公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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北後志地区郵便局長会余市部会が除雪ボランティア

2021年02月24日 18時24分26秒 | 写真
北後志地区郵便局長会余市部会が除雪ボランティア
余市町内の独居高齢者宅2ヵ所

 北後志地区郵便局長会余市部会(部会長・阿部一向赤井川郵便局長)では、余市郡余市町の除雪ボランティアとして登録、毎年町に要請のあった独居高齢者宅の除雪に当たっています。コロナ禍で今年の活動が危ぶまれていましたが、2月13日にメンバー12人が出動し、町内2ヵ所の住宅で除雪に汗を流しました。

 5年前から始まった除雪ボランティアでは、町に要請のあった高齢者宅を訪問し、玄関前やベランダ付近の除雪をはじめ屋根から落ちた雪、窓ガラスを覆っている雪を取り除き、氷割りなどを行っています。毎回同部会に所属する余市町のほか古平町や積丹町、仁木町、赤井川村の12郵便局の局長が活動に参加しています。

 今年は阿部部会長のほか原田徹也古平郵便局長、杉本厚喜美国郵便局長、吉田洋明野塚郵便局長、上山大輔仁木郵便局長、山口智也余市沢町郵便局長、本庄充余別郵便局長、桂下康雄入舸郵便局長、大野剛嗣銀山郵便局長、長富篤都郵便局長、小林智余市駅前郵便局長、町河賢俊余市モイレ郵便局長が参加しました。全員が町福祉協議会でボランティア行事用保険に加入、ヘルメット着用のうえ準備体操で身体をほぐして大川町と梅川町の住宅に向かいました。
密を避けるため6人ずつ2手に分かれて作業に当たりましたが、高さ2㍍近く山になった雪が前日の暖気の影響で固く締まった状態に加え、屋根から落ちた雪が凍って固まっているなど、作業は難航しました。それでも剣先スコップで歯が立たない所は、ツルハシで割りながら雪を取り除くなど午後0時半過ぎにようやく終了しました。

 引き上げる一行にお年寄りは「一人でどうすることも出来ないので、大変助かりました」と安どの表情を見せていました。阿部部会長は「困難な状況下での肉体労働は大変でしたが、全員で汗をかいて一致団結した結果、一体感と達成感を味わうことが出来ました。部会の絆強化にもつながりました」と話し、今後も継続することにしています。


 
作業開始前に記念写真に納まる余市部会メンバー(2人が遅れて参加)

事前に入念な準備体操

分厚く積もった屋根の雪

山となっていた雪

スノーダンプで何往復も


札幌大通公園前郵便局でひな祭り絵手紙展

2021年02月15日 15時26分57秒 | 写真
札幌大通公園前郵便局でいち語いち絵の会「ひな祭り絵手紙展」始まる
夫へ贈る妻の心温まる巻紙絵手紙の数々
                          


 札幌大通公園前郵便局(中央区大通西4丁目4-6、三浦宏哉局長)のお客さまロビーで、いち語いち絵の会(箕浦尚美代表)の「昔はみんなお姫さま ひな祭り絵手紙展」が始まりました。40点を超す作品の中で長年連れ添った夫にしたためた巻紙絵手紙が、訪れた利用者の関心を集めています。

 日本絵手紙協会公認講師の箕浦さん=札幌市北区在住=が指導している各教室の仲間たちが集う同会では、毎年季節の行事や節句にちなんだ絵手紙展を企画、実施しています。昨年来のコロナ禍で教室は開催できない時期や参加者を絞った中で続けてきていますが、元気に作品を描き続ける成果を見てもらおうと、今回はひな祭りをテーマに作品展を行いました。

 桃の節句定番のひな人形や桃の花などのかわいらしい絵に心温まるメッセージが添えられ、見る者の気持ちを和まぜています。箕浦さんが絵手紙で交流している仲間たちから届いたはがきのほか、自身で描いて切り抜いた節句のぼんぼりや菱餅などで飾っています。

 「不要不急の外出を避ける日々は、家族と向き合う時間も多くなっています。夫に対して日頃言えない事も絵手紙なら伝えられるのでは」(箕浦さん)と、その想いを巻紙に書いてもらったそうです。その8点には「3月3日は48年目の積み重ねた結婚記念日。今又、原点にもどって更に支えあって生きましょう」、「あなたが居るから しあわせ しあわせ」といった夫婦の絆の深さをうかがわせる妻の気持ちが語られています。3月5日まで。



「ひな祭り絵手紙展」の作品をバックに語る箕浦さん

夫への思いを託した心温まる巻紙の絵手紙も


苗穂駅前郵便局が再開

2021年02月01日 17時39分36秒 | 写真
苗穂駅前郵便局の新局舎が完成し、1日から営業再開
新たな船出をテープカットでお祝い
                           


 新築のため一時閉鎖していた苗穂駅前郵便局(札幌市中央区北2条東12丁目、佐々木謙太局長)が完成、2月1日に開局セレモニーの後営業を再開しました。JR苗穂駅前地区では、27階建てのタワーマンションが建設中など、大規模な再開発事業が進んでおり、同郵便局の将来性が期待されています。

 同郵便局は、老朽化に加え耐震性基準未達のため建て替えることになり、昨年8月1日から一時閉鎖していました。新局舎は、敷地面積158平方㍍、鉄骨造り2階建て延べ147平方㍍、旧局舎では出入口に階段があって高齢者から不評だったため歩道から直接入れるようになりました。窓口ロビーは以前の約2倍と広くなり、筆記台が置けるようになったほかイスも増やしました。

 セレモニーでは、日本郵便㈱北海道支社の長野善仁支社長が「この局は昭和6年に開局、以前の局舎は同47年に建てられ、地域の皆さまにご愛顧されてきました。耐震性不許可の観点から建て替えに着手しましたが、苗穂地区は札幌市の新たなまちづくり計画が進む期待のエリアで、駅前という素晴らしい立地に開局できました。創業150年の節目に培ってきたお客さまとの信頼を元に活力と魅力あるまちづくりの一翼を担い、お客さまに寄り添ったサービスの提供を心掛けてください」とお祝いの言葉を寄せました。 

 続いて北海道地方郵便局長会長の佐々木靖主幹地区統括局長(手稲駅前郵便局長)が「歴史ある地域で駅をはさんで南北を結ぶ新たなまちづくりが進む中、公的機関としての役割りを果たして欲しいと思います。会社は信頼回復の途上にありますが、一番の信頼は地域のお客さまに利用していただくことなので、日々の積み重ねが信頼回復になって地域のお客さまに愛される郵便局になると思います。引き続き地域からのあつい信頼をいただける郵便局を目指してほしい」とエールをおくりました。

 これを受けて佐々木局長は「建て替えに当たって北海道支社の協力をいただき、新たな局舎の候補地を模索しましたが、開発中の地域とあって困難を極め、前オーナーの好意で現在地を譲り受け、開局に至りました。今までお世話になってきた地域のお客さま、そしてこれから入って来る新しいお客さまの生活を生涯にわたってご支援し、触れ合いあふれる豊かな暮らしの実現に貢献できるよう全身全霊を捧げます。そしてお客さまに愛され、地域から信頼され、尊敬されるように地域密着を目指し、社員一同今後も成長を続けることを約束します」と決意を披露しました。

 最後に新たな船出をする佐々木局長を中心に長野支社長や佐々木主幹地区統括局長、戸澤仁志札幌北七条郵便局長、坂野威司札幌麻生郵便局長、吉田明弘札幌北二十八条郵便局長、吉田雅彦札幌新琴似八条西郵便局長がテープカットで開局を祝いました。

 平成30年11月にJR苗穂駅が札幌駅寄りに約300㍍移動し、橋上化したことで北3東11周辺地区再開発事業が進んでいます。駅をはさんで北口の優良建築物等整備事業と南口の市街地再開発事業が同時進行し、大規模マンションのほか高齢者向け分譲マンション、商業施設、医療施設の建設などが計画されています。


祝辞を寄せる長野支社長

新たな船出にエールをおくる佐々木会長

テープカットする7人(左から吉田札幌新琴似八条西局長、戸澤札幌北七条局長、長野支社長、佐々木苗穂駅前局長、佐々木会長、坂野札幌麻生局長、吉田札幌北二十八条局長)

テープカット後の記念写真に臨む関係者

苗穂駅前局を支える佐々木局長とスタッフ(左から鹿納雅美さん、鈴木望さん、舛田康子さん)

広くなった窓口ロビー