オリジナルフレーム切手セット「ありがとう根室本線 富良野~新得間」を販売
日本郵便㈱北海道支社(淨土英二支社長)は、3月29日からオリジナルフレーム切手セット「ありがとう根室本線 富良野~新得間」を全道113郵便局(分室を含む)で限定販売を開始しました。31日にはJR富良野駅で同駅の古川智哉駅長、上川地区連絡会地区統括局長の伊賀俊光・ひじりの郵便局長が出席し、贈呈式が予定されています。
1921年に全線開通したJR根室本線は、道央の滝川駅から道東の根室駅に至る443・8㌔の長大路線で、道内主要幹線の1つに数えられていました。ところが1981年に石勝線が開通して特急列車や急行列車が運行しなくなると旅客が激減、さらに2016年の台風による大雨被害で不通となった東鹿越~新得間が復旧できず、今年4月1日から富良野‐新得間の廃止が決まりました。
廃止される区間には、富良野や布部、山部、下金山、金山、東鹿越、幾寅、落合、新得の9駅があります。切手の写真に使われている幾寅駅は、映画「ぽっぽや」の舞台となり、映画ファンや鉄道ファンの人気を集めています。下金山駅のホームや落合駅舎のほかサクラ満開をバックにしたキハ40形気動車などの写真も使われています。
切手セットは、84円切手10枚シートと大型ポストカード台紙から成り、セット販売で価格は1700円(税込み)となっています。
「ありがとう根室本線 富良野~新得」
ポストカード