網走市で「みんなのお仕事inオホーツク」開催
郵便局のお仕事体験に子どもたち興味津々
子どもたちに郵便局の仕事を知ってもらう「みんなの郵便局inオホーツク」が9月15日、網走市のオホーツク・交流センターエコホールで行われ、同市内の幼児から小学生までの親子連れ約500人が参加しました。子どもたちは、会場に設けられた「窓口ごっこ」や「配達ごっこ」のコーナーを回って郵便物が届くまでの仕事を学んでいました。
このイベントは、2021年度の郵政創業150年を記念した企画で、これまで全国27か所で開催して約2千人の親子が参加しています。道内では旭川市や室蘭市、石狩市で行われ、多数の参加者を集めています。企画内容が高く評価されてリクナビNEXT主催の第9回GOOD ACTIONアワード」(2022年度)、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会主催の「第17回キッズデザイン賞」(2023年度)、一般社団法人日本子育て支援協会主催の「日本子育て支援大賞2024」を受賞しています。
混雑によるトラブルを避けるとともに来場した子どもたちに郵便局の様々な仕事をじっくり体験してもらうためインターネットによる完全事前予約制とし、午前の部(午前10時~正午)、午後の部(午後1時半~3時半)で実施しました。チラシ配布で周知するなどしたため市民の関心も高く、大勢の参加者につながりました。
最初に徳山大・網走郵便局長が開会を宣言、日本郵便㈱北海道支社の淨土英二支社長、東北見地区連絡会地区統括局長の鷲尾勝彦・訓子府郵便局長が歓迎のあいさつの後、参加者とスタッフ全員で記念写真を撮影しました。
制服と制帽を着用した子どもたちは、「窓口ごっこ」で手紙や小包を引き受け、「内務ごっこ」で郵便物に消印を押し、区分する仕事にあたりました。さらに「配達ごっこ」でカバンに入れた郵便物を届けるなど、子どもたちは、郵便局の仕事を通して郵便が届くまでを体験していました。
また、クラフトコーナーでは、シールやカラーペンを使ってオリジナルのゆうパック箱作りに挑戦、子どもたちは楽しそうに「世界にひとつ」の箱作りを楽しんでいました。最後に子どもたちは、仕事ごっこの給料を模擬ATMで受取り、記念品に交換し、操業証を受取っていました。
会場には、キャラクターの「ぽすくま」や「ぽすみるく」、「ぽすじゃむ」のほか、網走ご当地キャラクターの「ニポネ」も駆けつけ、祈念写真撮影に奮闘していました。会場外にはEV郵便車や配達用バイクが展示され、バイクに乘る我が子の写真を撮る保護者が多く見られました。
参加者とスタッフの全員で記念写真
開会宣言の徳山網走郵便局長
あいさつをする淨土支社長
同じく鷲尾訓子府郵便局長
キヤラクターの出迎えで会場入りする親子連れ
慎重な手つきで消印を押す子ども
郵便物の区分けにあたる子ども
ゆうパック箱作りに夢中の男児
模擬ATMから仕事ごっこの給料を引き出し
我が子をバイクに乗せるお母さん