北後志地区郵便局長会余市部会が除雪ボランティア
余市町内の独居高齢者宅2ヵ所で
北後志地区郵便局長会余市部会(部会長・阿部一向赤井川郵便局長)では、余市郡余市町の除雪ボランティアとして登録、毎年町に要請のあった独居高齢者宅の除雪に当たっています。コロナ禍で今年の活動が危ぶまれていましたが、2月13日にメンバー12人が出動し、町内2ヵ所の住宅で除雪に汗を流しました。
5年前から始まった除雪ボランティアでは、町に要請のあった高齢者宅を訪問し、玄関前やベランダ付近の除雪をはじめ屋根から落ちた雪、窓ガラスを覆っている雪を取り除き、氷割りなどを行っています。毎回同部会に所属する余市町のほか古平町や積丹町、仁木町、赤井川村の12郵便局の局長が活動に参加しています。
今年は阿部部会長のほか原田徹也古平郵便局長、杉本厚喜美国郵便局長、吉田洋明野塚郵便局長、上山大輔仁木郵便局長、山口智也余市沢町郵便局長、本庄充余別郵便局長、桂下康雄入舸郵便局長、大野剛嗣銀山郵便局長、長富篤都郵便局長、小林智余市駅前郵便局長、町河賢俊余市モイレ郵便局長が参加しました。全員が町福祉協議会でボランティア行事用保険に加入、ヘルメット着用のうえ準備体操で身体をほぐして大川町と梅川町の住宅に向かいました。
密を避けるため6人ずつ2手に分かれて作業に当たりましたが、高さ2㍍近く山になった雪が前日の暖気の影響で固く締まった状態に加え、屋根から落ちた雪が凍って固まっているなど、作業は難航しました。それでも剣先スコップで歯が立たない所は、ツルハシで割りながら雪を取り除くなど午後0時半過ぎにようやく終了しました。
引き上げる一行にお年寄りは「一人でどうすることも出来ないので、大変助かりました」と安どの表情を見せていました。阿部部会長は「困難な状況下での肉体労働は大変でしたが、全員で汗をかいて一致団結した結果、一体感と達成感を味わうことが出来ました。部会の絆強化にもつながりました」と話し、今後も継続することにしています。
作業開始前に記念写真に納まる余市部会メンバー(2人が遅れて参加)
事前に入念な準備体操
分厚く積もった屋根の雪
山となっていた雪
スノーダンプで何往復も