム切手

特製クリアファイル


函館中央郵便局で七夕イベント

2020年07月12日 19時43分27秒 | 写真
函館中央郵便局のレディースプロジェクトが七夕イベント
展示の短冊を背に「ぽすくま」と記念写真

                           


 函館中央郵便局(函館市新川町1-6、本田美晴局長)の「レディースプロジェクト」(石井由佳リーダー)は7月7日、近くのこども園児を招き、七夕イベントを行いました。子どもたちは、「ぽすくま」とショーウインドーに展示した自分の願い事をつづった短冊飾りと一緒に記念写真を撮り、お菓子のプレゼントを手に大喜びしていました。

 昨年に続く同プロジェクト発案の企画でしが、今年は新型コロナウイルスの影響で、園児たちの歌や短冊の飾り付けを取りやめました。代わって子どもたちに、事前に願い事を書いた短冊を寄せてもらい、メンバーが筆で書いた「頑張れ函館!コロナに負けるな」というメッセージとともにショーウインドーに展示しました。

 この日は、短冊を寄せた社会福祉法人函館共愛会中央認定こども園(奥本芳子園長)の年長組17人が訪れ、「仮面ライダーになりたい」などと将来の夢が書かれた短冊をバックに写真に納まっていました。日本郵便キャラクターの「ぽすくま」の登場に子どもたちは大はしゃぎ、握手をしてはプレゼントのお菓子を受け取り、笑顔で帰路についていました。



「ぽすくま」と記念写真に納まる園児たち

自分が寄せた短冊を背に記念写真の子どもたち

取材に訪れた記者から願い事を聞かれる園児たち


厚岸町役場で切手贈呈式

2020年07月02日 11時38分56秒 | 写真
厚岸町制施行120周年記念のオリジナルフレーム切手
7月1日に町役場で贈呈式



 厚岸郡厚岸町の町制施行120周年にちなんで日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)は、7月1日から記念のオリジナルフレーム切手を販売しています。初日には町役場で切手贈呈式が行われ、釧路地区連絡会統括局長の佐藤太一・釧路東郵便局長たちが、若狭靖町長に厚岸町観光ポイントなどを紹介したフレーム切手を贈りました。

 寛永年間に松前藩のアッケシ場所が開設されて漁業が盛んになった地域は、明治33年に1級町村制施行で厚岸町として地方自治が始まりました。オリジナルフレーム切手「町制施行120周年記念 厚岸町」は、道の駅「コンキリエ」や町公式キャラクターの「うみえもん」、カキなどの写真を配した台紙に5枚の84円切手が組み込まれています。原生花園あやめヶ原や厚岸湖牡蠣島弁天神社、厚岸夏まつりの獅子舞、別寒辺牛湿原、愛冠岬の写真が使われ、1シート920円(税込み)、シート単位で販売しています。

 贈呈式には、會田周二副町長のほか同地区連絡会郵便副統括局長の前川英樹・イオンモール釧路昭和内郵便局長、福原通雄・本厚岸郵便局長、佐野光宏・尾幌郵便局長、林桂介・厚岸郵便局長も同席しました。佐藤局長から額入りのフレーム切手を受け取った若狭町長は、まちの魅力満載のオリジナルフレーム切手に「道民や道外の方々に厚岸を知っていただく切手を感謝します」と喜んでいました。



額入り切手を手に若狭町長(左)と佐藤局長

贈呈式後の記念写真に納まる出席者たち(左から福原局長、前川局長、若狭町長、佐藤局長、林局長、佐野局長)