公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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佐々木北海道地方郵便局長会会長が鈴木知事表敬訪問

2021年12月27日 15時32分10秒 | 写真
佐々木北海道地方郵便局長会会長たちが鈴木知事を表敬訪問
知事から緊急課題の生乳に協力要請

 北海道地方郵便局長会の佐々木靖会長(手稲駅前郵便局長)と宮島貢副会長(士別大通郵便局長)、木村昌裕専務理事が12月27日、北海道庁に鈴木直道知事を訪れ、地方創生への協力などで懇談しました。緊急課題として鈴木知事から廃棄処分が迫られている生乳の消費拡大について協力要請があり、佐々木会長もポスター掲示などでの支援を約束しました。

 冒頭、鈴木知事が「北海道地方郵便局長会さまからの寄付は9年目になり、大変ありがたく思っています」と話を切り出しました。さらに「夕張市長時代、無理を言って全国で初めてのケースとして廃校した小学校舎に沼ノ沢郵便局を移転してもらったことが忘れられません」と語りました。

 地域の実情に触れた鈴木知事の「銀行などがなくなった地域でも郵便局が残ってくれ、見守り活動も見知った郵便局員だから安心感があると思います」との発言に、佐々木会長は「郵便局のネットワークを最大限活用してほしい。地方こそ必要度が大きいと思うし、特に広い北海道ではなおさら」と語りました。

 また、鈴木知事はデジタル化社会の実現に向け「本社や支社、局長会と連携し、都市と過疎地、離島といった条件を抱える北海道ならではのモデル事業を提案したい」と語りました。これを受けて佐々木会長も「地域の行政、雇用を含めて郵便局の果たす役割りはあると思います。積極的に協力したい」と応じました。

 最後に年始年末にかけて5千トンの廃棄処分が問題化している生乳について、鈴木知事が「4人に1人が1日200㍉㍑のパック1本を飲んでもらえると事態は解消します。各郵便局に協力要請のポスター掲示をしてもらえれば」と要望しました。それに対して佐々木会長は「その旨社員にも呼び掛けます。その他出来る事があれば、大いに協力した」と語りました。


鈴木知事に郵便局ネットワークの重要性を説明する佐々木会長(手前真ん中)

牛乳パックを手に記念写真に納まる右から宮島副会長、鈴木知事、佐々木会長、木村専務


士別郵便局で幼稚園児がポスト飾り付け

2021年12月16日 18時26分11秒 | 写真
士別郵便局にかわいい年賀専用ポストお目見え
幼稚園児たちが飾り付け担当
                        

 全国の郵便局で一斉に年賀状の引き受けが始まった12月15日、士別郵便局(渡部穣局長)に、近くの幼稚園児たちが訪れ、年賀状専用ポストを干支のトラなどで飾りつけました。その後、子どもたちは持参した年賀状を投函、新しい年へ思いを馳せていました。

 この日郵便局にやって来たのは、士別幼稚園(谷温恵園長)の園児たち58人で、作ってきたかわいらしトラのワッペンなどでポスト前面をデコレーションしました。渡部局長の説明でポストの中を見せてもらった後、一人ずつ友達やおじいちゃん、おばあちゃんにあてた年賀状を差し出しました。さらに園児の代表が、渡部局長に「お仕事がんばって下さいね」とメッセージを添えて花束をプレゼントしました。

 また、同日から年賀状引受に合わせて同市東6じょう8丁目のセブン・イレブン東6条店前に郵便ポストが新設されました。


飾り付けたポストの中を見る園児たち

持参の年賀状を差し出し子どもたち

渡部局長に激励の花束を贈る園児代表

新設された郵便ポスト


札幌と鹿部にゴールドポスト

2021年12月16日 17時25分46秒 | 写真
札幌市と鹿部町にゴールドポストお目見え
山本選手と伊藤選手の金メダルを称えて                     

 内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局は、日本郵便㈱と協力して金メダルを獲得した日本人選手ゆかりの地の郵便ポストを金色に塗り替える「ゴールドポストプロジェクト」を実施しています。道内でも12月12日にソフトボールで金メダルに輝いた山本優選手が生まれた札幌市に、16日には野球で金メダルを獲得した伊藤大海選手の地元・茅部郡鹿部町のゴールドポストがお目見えしました。

 札幌では、JR八軒駅前のポストが金色に塗り替えられ、初日には記念写真を撮る父子の姿も見られました。山本選手は、札幌市立琴似中央小時代に少年野球で活躍、市立八軒中では女子硬式野球チームに所属、道立当別高校ソフトボール部から社会人チームのビックカメラ高崎に進みました。東京五輪では、右投げ右打ちの日本チームの主砲として活躍、決勝戦6回1死2塁のピンチで強烈なライナーを左手に当てて小飛球とし、ショート・セカンドのダブルプレーとした3塁守備が感動を呼びかした。

 鹿部町では、鹿部252番地1のバス待合い所横のポストが金色となり、存在感を発揮しています。伊藤選手は侍ジャパンの一員として出場、決勝の対アメリカ戦を含む3試合に中継ぎとして登板、無失点に抑える活躍で日本の金メダル獲得に大きく貢献しました。コンディション不良で出場辞退した菅野智之選手(巨人)に代わって急きょ招集された伊藤選手でしたが、対韓国との準決勝、決勝では試合終盤の僅差の場面で無失点の好救援を見せました。

 今回のゴールドポストは、全国で33基となり、道内では2基となります。

JR八軒駅前のゴールドポスト

記念写真を撮る父子

鹿部町のゴールドポスト

伊藤選手の活躍を称える紹介板


篠路郵便局で年賀状絵手紙展

2021年12月15日 16時57分57秒 | 写真
篠路郵便局で郵政創業150年記念の年賀状絵手紙展
干支のトラをあしらったはがきなど76点

 篠路郵便局(北区篠路3条5丁目、林直幹局長)のお客さまロビーで12月15日から、郵政創業150年記念「年賀状絵手紙展」が始まりました。札幌市内などの絵手紙教室に学ぶ主婦らが、干支を配した年賀はがきや巻紙タイプの年賀書状合わせて76点が展示され、師走で込み合う市民の目を楽しませています。

 同郵便局では、節目の年にちなんで5月の丸形ポスト写真展を皮切りに8月は高校写真部員の作品展、9月に幼稚園児の敬老の日メッセージカード展、11月には高校生書道部員の書道展を開催してきました。地元に信頼され、親しまれる郵便局を目指して総務部社員が企画、関係者と打ち合わせを重ねながら続けています。

 今回は、同郵便局の絵手紙教室など指導している日本絵手紙協会公認講師、箕浦尚美さん=同区あいの里在住=が、各教室に集う仲間たちに呼びかけて令和4年用の年賀状などを出してもらいました。干支のトラやお正月の縁起物などにメッセージを添えたはがき60点、巻紙を模した書状16点を展示しています。期間は来年1月14日まで。

 
15日から始まった年賀状絵手紙展

バラエティー豊かなはがき作品

珍しい巻紙タイプの年賀書状


白老町の総務大臣車座対話

2021年12月08日 14時02分19秒 | 写真
「郵便局と行政の連携事業をテーマに金子総務大臣の車座対話
白老町の5郵便局長が出席し発言

 金子恭之総務大臣は12月5日、胆振管内白老町で「郵便局における自治体事務の受託」をテーマに車座対話に臨みました。同町内では5つの郵便局が町役場と包括委託契約を結んで公的証明書交付など行政事務の一部を行っており、金子大臣は各局長から町民の反応や利用実態などの説明を受け、町長から将来的な業務拡大や新たな計画などを聞いていました。

 同町総合保健福祉センターでの車座対話には、金子大臣をはじめ渡辺孝一総務大臣政務官と総務省関係者、地元から戸田康彦白老町長や蛯子強白老郵便局長、荒木靖幸虎杖浜郵便局長、塚田究竹浦郵便局長、堂ノ下慎一社台郵便局長、高石朋範萩野郵便局長らが顔をそろえました。

 戸田町長が平成15年から社台郵便局で一部の行政事務代行を委託したのがきっかけで、今年8月には日本郵便㈱北海道支社と地方公共団体事務の郵便局への包括委託に関する契約を締結し、10月から町内の残る4郵便局で交付事務5業務とそれ以外の行政事務7業務の取り扱いが始まった流れを説明しました。

 これを受けて金子大臣が利用者の反応について質問、高石局長から「出張所が午後4時で終わるのに対し、郵便局は午後5時までなので便利になったと好評」と利用者の感想など伝えました。さらに塚田局長が各種受託事務は、10月から開始した4局(白老、虎杖浜、竹浦、萩野)では同月合計12件、11月同36件と増えている実態を紹介しました。

 続く郵便局が地域との連携、貢献に向けた取組みに関する質問には、荒木局長が民族共生象徴空間「ウポポイ」に関連して郵便局車両に宣伝ステッカー表示、付近のポスト9基を赤から施設のイメージに合わせて青色に変えた経緯を語りました。また、蛯子局長は平成26年に町と結んだ地域見守り活動に関する協定に添った町民への社員対応、中高生インターンシップの受け入れ、手紙書き方教室や金融基礎知識の出前授業などを説明しました。

 金子大臣が今回の委託による効果や今後の期待をたずねたのに対し、町側は利便性の向上や窓口業務の分散化によるメリットをあげるとともに郵便、銀行等の業務を持っている郵便局での手続きワンストップ化が図られて町民に好評な実情を示しました。加えて新年度からゴミ袋や地域公共交通定期券の販売といった業務拡大を予定、その後も町の行財政改革の一環として現在ある3出張所を廃止して郵便局への業務委託、公民館の貸し館業務と料金収受などが論議されていることを披露しました。

 渡辺政務官から出されたコロナ禍による営業面への影響については、堂ノ下局長が防止対策の徹底に加え利用者への声かけや自宅訪問の自粛、電話などによる代替手段の対応をあげました。また、総務省への要望として郵便局側からマイナンバーカード新規発行実証実験の実施が提案されました。

 1時間あまりに及ぶ車座対話の最後に金子大臣は「全国で災害が激甚化、頻発している中で、防災士の資格を取って地域のために働いている局長のみなさんに敬意を表したい。今後も地域コミュニティのためにしっかり活躍されることを祈念します」と語って締めました。


金子総務大臣のあいさつで始まった車座対話

記念写真に納まる出席者たち


釧路豊川郵便局が新築移転

2021年12月07日 18時37分00秒 | 写真
釧路豊川郵便局が11月29日に新築移転して開局
開局セレモニーで船出を祝う
                        
 釧路豊川郵便局(釧路市豊川町13-6、村上祐崇局長)が11月29日、旧所在地から南東に約50㍍離れた場所に新築移転、開局セレモニーで新店舗での船出を祝いました。新局舎は駐車スペースが従来の2台から7台へと広くなり、出入口もバリアフリー化で段差がなく、車いすやお年寄りへの利便性が向上しています。

 同郵便局は、昭和53年に釧路市内25番目の郵便局として開局、住宅街とあって地域住民に親しまれ、利用されてきました。今回は耐震性基準未達成などで新築することになり、地域住民の協力で近くに新たな用地を確保して移転となりました。

 セレモニーには、釧路市の秋里喜久治副市長や藤田真揮豊川町内会長、日本郵便㈱北海道支社の及川裕之支社長、北海道地方郵便局長会を代表して理事の鷲尾勝彦訓子府郵便局長、釧路地区連絡会役員ら20人余りが出席しました。

 及川支社長が「万が一の大規模災害に備え耐久性を高めた新局舎は、入口の段差をなくして高齢のお客さま、車いすのお客さま、ベビーカーのお客さまにご利用しやすくなっています。郵政事業150年の節目に新たな第一歩を歩み始めた釧路豊川郵便局が、地域のみなさまに愛され密着し、頼りにされるように局長、社員のみなさまで新しい歴史を作ってほしい」とあいさつ。

 秋里副市長は「郵便局と釧路市は、包括協定を結んで防災や高齢者見守り、マイナンバーなど様々な連携で行政の一環を担っているかの如くで、感謝しています。地域に根差した釧路豊川郵便局が引き続きお客さまに愛され続けることを」と期待を寄せました。

 鷲尾理事は「店舗は新しくなったが、本当にお客さまが気持ち良く利用していただくためには、局長はじめ社員のみなさま一人ひとりが郵便局の顔であるとの強い思いと真心こもった対応が何よりも大切」と激励しました。
 
これを受けて村上局長が「所有者の方から土地を譲っていただいた際『郵便局が建つなら私たちも安心』と言っていただき、この郵便局がこの土地にある意味を改めて感じました。社会環境の変化や技術の進歩で郵便局の在り方も変化しつつありますが、地域の方々とつながりを持ち、安心を提供できるような郵便局づくりに社員とともにまい進します」と力強く約束しました。

 続いて釧路地区連絡会統括局長の佐藤太一釧路東郵便局長、秋里副市長、鷲尾理事、村上局長、及川支社長、藤田豊川町内会長、局舎建設に当たった宮脇土建の濁沼栄一代表取締役がテープにはさみを入れ、最後に出席者たちが「ぽすくま」とともに記念写真に納まり、開局を祝いました。


 
釧路豊川郵便局の新局舎

テープカットに臨む左から佐藤局長、秋里副市長、鷲尾理事、村上局長、及川支社長、藤田町内会長、濁沼代表取締役

テープにはさみを入れた瞬間

開局の決意を語る村上局長

記念写真に納まる出席者たち