公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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乗車券販売で日本郵便㈱北海道支社と網走バスが契約締結

2023年08月31日 11時38分14秒 | 写真
網走市内8郵便局で9月から網走バス乗車券を試行販売
全国初の取組み

 網走市内の8郵便局が9月1日から網走バスの乗車券を試行販売することになり、8月29日に同市内のホテルで契約締結式が行われました。日本郵便㈱北海道支社の淨土英二支社長と、網走バスの小澤友基隆代表取締役社長が契約書を交わしましたが、郵便局と民間バス会社が乗車券の委託販売で連携するのは、全国で初めてのケースです。

 同支社は、JPビジョン2025で掲げる『お客さまと地域を支える「共創プラットホーム」の実現』の1つとして今回のバス乗車券試行販売を決めたということです。販売するのは、同社が運行する予約制の「どこバス」=デマンドバスの4種類の定期券(一般予約用、アプリ予約用、65歳以上一般予約用、62歳以上アプリ予約用)と、3種類の回数券(アプリ予約用、65歳以上一般予約用、65歳以上アプリ予約用)で、取扱期間が来年3月末までとなっています。

 同市内のバス乗車券の販売所は2か所しかなく、販売窓口が増えることで市民の利便性が高まるほか、利用者減で路線の維持が厳しくなっているバス会社にとっても売り上げ増の期待がかかっています。同市内の網走郵便局をはじめ網走大曲局、呼人局、網走南四条局、網走北六条局、鱒浦局、網走駅前局、網走駒場局で取扱います。

 締結式には、水谷洋一・網走市長、網走バスの明神健太・専務取締役、石川恭敬・常務取締役、中秀樹・運輸安全対策室長、徳山大・網走郵便局長、東北見地区連絡会統括局長の鷲尾勝彦・訓子府郵便局長、同連絡会網走部会長の天野悟志・網走南四条郵便局長も同席しました。調印を終えて小澤社長は「乗車券販売個所が増え、市民の皆さまに利用しやすい環境になったと思います。日本郵便様のご協力に感謝します」と謝意を伝えました。

 来賓の水谷市長は「将来にわたる持続可能な地域公共交通の構築が求められている中、網走バス様の予約型バスは先進的であり、今回の締結でより住民サービスの向上につながったのは喜ばしい」と今後に期待を寄せました。

 これを受けて淨土支社長は「民間バス会社から業務を受託し、乗車券を販売するのは全国でも初めての取組です。これからも地域のお客さまの利便性向上に貢献し、郵便局ネットワークの価値をさらに高めていきたいと思います」とあいさつしました。

契約書を手に右から淨土支社長、小澤社長、水谷市長

記念写真に納まる出席者たち(左から中室長、石川常務、明神専務、水谷市長、小澤社長、淨土支社長、鷲尾地区統括局長、徳山局長、天野局長)


花壇コンクールで俱知安郵便局と俱知安北郵便局が入賞

2023年08月30日 15時32分57秒 | 写真
倶知安町内の花壇コンクールでダブル入賞
倶知安郵便局と倶知安北局

 倶知安町花と緑のまちづくり推進委員会主催の第33回花壇コンクール・公共の部で、俱知安郵便局(渡部穣局長)が奨励賞、俱知安北局(田中祐司局長)が特別賞を受けました。同推進委員会の重金忠会長が8月29日に両郵便局を訪れ、表彰状と入賞プレートを贈りました。

 まちづくりの一環として「花いっぱい運動」を展開している同町で、町内の花壇づくりを後押しするため平成3年から花壇コンクールが開催されています。今年は花いっぱい運動を実践している42団体を対象に公共の部や一般の部、フラワーロードの3部門で、同推進委員会が審査しました。小中学校など15団体が参加した公共の部で、両郵便局は令和3年の俱知安南郵便局以来の入賞を果たしました。

 花いっぱい運動プロジェクトリーダーの俱知安郵便局総務部主任の山田市哉さんは「すっかり放置された状態から2年をかけて花壇整備を行い、昨年の2倍にあたる300株を社員8人で6月6日に植えました。今年は暑さで雑草の成長が早く、日々の草むしりなど維持管理に苦労を重ねました。来局者や近所の方々の褒め言葉が励みとなりました」と話しています。

 倶知安北郵便局の田中局長は「倶知安局よりも早くから運動に参加していますが、花壇の規模が小さくて入賞には縁がないと思っていました。社員が毎日交代で水やり、草むしりの管理をしていますが、お客さまを迎える玄関口の美化が美しいまちづくりに貢献できると感じられる良い機会となりました」と喜んでいました。

奨励賞を受けた倶知安郵便局の花壇

入賞プレートを建てた俱知安郵便局の花壇

左から表彰に訪れた重金会長、渡部局長、細海和則総務部長

特別賞を受けた俱知安北郵便局の花壇

表彰状を手にする田中局長


くっちゃんじゃが祭りに倶知安町内3郵便局参加

2023年08月15日 15時24分57秒 | 写真
「くっちゃんじゃが祭り」に倶知安町内3郵便局参加
飛脚姿や明治期の郵便配達制服姿で踊る

 8月6日に倶知安町で4年ぶりに「くっちゃんじゃが祭り」が開催され、メインイベントの「じゃが千人踊り」に同町内3便便局から合わせて30人が参加、飛脚扮した局員も登場し、元気な踊りを披露して町民の目を楽しませていました。

 今年で61回目を迎えた同祭り最大の呼び物「じゃが千人踊り」には、町内会グループのほか陸上自衛隊倶知安駐屯地、後志振興局など19団体が参加、午後6時15分から駅前通りを練り歩きました。倶知安郵便局(渡部穣局長)と倶知安北郵便局(田中祐司局長)、倶知安南郵便局(久保司局長)でも、合同の郵便局チームを編成しました。

 ひときわ目立つチーム名プレートを用意したほか、江戸時代の飛脚衣装や郵政博物館に所蔵されている郵便創業時から明治期にかけて使用された3つの制服を着こ込んだ社員が隊列の先頭で踊り、沿道の観客の注目を集めていました。ゴール後には、文字一志町長から労いと感謝の言葉が寄せられ、参加者たちを喜ばせていました。
 参加のためのプロジェクトチームでリーダーを務めた俱知安局の大石弘明総務部課長は「4年ぶりの参加は、分からないことだらけで準備に苦労しました。踊りも思っていた以上に難しく、練習に力を入れて本番に備えました。お祭りの盛り上げに貢献でき、町民の方々にも喜んでいただけたのが嬉しい」と笑顔を見せていました。

出発前に参加者全員で記念写真

飛脚の衣装や明治期の郵便配達用の制服を着た社員たち

倶知安町の目抜き通りを踊り歩く郵便局チーム


オリジナルフレーム切手「第63回釧新花火大会」

2023年08月10日 13時35分05秒 | 写真
オリジナルフレーム切手「第63回釧新花火大会」販売へ
8月14日から道内85郵便局で

 日本郵便㈱北海道支社(淨土英二支社長)は、8月14日からオリジナルフレーム切手「第63回釧新花火大会」の限定販売を開始します。道内最大級と言われる約1㌔に及ぶナイヤガラなどが売り物の花火大会で、8月16日に新釧路川の河川敷公園で予定されています。

 釧路新聞社が主催する花火大会は、鳥取橋上手緑地公園を会場に新釧路川を挟んだ正面の河川敷から打ち上げられる豪快さが魅力となっています。特に鳥取橋と鶴見橋の約1㌔に渡って流れ落ちる花火の滝(ナイアガラ)は壮観で、夜空に大輪の花を咲かせるスターマインなどとともに釧路の夏の風物詩となっています。

 1シートは84円切手5枚で販売価格946円(税込み)で、シート単位の販売、500シートを発行します。釧路市と釧路町、標茶町、弟子屈町、白糠町、厚岸町、浜中町、鶴居村の全67郵便局のほか、札幌や旭川、函館の3中央郵便局など18局で取り扱います。

 8月15日午前0時15分からは、「郵便局のネットショップ」(https://www.shop.post.japanpost.jp)でも扱いますが、利用には会員登録が必要で、販売価格に加えて郵送料等が加算されます。


 
大輪の花火がデザインされたオリジナルフレーム切手


郵雪会札幌厚別支部が逓信従業員殉職碑を清掃

2023年08月07日 14時54分58秒 | 写真
お盆を控えて今年も逓信従業員殉職碑を清掃
郵雪会札幌厚別支部の4人が汗流す

 お盆を控えた8月7日、札幌市中央区の円山公園内にある逓信従業員殉職碑で北海道郵政退職者の会・郵雪会札幌厚別支部の会員が清掃に汗を流しました。通信文化協会北海道地方本部が毎年夏、OB会員に清掃ボランティアを呼びかけて実施しており、この日も参加者たちが殉職碑を水拭きするなどしました。

 殉職碑は昭和5年、当時の北海道三等郵便局長連合会が音頭を取って逓信関係者から浄財を募り、通信文化協会の前身にあたる逓信協会の寄付金を加えて建立されました。明治期から現在まで業務中に亡くなった郵政職員ら701柱が納められています。日本郵便㈱北海道支社は、毎年郵政記念日(4月20日)前に献花式を行っており、今年も4月19日に淨土英二支社長をはじめグループ各社や北海道地方郵便局長会の代表が碑前に花束を供え、黙とうを捧げました。

 この日の清掃には、三森雄治支部長、藤山徳偉幹事長、濱口利信幹事長代行、吉村正人幹事が駆けつけ、通信文化協会北海道地方本部の兼平芳則事務局長も加わりました。5人は、台座や周辺の枯れ葉などを掃き集め、石碑を濡れタオルで拭き清めるなどし、最後に黙とうを捧げました

ボランティア清掃に汗を流す参加者

清掃を終えた左から藤山さん、三森さん、濱口さん、吉村さん、兼平事務局長


道警釧路本面本部で特殊詐欺撲滅宣言式

2023年08月04日 16時51分04秒 | 写真
道東・オホーツク地方284の郵便局が特殊詐欺撲滅宣言
7月31日に道警釧路本面本部で宣言式


 道内で特殊詐欺の被害が後を絶たない中、道東地方とオホーツク地方にある284の郵便局が、被害の撲滅を目指して啓発活動を強化するため道警釧路方面本部で宣言式を行いました。7月31日の宣言式には、5地区連絡会統括局長と帯広、北見両郵便局長が出席、道警側からは釧路方面本部長や北見方面本部生活安全課の幹部が顔をそろえました。

 釧路警察署内の道警釧路方面本部を副主幹地区統括局長の沼袋浩・芽室郵便局長や釧路連絡会統括局長の佐藤太一・釧路東郵便局長、根室地区連絡会統括局長の山口靖浩・標津郵便局長、西北見地区連絡会統括局長の馬道俊成・紋別北浜郵便局長、東北見地区連絡会統括局長の鷲尾勝彦・訓子府郵便局長が訪れました。さらに日本郵便㈱北海道支社の矢部誠・道東地方本部長、川島道徳・帯広郵便局長、前谷政仁・北見郵便局長も加わりました。

 初めに矢部道東地方本部長が特殊詐欺撲滅宣言に関する経緯など説明した後、沼袋局長が「地域の安心・安全とお客さまの財産をお守りするため、知識・技能向上と啓発活動に重点的に取り組みます」と述べ、高橋靖釧路本面本部長に手宣言書を渡しました。

これを受けて高橋本部長が「みなさまの取り組みが特殊詐欺の根絶に寄与することを期待しています」とあいさつ、今後道警北見方面本部(土屋仁本部長)とともに郵便局との連携を強めて特殊詐欺防止に当たる旨を語りました。

 宣言には、特殊詐欺の被害を防ぐため郵便局員対象の研修を行うことや、ATMでの送金を要求されたら郵便局員に相談するよう呼びかけることなど4項目が盛り込まれ、特殊詐欺被害の撲滅を目指すとしています。

 民間企業が警察に対して特殊詐欺撲滅を宣言するのは道内で初めてで、十勝地方の1市16町2村、釧路地方の1市6町1村、根室地方の1市4町、オホーツク地方の3市14町1村にあるすべての郵便局が取り組みます。

 道内では6月末までに68件の特殊詐欺事件が発生、被害額も約1億4800万円にのぼっています。



高橋道警釧路方面本部長(左)に特殊詐欺撲滅の宣言文を読み上げる沼袋局長

記念写真に納まる宣言式出席者




バルーンフェスティバル記念のフレーム切手

2023年08月03日 14時36分19秒 | 写真
北海道バルーンフェス記念のオリジナルフレーム切手
十勝地方の1市16町2村の全郵便局を中心に

 日本郵便㈱北海道支社(淨土英二支社長)は8月4日、オリジナルフレーム切手「第50回北海道バルーンフェスティバル」を限定販売します。10日から13日まで上士幌町航空公園で開かれる同フェスには、全国各地から53機の熱気球が参加、タスクフライト(気球レース)や体験搭乗などが行われます。

 1974年に全国で初めて同フェスティバルが開催され同町では、例年2月にも「上士幌ウインターバルーンミーテング」が開かれ、熱気球の街として全国に知られています。今回は節目の大会を記念してフレーム切手が作成され、当日はレースのほか毎日午前と午後に係留体験搭乗、11日と12日の午後7時半から10時まで「バルーングロー」が行われ、会場に並んだ熱気球がバーナーの炎で照らし出されてオブジェのように輝く様子が見物できます。

 フレーム切手には、離陸する熱気球やバルーングローの写真をデザインした84円切手10枚で1シート1500円(税込み)、シート単位の販売となっています。帯広市や十勝管内の16町2村の全88郵便局のほか、札幌や旭川、函館、釧路の4中央郵便局、千歳郵便局新千歳空港内分室、北見郵便局で販売されます。

 8月5日午前0時15分からは、「郵便局のネットショップ」(http://www.shop.post.japanpost/jp/)でも扱いますが、利用には会員登録が必要で、販売価格に加えて郵送料等が加算されます。

オリジナルフレーム切手「第50回北海道バルーンフェスティバル」


日高町で切手贈呈式

2023年08月03日 14時07分59秒 | 写真
フレーム切手「Hokkaido Hidaka Vol Ⅱ」を限定販売
日高町の牧場で贈呈式

 日本郵便㈱北海道支社(淨土英二支社長)は7月28日、オリジナルフレーム切手「Hokkaido Hidaka Vol Ⅱ」を限定販売しました。発売初日には淨土支社長と日高地区連絡会統括局長の高松寿光・三石郵便局長が、同町内のYogibo Versailles Stable社を訪れ、牧場での贈呈式で町長代理の戸川貴教総務課長と同社の岩崎崇文代表取締役さんに記念のフレーム切手シートを贈りました。

 今回の切手は、同町内のYogiboヴェルサイユリゾートファームで過ごす引退馬の日常風景を撮影した写真をデザインし、今年3月に発行したフレーム切手の第2弾として作成された。切手の写真には、2005年菊花賞2着のアドマイヤジャパンが、草地に寝ころんでYogiboの商品に頭を預けてくつろぐテレビCMでおなじみのシーンが使われています。

このほか2001年の日本ダービー馬・タニノギムレット、2010年ジャパンカップ優勝のローズクングダム、2016年の中山グランドジャンプを優勝するなど2016年から2022年にかけて障害競馬の一時代を築いたオジョウチョウザン、など8頭の放牧姿が切手に使われています。1シートは84円切手10枚で1330円(税込み)、シート単位の販売で1300シートを発行しました。

 放牧中の馬が草を食む牧場での贈呈式には、丹野知彦・門別郵便局長と関口啓介・富川郵便局長も同席しました。一行は、岩崎代表取締役から同ファームが取り組んでいる引退した競走馬の養育、見学に訪れる競馬ファンの話に耳を傾け、記念写真に納まっていました。

オリジナルフレーム切「Hokkaido Hidaka Vol Ⅱ」

記念のフレーム切手を手に戸川総務課長(中央)、淨土支社長(左)、高松局長

同じく岩崎代表取締役(中央)と淨土支社長、高松局長

記念写真に納まる出席者(前列左から淨土支社長、戸川総務課長、岩崎代表取締役、後列左から桑原真二郎秘書係長、丹野局長、高松局長、関口局長)