公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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道央郵便局にセイコーマート開店

2018年11月30日 17時01分28秒 | その他
11月30日にセイコーマート道央札幌郵便局店が開店
郵便局内店舗としては初めて




 道央札幌郵便局(東区東雁来8条3丁目、桑原康之局長)に11月30日、セイコーマートの店舗が開業、丸谷智保㈱セコマ社長や日本郵便㈱北海道支社の西澤茂樹支社長がテープカットで開業を祝いました。小規模ながら郵便局内店舗としては初めてのケースで、初日から弁当類や菓子などを買い求める社員でにぎわっていました。

 セイコーマート道央札幌郵便局店は、同局4階社員食堂フロアの東側に約40平方メートルの売り場面積でスタートしました。弁当やおにぎり、カップ麵、清涼飲料水、菓子、新聞、週刊誌など350品目の商品を取り扱い、この日は開店初日とあって戸田治店長と近隣の店舗から応援派遣された店員6人が応対に当たっていました。

 午前11時から中川敦史総務部長が今年4月に売店が閉鎖されて困っていたところに出店の声がかかったことなど開店に至るまでの経緯を説明、丸谷社長をはじめ西澤支社長、桑原局長、社員代表として第一郵便部の山﨑進也課長代理がテープにハサミを入れました。その後、西澤支社長から丸谷社長に北海道命名150周年フレーム切手などのプレートが贈呈され、集まった社員から大きな拍手が起きていました。

丸谷社長はあいさつの中で「社員数を聞けば1つの集落に匹敵する規模であり、店として充分にやっていけると確信しています。社員のみなさまの要望に沿った品揃えをしていきたいので、みなさんもどしどし希望を寄せて欲しい。記念の切手をもらったのが嬉しい」と期待をにじませていました。

 それを受けて西澤支社長は「年間19万個のゆうパックを取り次ぐなど、事業面で支えていただいている上、今回は社員の福利厚生面でもご協力をいただいた。ここには866人の社員がおり、毎日230人が泊り勤務している中、夜勤や深夜勤の働く側に配慮した営業時間にしてもらいました」と感謝の気持ちを伝えました。
 
同店は、午前11時から午後3時までと午後6時から10時までの営業で、年初を除いて土日祝日も休まない。戸田店長は「今後の売れ行きや利用度合いを見ながら品揃えや定員配置数を検討したい」と話していました。



 
テープカットに臨む右から山﨑課長代理、西澤支社長、丸谷社長、桑原局長

記念の切手プレートを手に笑顔の丸谷社長(左)と贈った西澤支社長

新規開店のあいさつをする丸谷社長

笑顔で開店初日の店頭に立つ戸田店長(右端)


北海道郵政研修センターのイルミネーション

2018年11月30日 13時10分59秒 | その他
北海道郵政研修センターグラウンドに歓迎イルミネーション
藻岩山ロープウェイ利用客にアピール

                          


 北海道郵政研修センター(札幌市中央区南20条西15丁目、細目晋司所長)は、藻岩山ロープウェイの乗降客の目を楽しませようと今年もグラウンドにLEDを使った「WELCOME」イルミネーションの夜間点灯を始めました。1文字縦横約5メートルのビッグサイズで、山頂駅や昇降するロープウェイからクッキリと見えます。

 (一社)夜景観光コンベンション・ビューローは、今年10月の第2回日本新三大夜景都市(通称・日本新三大夜景)で長崎市に次いで札幌市を認定、同センターではこのお祝いの気持ちを込めてイルミネーションを設置した、と言います。イルミネーション設置は今年4年目の取組みで、LEDケーブルは日本郵便㈱北海道支社の支援を受けています。

 札幌市は昨年、市電ロープウェイ入り口電停周辺地域を「都市景観まちづくりモデル地区」に指定、まちの魅力アップに町内会と所在事業所、同センターが様々な取組みを展開しています。その一環として来年2月の「さっぽろ雪まつり」に合わせて町内会などが、同入り口電停から山麓駅までの歩道に約400個のアイスキャンドルを制作・点灯を計画しており、同センターも参加を予定しています。     (写真協力:細目所長)



 
北海道郵政研修所グラウンドにお目見えしたイルミネーション

レガンバ北海道交流会

2018年11月28日 15時35分55秒 | その他
レバンガ北海道がスポンサー・お取引様交流会開催
11月27日に札幌で、今シーズンの巻き返し誓う



 プロバスケットボールチーム「レバンガ北海道」は11月27日、ジャスマックホテル(札幌市中央区南7条西3丁目)で、2018-19シーズン第一回「スポンサー・お取引様交流会」を開き、株式会社レバンガ北海道の横田陽代表取締役CEOが昨シーズンの経営概況などを発表しました。同社は通信文化協会北海道地方本部の法人会員の一員で、交流会には100人余りが出席しました。

 同社によると、Bリーグ2年目の2017~18シーズンの売上高は5億7629万4366円(前年比131%)、経常利益3835万6717円(同333%)、当期純利益5974万8226円(同181%)で、2期連続の黒字を達成しまた。年間来場者数は、過去最多の11万2285人を記録、リーグ2位の来場者数を達成し、5月6日の試合ではリーグシーズン最多の6299人を集めました。こうした来場者数の伸びがグッズ販売の前年比173%のアップをはじめファンクラブ収入(同136%)、興行収入(前年比134%)、広告収入(同123%)の増収につながりました。

 横田CEOは、今シーズンのチーム目標をチャンピオンシップ出場、クラブ目標を売上高7億4910万円(前年比130%)、1試合平均来場者数4千人(年間12万人)をあげました。そのため組織体制の強化をはじめスポンサーセールス強化、eスポーツチーム強化などを実施する、と報告しました。

 その後、スポーツスポンサーシップに対する投資価値を評価・測定する会社経営の秦英之さんが基調講演を行い、交流会に移りました。席上、折茂武彦社長も顔を出し、同日時点で4勝15敗と大きく負け越している現状の巻き返しを誓っていました。




経営概況を報告する横田CEO


平成30年叙勲祝賀会

2018年11月27日 16時59分09秒 | その他
平成30年春秋・高齢者の受章者13人招き叙勲祝賀会
11月26日ホテルニューオータニイン札幌で
JP各社社員・OB337人がお祝い




 (公財)通信文化協会北海道地方本部主催の平成30年叙勲祝賀会が11月26日、ホテルニューオータニ札幌に春と秋の叙勲、高齢者叙勲の栄誉に輝くシニア会員13人を招いて開かれました。日本郵便㈱北海道支社をはじめ札幌市内や近隣の各郵便局、㈱ゆうちょ銀行、㈱かんぽ生命保険両北海道エリア本部と各支店、日本郵政㈱北海道施設センター、法人会員代表ら337人がお祝いに駆けつけ、郵政事業各分野で事業発展に貢献した受章者たちを讃えました。

 今年の会員叙勲者は、春と秋、高齢者合わせて27人となり、瑞宝小綬章では春の▽荒関久元札幌西郵便局長▽敦賀幸夫元旭川中央郵便局長▽年藤義徳元苫小牧郵便局長、秋の▽松川俊光元北海道支社郵便事業部長▽椋元洋元札幌白石郵便局長の5人が出席しました。瑞宝双光章では春の▽木越克之元小樽緑町郵便局長▽島崎俊廣元札幌北二十四条西郵便局長▽松本政雄元札幌西岡郵便局長、秋の▽岡崎英敏元滝川滝の川郵便局長▽篠原光征元増毛郵便局長▽前井文憲元鷹栖郵便局長▽森祐一元室蘭白鳥台郵便局長の7人、高齢者叙勲瑞宝双光章の▽齊藤光弘元札幌新琴似八条郵便局長が顔をそろえました。

 このうち荒関、敦賀、年藤、島崎、松本の5氏は、それぞれ紀子夫人、千恵子夫人、順子夫人、のりこ夫人、尚子夫人を伴って会場入りしました。また、荒関氏は前身の逓信協会北海道地方本部事務局長、敦賀氏は今年6月まで通信文化協会北海道地方本部の事務局長を務め、叙勲祝賀会を実施してきました。司会から出席した受章者13人が順に紹介されると、出席者たちから盛大な拍手が沸き起こって祝賀会が始まりました。

主催者を代表して菅原信行本部長が北海道胆振東部地震の犠牲者に哀悼の意を表するとともに「郵政民営化や毎年繰り返された年末闘争など昭和から平成の厳しい環境を乗り越え、郵政事業を守り、繁栄の礎を築き、国民に信頼される組織となったのは、受章者皆様の努力の結晶にほかなりません」と叙勲者へ賛辞を贈りました。

 続いて来賓を代表して日本郵便株式会社行北海道支社の西澤茂樹支社長が「高齢者叙勲の齊藤先輩は昭和20年採用、春秋の叙勲者の方々は昭和36年から46年の採用で、木越先輩は39年と聞いております。47年1月8日に札幌オリンピック村郵便局が開局、53年には越年闘争などといった激動を耐えて郵便局を今に伝えていただいた。その陰には家族の支えがあったからこそと思います。中間決算は黒字ですが、北海道の現状は大変厳しい。受章者の方々をはじめお集まりの皆様に是非ご協力を」と祝辞を寄せました。

 金屏風を立てたステージ上に受章者を代表して春の瑞宝双光章を受けた島崎俊廣氏が招かれ、金濱誠副本部長から記念品、のりこ夫人に北海道支社社員の鈴木愛子さんから花束が贈られた。さらに秋の瑞宝小綬章に輝く松川俊光氏が「叙勲は良き先輩、同僚、後輩に助けられ、家族の支えが力になったからで、心から感謝しています。郵便事業一筋で仕事に励んできましたが、ふるさと小包が北海道で生まれたこと、全郵便局の協力で平成18年度の郵便事業評価で全国1になったことが一番の思い出です。今後も微力ながら郵政事業のお役にたてれば」と受章の喜びを語りました。

 それを受けて株式会社ゆうちょ銀行北海道エリア本部の橘直明本部長が「市場変化やIT、フインテックなど郵政事業全般が厳しい環境にありますが、今後の事業発展に受章者はじめ諸先輩のご協力をお願いします」と高らかに乾杯の音頭を取り、祝宴が始まりました。受章者の各テーブルでは、OBや後輩社員たちが笑顔で祝福し、現役時代の思い出話などで盛り上がっていました。

 2時間余りに及ぶ祝賀の席を北海道地方郵便局長会の佐々木靖会長(手稲駅前郵便局長)が「今年10月で179全市町村と包括連携協定を結び、地域に貢献できる郵便局を目指すし、自治体と具体的な取り組みの検討を続けています。受章された先輩のご功績をいあただき、我々も事業発展にまい進する覚悟です」と締めくくり、出席者全員が大きな拍手で受章者の退出を見送りました。

 その後受章者は、会場の扉前で帰路に着く出席者に返礼、握手を交わしたり、尽きせぬ思い出話をするグループも見受けられました



 他の受章者は次の通り。(敬称略)
 ▽瑞宝小綬章 照井孝二元北海道郵政研修所長
 ▽瑞宝双光章 片山秋則元中標津九条郵便局長、髙嶋淳元羅臼郵便局長 
▽高齢者叙勲瑞宝小綬章 
和泉諄元厚別郵便局長
 ▽高齢者叙勲瑞宝双光章 
尾崎三郎元本別海郵便局長、川崎榮一元更進郵便局長、渡辺實義元苫小牧旭町郵便局長、村越利美元西芦別郵便局長、野上一夫元石狩稲田郵便局長、杉本和雄元北海道郵政局資材部物流課長、山田幸雄元新和郵便局長、伊野治幸元函館元町郵便局長、廣川伊佐夫元岩見沢郵便局長、木戸口津代志元上歌郵便局長



 
祝賀会前の記念写真に納まる受章者と夫人

受章者の功績を讃える菅原本部長

来賓代表の祝辞を述べる西澤支社長

記念品と花束を受けた島崎夫妻

受章者代表であいさつをする松川氏

祝宴の始まりを告げる祝杯を挙げる橘本部長

佐々木会長の乾杯で祝宴を閉じた

出席者たちを見送るため並ぶ受章者


郵雪会札幌圏支部カラオケ同好会

2018年11月22日 12時58分44秒 | その他
第6回札幌圏支部カラオケ同好会交流会に8支部59人参加
北海道郵政退職者の会・郵雪会札幌圏主催

                         


 第6回郵雪会札幌圏支部カラオケ同交会交流会が11月11日、ダンス&カラオケ「ウイズユー」(中央区南6条西4丁目、野口ビル3階)で開かれ、初参加の札幌清田支部を含め8支部から会員59人が参加し、感情を込めて持ち歌を歌い上げていました。団体で札幌豊平支部が2回連続優勝、個人でも上村葉子さん(札幌豊平支部)が2回連続のグランプリを獲得しました。
 
 同同好会は、札幌市内の郵雪会各支部が趣味を通じて交流し、親睦を深めるとともにカラオケで健康増進に努める狙いで平成28年3月に発足、年2回(3月と11月)に開催されています。今回は、札幌手稲支部(古谷信一支部長)が幹事役となり、同支部11人、札幌西支部と札幌南支部各10人、札幌中央支部9人、札幌豊平支部と札幌厚別支部が各5人、札幌清田支部2人が参加しました。

 機械採点の第1部では、各支部の点数上位3人の合計点が団体賞の成績に、各人の点数が個人賞に反映されるとあり、出場者が得意のノドを披露して点数が出る度に各支部の応援席から大きな声援と拍手が寄せられていました。会場となった店主からは「毎回出場者の歌唱力レベルがあがってきている」との評価があり、90点以上が8人にのぼるハイレベルな交流会となりました。
 第2部は、採点なしでの歌唱披露となり、各出場者が日ごろ歌い慣れている曲目を高らかに歌い上げ、喝采を浴びていました。1、2部合わせて4時間余りの交流会となり、参加者たちも歌に加え会話も弾み、楽しい時間を過ごしていました。
              (記事・写真協力=札幌手稲支部・石黒剛さん)

 
 成績は次の通り。(敬称略)
 ◇団体 ▽優勝 札幌豊平支部▽準優勝 札幌西支部▽第1位 札幌手稲支部▽第2位 札幌中央支部▽第3位 札幌南支部
 ◇個人 ▽グランプリ 上村葉子(札幌豊平支部)▽準グランプリ 茶木悟(札幌西支部)▽最優秀歌唱賞 石黒剛(札幌手稲支部)▽歌唱賞 佐藤好雄(札幌厚別支部)、敦賀幸夫(札幌中央支部)、福村眞(札幌厚別支部)▽敢闘賞 上村好広(札幌豊平支部)、敦賀千恵子(札幌中央支部)▽努力賞 椋元洋(札幌豊平支部)、高橋俊雄(札幌手稲支部)、守山悦満(札幌白石支部)、田中史郎(札幌南支部)



歌に談笑と和やかな会場

熱唱する女性会員

自慢のノドを披露する会員

表彰を受ける会員

参加者の記念写真


「ふみの日」イベント

2018年11月19日 15時41分41秒 | その他
11月17、18日に「ふみの日イベントin札幌発寒」開催
イオンモール札幌発寒店で2日間で述べ2千人集まる

                          


 毎月23日の「ふみの日」を広く知ってもらうため日本郵便株式会社は、イオンモール株式会社と協力して1都1道1府10県でイベントを企画、11月から12月にかけ13会場で実施しました。北海道では11月17日と18日、イオンモール札幌発寒(西区発寒8条12丁目)で、時節柄年賀状づくりをメインテーマにワークショップなどを行いました。

 同店1階のはまなす広場には、はがきづくりや配達用バイクに乗って記念写真撮影、ガチャガチャ、臨時郵便局など6つのコーナーが設けられました。開店と同時に親子連れが次々と訪れ、北海道支社郵便・物流営業部の青木一夫専門役らから指導を受け、オリジナル年賀状作成に取り組んでいました。

 人気は社員の制服を着てバイクに乗って写真を写すコーナーで、子どもたちは得意気にハンドルを握る姿を親たちがスマホなどで撮影していました。年賀状づくりとバイクでの記念撮影の2つを行った参加者たちには、アプリで似顔絵を作成してもらえる権利などが当たるガチャガチャを回し、結果に一喜一憂していました。

 札幌西郵便局の臨時郵便局では、年賀はがきをはじめ「ぽすくま」グッズなどを販売、3人の社員が応対に当たっていました。2日間とも午前10時から午後5時まで行われ、「ぽすくま」との撮影会も1日4回実施されました。

 2日間で延べ約2千人の親子が訪れたが、6人の社員とともに会場で汗を流した同支社同部営業企画の岩本匡広係長は「様々な機会をとらえて多くの子どもたちに手紙、はがきの素晴らしさを知ってもらいたい。子どもたちの楽しそうな顔を見ると、担当者としても嬉しい」と話していました。



ふみの日イベント会場=イオンモール札幌発寒1階

年賀状づくりワークショップで真剣な表情を見せる参加者たち

人気の配達用バイクでの記念撮影会

バイクに乗ってVサインを見せる男の子

1等から3等までの景品が当たったガチャガチャ


年賀状ゆうびんツアー

2018年11月13日 16時23分23秒 | その他
11月11日に道央札幌、旭川東、函館中央、釧路中央の4郵便局で「年賀状ゆうびんツアー」
合わせて168組の親子連れが手紙書き方と郵便の仕組みを学ぶ

                       


 日本郵便㈱北海道支社(西澤茂樹支社長)は、小学低学年の子どもたちに年賀状作りの参考になる手紙の書き方や郵便の仕組みを知ってもらおうと、11月11日に道央札幌郵便局をはじめ旭川東郵便局、函館中央郵便局、釧路中央郵便局で初めての「年賀状ゆうびんツアー」を実施しました。4郵便局合わせて464人の親子連れが参加、TOSS北海道の小学校教師から正しい住所の書き方などの指導を受け、干支のイラスト描きにチャレンジ、最新の区分機類を備えた郵便局の見学を楽しみました。

 このうち道央札幌郵便局(東区東雁来8条3丁目、桑原康之局長)では、午前10時から事前の募集定員を上回る93組269人(うち小学生150人)の親子が集合、2会場に分かれて授業に臨みました。講師は、教師の自主的研修団体・TOSS北海道に所属する札幌市内の小学校教諭5人が担当、パワーポイントを使って画像や図解を写しながら授業を進めました。

 参加児童が小学3、4年生とあって札幌市立共栄小の石田晃大教諭は、年賀状が平安時代から始まったことなどの郵便豆知識を質問形式で展開、子どもたちも元気良く手を挙げて大きな声で応えるなどしていました。さらに日本郵便㈱が提供した手紙の書き方テキスト、テンプレートを用い、正しい郵便番号や住所の記入を実践しました。

 配布された年賀はがきにクレヨンで干支の亥(イノシシ)の絵を描き、綿棒を使って色を延ばしたうえ、余白に「あけましておめでとう」などの文言を入れ、年賀状を完成させました。教師たちは机の間を回って子どもたちに声をかけ、出来栄えを褒めるなどすると子どもたちも笑顔で応えていました。

 授業の後は「郵便局の裏側探検」と題した見学会に移り、1階で輸送ゆうパック部の門間工副部長からゆうパックを取り扱うドライ用小包区分機の説明を受け、小包がレーンを流れて発送先の郵便局コーナーに到着する過程を見ました。3階では、第一郵便部の横田一彦副部長から高速型大型郵便物区分機などの説明を受け、区分け作業に当たる社員の仕事ぶりを熱心に見て回りました。

 2時間半のスケジュールを終えた親子たちは、構内で社員からおみやげを受け取り、うれしそうな表情で帰路についていました。見送りには、日本郵便キャラクターの「ぽすくま」も加わり、子どもたちと記念写真に納まったり、手をふりながら別れを惜しんでいました。

 このほか旭川東郵便局(旭川市東旭川町共栄98-4、羽沢弘幸局長)では33組86人(うち小学生44人)、函館中央郵便局(函館市新川町1-6、古田明人局長)で23組59人(同23人)、釧路中央郵便局(釧路市幸町13-2-1、幸谷克裕局長)で19組50人(同22人)が参加しました。




 
授業で先生の質問に手を挙げる子どもたち

真剣に干支のイノシシ描きに取り組む子どもたち

年賀状を飾るシールを選ぶ子どもたち

初めて見る区分機類に興味深々だった見学会

「ぽすくま」も参加者たちをお見送り


岡野裕基金記念講演会シリーズ

2018年11月12日 18時12分15秒 | その他
北海道胆振東部地震で評判のセイコーマートの“神対応”を語る
通信文化協会文化講演会で丸谷智保㈱セコマ社長

                          


 「『地域おこし』から『地域のこし』の経営理念」をテーマに、岡野裕基金記念講演会シリーズの公益財団法人通信文化協会文化講演会が、11月9日午後2時から日本郵政グループ札幌ビル(中央区北2条西4丁目)2階講堂で行われました。講師の株式会社セコマの丸谷智保代表取締役社長が、9月に発生した北海道胆振東部地震の際、道民から“神対応”と高い評価を受けた迅速な開店営業などの背景、過疎地での店舗展開を通じて企業理念を披露しました。

 講演会は、通信文化協会北海道地方本部(菅原信行本部長)が主催、日本郵便㈱北海道支社(西澤茂樹支社長)の共催で実現しました。会場には、札幌市内や近郊のエリア・単独両マネジメント局長と部長、日本郵便㈱北海道支社、㈱ゆうちょ銀行と㈱かんぽ生命保険両エリア本部などから170人が詰めかけました。

 司会を務めた支社経営管理部の北野直人経営企画担当課長が、丸谷社長の経歴が紹介しました。丸谷社長は、昭和29年に中川郡池田町で生まれ、同54年慶応大学法学部から北海道拓殖銀行を経て、平成19年に株式会社セイコーマート兼株式会社セコマに入社しました。平成20年に取締役副社長、同21年から代表取締役社長として道内175の全市町村に店舗展開し、年商2千億円に上るセコマグループの陣頭指揮を執っています。

 丸谷社長は、まず日本郵便㈱北海道支社との関わりについて触れ、通信販売分野でゆうパックを利用しており「ワインが人気を呼んでおり、時間はかかるが着実に利用を伸ばせる」と語りました。加えて11月30日には、道央札幌郵便局内に社員利用限定のオフィス内店舗を開店することを明らかにした。その後、前半を地震に伴う災害対応、後半は地域密着型の経営と話題を別け、パワーポイントで画像や図解を使いながら講演しました。

 地震によるセコマグループ全体の被害は、豆腐や牛乳、惣菜類など冷凍ケースの食品廃棄で約3億円、アイスクリーム類約1億円、豊富牛乳公社の牛乳廃棄処分など総額5億4千万円に上ると明らかにしました。9月6日の震災発生から間を置かず開店してSNSなどで“神対応”と評価された点については「各店舗に用意してあった1万5千円の非常用電源キットが役に立ちました。1100店舗のうち1050店舗で直ぐ店を開けたが、地域に密着した商売をしている我々にしては当たり前の事でした」と当時を振り返りました。

 また、ホットシェフのおにぎりがお客さまから大変感謝されたが「ガス釜を使っていたので、停電でも支障がありませんでした。炊き出し用のゴマ塩おにぎりでしたが、通常の4倍、1日500個のおにぎりを出した店もありました。非常時に人は温かい物を食べると安心しますから、これは本当に良かった」と語りました。交通が途絶した状況で千歳から2時間半歩いて出店した従業員もいた例を挙げ「本部から指示する前に個々の店舗で迅速な対応が出来たのは、1万7千人のパート従業員に地域密着のわが社の精神が浸透していたからと思います」と強調しました。

 次に本部、物流センターの被害に触れ、当日夜に訪れた札幌・大谷地センターの3階から7階は、商品棚が横倒しになった映像などを示しながら「翌日の朝には復旧し、視察に来た経済産業省の局長も驚いていました。とは言えデジタルピッキングは使えないので、飲料水やカップラーメンなどを中心に店舗への商品配送は、受注配送ではなく、センターから直接送り込みに切り替えて対処しました。自動倉庫の高さ30メートルのスタッカークレーンも動けなくなりましたが、総出の作業で8日には回復し、視察に訪れた世耕弘成経産大臣から高い評価を頂戴しました」と説明しました。

 その後、企業のBCP(事業継続計画)の1つとして東日本大震災を教訓に2016年に完成した釧路物流センターでは、自家発電や給油スタンド、生活用水貯水槽の3災害対策用機能を備えたことで道東地区は混乱なく乗り切れたことを紹介しました。札幌圏では、産経省から優先給油証明書を発行してもらい、20万個の支援物資の物流を確保したと述べました。地震後は、いち早く茨城・土浦物流センターに飲料水などを直接調達させ、輸送のためのフェリーも確保し、大谷地に運んだと言いました。商品配送も工夫して効率化を実現、拠点配送で急場を凌いだとし「災害対応では初動が何よりも大事。企業においてどうやって元の状態に戻るかがBCPのカギ」と訴えました。

 丸谷社長は「地震直後は店の商品が空っぽになり、1100店の新店舗が出来たのと同じ状況になりました。本来であれば店には2万4千個の商品在庫があるのに、毎日120万個の商品を運んで補填しても売れてなくなる。店の在庫を戻すには、さらに毎日80万個を上乗せしなければならず、各店舗が元の状態に戻るのに32・5日必要でした。この期間が短いほど損害が少なくなる」と総力戦の経過を説明しました。

 5億4千万円の損害については、惣菜製造ラインの実態を例に商品送り込みデータ作成システムを改善、効率化することなどで数年かけて回収できると語りました。その上で丸谷社長は「災害から効率化や合理化の方法を学べました。経営管理職は、不幸な出来事をポジティブな考え方に変えていくかが重要で、今回は神が与えた試練であり無駄ではない」と力説しました。

 続くテーマでは、セコマグループは農業法人から食品製造まで手がけ生産、物流、小売りを一貫して行うサプライチェーンとし、道内7農場でグループが使う8500トンの野菜類の4分の1を生産、その他は10%が市場買い付け、残りを契約農家から仕入れていると説明しました。「食品加工業は小売価格が原料価格に近いため、価格の乱高下がある市場より一定範囲に収まる農業法人や契約農家からの仕入れで経営の安定を図っています」と語りました。鮮魚についても道東の6漁港で買い付け権利を持っており、水揚げは大小含めて全て買い付け歩留まりを良くしていると述べました。

 11市町に21工場を有し、8ヵ所の物流センターからルート配送、広い道内をカバーしているが、いずれも自前であっために地震被害から素早く回復できたとしました。顧客満足度全国ランクで8年間のうち7回1位のセイコーマートは、日配品40パーセントを中心に1個222円の商品を年間9億個売る商売であり、延べ2億4千万人が利用する「地域に守られている企業」と声を強めました。従業員の年間総労働時間は1440万時間、配送の年間総走行距離が2550万キロなど細かな数字を挙げつつ「コストを抑えるのが事業の本質であり、命題であります。北海道は広く、人口が少ないという本質を捉えたうえで事業計画を考えます」と経営姿勢に触れました。

 地域を重視する企業として、昨年12月に新規開店した初山別村のケースを示し、店舗用地の村有地を格安で提供を受けたことで実現したと語りました。投資した1億円の原価償却費、人件費、光熱費を勘案すると1日30万円の売り上げが必要となるが、人口1200人では厳しい数字であるものの店舗と物流、製造のグループ3利益構造でカバーできると判断したと説明しました。地元産のヨモギやハスカップを使った商品製造で、地元貢献もできたのも地域密着の成果と胸を張りました。さらに紋別市上渚滑では、地元の人たちが600万円を供出して出店予定地の建物を解体、更地にして開店できたエピソードも紹介し、地方自治体の協力と連携も欠かせないとしました。

 最後に高齢化マーケットについて触れ、毎日の売り上げデータ分析から消費衰退が恐れられ、高齢者購買に力を入れることになったと言いました。60歳以上にバナナ、牛乳、アイスクリーム、ヨーグルトが売り上げ上位を示し、ヨーグルト工場を造ったとし、減塩や野菜食などの商品開発を紹介、高齢化マーケットは若い世代にも受け入れられると語りまし。さらに従業員採用の改善や働き方改革、小売業にはロボット化が難しいことなどを述べ、予定を10分余りオーバーして終えました。終了後、女性社員から丸谷社長に花束が贈られ、集まった社員の盛大な拍手を背に退出しました。




多数の社員が詰め掛けた通信文化協会文化講演会

講演する丸谷智保株式会社セコマ社長

パワーポイントを駆使して講演する丸谷社長

地震後に威力を発揮した非常用電源キットの画像

女性社員から花束を受ける丸谷社長


札幌中央郵便局で年賀はがき発売初日イベント

2018年11月01日 15時40分59秒 | その他
今年も購入者先着100人に干支のイノシシ土鈴をプレゼント
札幌中央郵便局で年賀はがき発売初日イベント

                          


 平成31年用年賀はがき発売初日の11月1日、札幌中央郵便局(東区北6条東1丁目、庄中敏治局長)で、午前9時から購入者先着100人に干支のイノシシの土鈴プレゼントなどの記念イベントが行われました。ブームの兆しを見せている「笑い文字」の実演会もあり、ユニークな文字で名前の書かれた私製はがきを贈られ、笑顔が広がっていました。

 発売初日イベントには、日本郵便キャラクターの「ぽすくま」もお手伝いに駆けつけ、年賀はがきを買い求めた市民に次々と土鈴を渡していました。中には「毎年土鈴を楽しみに来ており、コレクションとして飾っている」と語る購入者もおり、土鈴はわずか30分余りで配り終えました。

 窓口ロビーでは、一般社団法人笑い文字普及協会の思わず笑みがこぼれる「笑い文字」作品展を開催、北海道エリア本部のよねばやしあかね本部長による実演会も行われました。よねばやし本部長は、年賀はがきを購入した希望者に、笑い文字で氏名を書いた私製はがきをプレゼント、丸みを帯びた文字にオレンジ色のアクセントが効いたユニークな出来栄えが喜ばれていました。

 道内の年賀はがきの当初発売枚数は、前年比19%減の1億1599万枚となっています。今年初めて札幌生まれの仮想アイドル「初音ミク」の冬季版「雪ミク」をデザインした年賀はがきも、道内限定で100万枚売り出されたため、ロビーには「平成最後の年賀状」と銘打った特大ボードも展示されています。




イノシシの干支土鈴

「ぽすくま」も一緒に土鈴プレゼント

実演会でよねばやし本部長を囲んで笑顔の来局者たち

平成31年年賀はがき

道内限定の「雪ミク」年賀はがき