公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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オンライン相続相談

2023年02月28日 15時24分20秒 | 写真
根室市内の全郵便局で「オンライン相続相談」を開始
来局者と専門家をタブレット端末でつなぐ

 日本郵便㈱北海道支社(及川裕之支社長)は、道内全域で実施している「終活紹介サービス」のうち、2月20日から相続関係に関して来局者と専門家がタブレット端末でやり取りできる無料の「オンライン相続相談」を根室市内の全11郵便局で始めました。開始前の新聞への折り込みチラシによる周知もあり、根室郵便局などで利用する来局者も見られた、ということです。

 郵便局の「終活紹介サービス」は、高齢化社会が進む中で相続をはじめとする終活についての不安解消の一助として、専用コールセンターで話を聞いて関連事業者を紹介するものです。困っている事などは一定の専門性を有する社員が対応し、行政書士などを紹介します。

 今回は、相続問題に絞って気軽に専門家の相談が受けられるようにタブレットを使ったオンライン相談を常時できるようにしました。配布したチラシには相続に関するアンケートを載せ、持参した来局者に窓口ロビーの専用スペースで実際に行政書士や税理士と画像を通じて会話、中には近く専門家と会って本格的な手続きを決めた人もいた、ということです。

 同支社では、根室市に働きかけて広報「ねむろ」3月号に告知記事を掲載、「オンライン相続相談」の周知を図ることにしています。

 実施局は次の通り。
 ▽根室郵便局▽根室港郵便局▽根室平内郵便局▽根室大正郵便局▽根室有磯郵便局▽根室西浜郵便局▽花咲郵便局▽歯舞郵便局▽落石郵便局▽珸瑤瑁郵便局▽厚床郵便局

2022年度M‐1&L‐1グランプリ北海道大会

2023年02月24日 15時50分40秒 | 写真
2月22日にM‐1&L‐1グランプリ北海道大会開催
佐藤敦士さん(札幌中央局)と板坂祐希さん(小樽局)が金賞

 日本郵便㈱北海道支社(及川裕之支社長)主催の2022年度M‐1L‐1グランプリ北海道大会が、2月22日に札幌市内のホテルで開かれました。コロナ禍で3年ぶりに開催された大会には、各郵便局の集配営業部や郵便部に勤務する特約マイスターを対象としたM‐1部門に地方予選を勝ち抜いた8郵便局の代表と、今年から新たに加わったグループリーダーを対象としたL‐1部門にも8郵便局の代表がそれぞれ5分間の持ち時間で臨み、営業成約に至るまでの取組みやチーム運営を導いた過程などを発表しました。

 今回のグランプリでは、M‐1に「成約に至るまでの経過で自らが成長したと感じたこと」というテーマが、L‐1も「チームをひとつに!メンバーを同
じ目標へ導くために大切なこと」がテーマとされていました。

 開会に先立ち日本郵便㈱北海道支社の及川裕之支社長が「郵便・物流事業の最重要課題である荷物営業の収益拡大に日々取り組んでいるみなさんに発表してもらい、課題解決を横展開して北海道全体のさらなる営業活動の活性化を図ることを目的としています。今回初めてリーダーにも参加してもらい、課題や問題点にどう立ち向かったのか、お客さまに日本郵便を選んでもらうための契約方法などどのように示して成果に結びつけたのか、など有意義な発表会を期待しています」とあいさつ。

 続いて本社郵便・物流営業部の田中豊執行役員が「直近のゆうパック推進状況では、北海道はトップクラスにあります。郵便・物流事業の4割を荷物営業が占めており、高い利益率を示しており、シェア拡大は重要課題となっています。今回は荷物営業の最前線で活動しているみなさんの報告を楽しみにし出席しました」と期待感を示しました。

 金賞の佐藤さんは、代役で向かった営業先で利用していた宅配業者の不満や困り事を聞き出し、新たな提案で獲得につなげ「営業専担でなくてもできる!」と確信した経緯を報告しました。銀賞の村松さんは、2人1組で訪問活動を展開して今年1月末で成約件数が0から10件になった歩みを語りました。銅賞の小松さんは、他社利用の花屋にゆうパックの優れた品質管理をきちんと説明し、実際にパレットを持ち込んで認めてもらい獲得につなげた経過を説明しました。

 L‐1では、金賞の板坂さんは自分が頼れる存在であることをアピールしたうえで、職場の環境づくりと提案資料作成をサポート、成果を上げたことを語りました。銀賞の南谷さんは、営業プロジェクトチームの情報共有と推進管理を徹底、対前年比1・5倍の成約にこぎつけ、管内特約ゆうパック成約1位を目指すと宣言しました。銅賞の鈴木さんは、企業カルテの作成と活用や勉強会と意見交換会の積み重ねで情報収集件数が対前年比2・5倍になったことを紹介しました。

 各発表が終わるごとに審査員から質問が寄せられ、発表者が答え、最後に勝見掌郵便・物流営業部長が一人ひとりの発表についての印象に残った点に触れながら「両方とも難しいテーマだったとは思いますが、いずれも大変すばらしい内容で感謝しています。各局長や社員のサポートがあってこその成果であり、今回発表のあった取り組みを生かして北海道の未来につなげてもらいたい」と講評しました。

 出場者は次の通り。(敬称略)
 ▽M‐1 山崎光晴(苫小牧局第一集配営業部)、宇野佑太(山鼻局第三集配営業部)、熊谷優輝(函館中央局第一集配営業部)、高井寿典(遠軽局郵便部)、佐藤敦士(札幌中央局第一集配営業部)、井川涼太(岩見沢局集配営業部)、松村亮太(旭川東局第二集配営業部)、小松和貴(釧路中央局第一集配営業部)
 ▽L‐1 鈴木優也(厚別局第一集配営業部)、杉森智基(札幌白石局第一集配営業部)、天池鮎香(北見局第一集配営業部)、和島徹(函館中央局第一集配営業部)、濱哲也(苫小牧局第二集配営業部・白老)、南谷崇幸(旭川東局第一集配営業部)、飯澤祐真(根室局郵便部)板坂祐希(小樽局第一集配営業部)


あいさつをする及川支社長

出場者を激励する田中執行役員

発表会場

講評する勝見部長

M‐1金賞の佐藤さん(中央)、銀賞の松村さん(左)、同小の小松さん

L‐1金賞の板坂さん(中央)、銀賞の南谷さん(左)、銅賞の鈴木さん


環境配慮型・当麻郵便局が完成

2023年02月21日 15時40分52秒 | 写真
道内初の「+エコ郵便局」の当麻郵便局が移転・開局
2月17日に落成式、27日から営業開始

 木材チップボイラーや太陽光発電など再生可能エネルギーを採り入れた道内初の環境配慮型郵便局として当麻郵便局(太田英樹局長)が完成、2月27日から利用開始となります。開局に先立ち17日には、日本郵便㈱北海道支社の及川裕之支社長や村椿哲朗町長が出席、落成式が行われました。

日本郵便は、全国で再生可能エネルギーを利用して環境に配慮した「+(ぷらす)エコ郵便局」の導入を進め、既に千葉県南房総市の丸山郵便局など7か所に開局しています。当麻郵便局の新しい局舎では、建物で使う電力について積雪期でも発電可能な壁面設置型の太陽光発電設備で賄い、地元の間伐材などから生じる木材チップを使ったボイラーを暖房に利用します。

また、壁には道産の木材を貼り合わせて強度を高めた「CLT(クロス・ラミネイティット・ティンバー)」と呼ばれるパネルが使われており、優れた断熱性を発揮するということです。日本郵便によると、新しい局舎は従来の一般的な局舎に比べて年間の二酸化炭素排出量が約7割削減できるとしています。

落成式で及川支社長は「開局から43年、当麻町のご協力をいただき、新たに環境配慮型郵便局・+エコ郵便局として生まれ変わることになりました。2月27日に開局となりますが、これまで以上に地域のみなさまから愛され、信頼され、温もり溢れる居心地の良い郵便局づくりで新たな歴史を刻んでいくことを期待します」とあいさつをしました。太田局長は「今年で開局121年目に当たるが、新局舎とともに地域の活動拠点として当麻町を盛り上げていきたい」と抱負を語りました。

「+エコ郵便局」に生まれ変わった当麻郵便局

局舎裏の壁面設置型ソーラーパネル

あいさつをする及川支社長

新たな船出の抱負を語る太田局長

出席者11人によるテープカット


上川地区郵便局長会がラフティングに挑戦

2023年02月13日 10時57分57秒 | 写真
上川地区郵便局長会が体験型地域貢献活動を実施
昨年9月に空知川でラフティングに挑戦

 上川地区郵便局長会(伊賀俊充会長・ひじり野郵便局長)では、地域貢献活動の新たな取組みを検討する中で会員からの提案を受け、体験型地域貢献活動の実施を決めました。初企画として昨年秋に空知川でのラフティングに挑戦、参加した15人の局長がスリルに富んだ川下りを満喫しました。

 同地区郵便局長会は、これまで河川のゴミ拾いや高齢者施設の除雪などの地域貢献活動を続けています。今後の活動を話し合う中で会員から「地域には多くの観光産業や地場産業があり、それらを体験したり、知ったりすることも地域貢献につながるのでは」との意見が出され、今回の南富良野町で行われたラフティング体験が生まれました。

 同町の道の駅「みなみふらの」は、アウトドア用品大手などが出店して昨年6月にリニューアルオープン、町役場とともにアドベンチャーツーリズムをアピールしています。中でも空知川上流域でのラフティングは、ほとんど人の手が入ってない大自然を堪能できるとアドベンチャーとして年々人気が高まっている、といいます。

 同地区局長会一行は、9月23日午前9時に同町落合の体験指導やガイドを行う「かわのこラフティング」事務所に集合、ドライスーツやライフジャケット、ヘルメットなどを身に付けました。その後、出発点の川岸でボート上での姿勢の取り方、パドルの漕ぎ方、落水時の対処法などの指導を受け、2隻のゴムボートに分乗して出発しました。

 あいにくの雨で肌寒い中にもかかわらず参加した15人は、空知川源流のシーソラプチ川から他の支流と合流するまでの約5㌔を1時間余りで下り、ラフティングのだいご味を味わいました。途中の緩やかな流れでは、ボートを降りて身体を流れに任せるボディラフティングも体験しました。ガイドからは、川や周囲の自然、動植物などについて詳しい説明を受け、有意義な1日に参加者たちも満足そうな表情をしていました。
 
ボート2隻に分乗して川を下る局長たち

ラフティングを終えて記念写真に収まる一行


オリジナルフレーム切手「「湿原の神」と呼ばれたタンチョウ」の贈呈式

2023年02月03日 13時36分31秒 | 写真
オリジナルフレーム切手「「湿原の神」と呼ばれたタンチョウ」を販売
1月30日に釧路市役所で贈呈式
                              
 日本郵便㈱北海道支社(及川裕之支社長)は、1月27日からオリジナルフレーム切手「「湿原の神」と呼ばれたタンチョウ」(第7弾)を発売しています。これを受けて1月30日に釧路市役所で切手贈呈式が行われ、釧路地区連絡会統括局長の佐藤太一・釧路東郵便局長から蝦名大也市長、阿寒国際ツルセンターの河瀬幸館長に記念のフレーム切手が贈られました。

 今回の切手は、本道東部の湿原を中心に生息し、国指定の天然記念物として知られるタンチョウヅルを題材としています。阿寒国際ツルセンターから提供された求愛ダンスや群れで飛翔する瞬間をとらえた写真を使い、84円切手10枚で1シートを構成しています。シート単位の販売で、価格は1シート1400円(税込み)となっています。

 釧路市や釧路町、標茶町、弟子屈町、白糠町、厚岸町、浜中町、鶴居村の全67郵便局のほか札幌中央郵便局、北海道庁赤れんが前郵便局、旭川中央郵便局など18局で取り扱っています。2月5日午前0時5分から「郵便局のネットショップ」(https://www.shop.post.japanpost.jp/)でも取り扱います。利用には会員登録が必要となり、販売価格のほかに郵送料等が加算されます。

 贈呈式には、同連絡会副統括局長の東出清和・釧路愛国郵便局長、竹林聖英・阿寒郵便局長も同席しました。佐藤統括局長は「タンチョウヅルが優雅に舞う印象的な写真の切手をお届けします。タンチョウは釧路の大事な観光資源、このフレーム切手が釧路市の魅力発信に貢献できればうれしい」とフレーム切手を贈りました。

蝦名市長は「今回はタンチョウの絶妙なタイミングで撮影した写真が多く、みんなが撮りたい場面の写真が切手につまっています。国の特別天然記念物に指定されて70年、切手を見て写真を撮りたいと足を運ぶ方が来て欲しい」と笑顔で応えていました。河瀬館長は「タンチョウは釧路ばかりでなく、様々な地域で見られるようになってきましたが、群れとして見ることができるのは釧路地域だけ。フレーム切手が多くの人に喜んでもらえたら」と話していました。

道東の湿原を中心に生息するタンチョウは、一時24羽しか生息数が確認できませんでしたが、懸命な保護活動で現在は約1900羽まで増えています。阿寒国際ツルセンターは、人口給餌発祥の地として知られる釧路市阿寒町にあり、専門の研究員が生態や行動などを研究、その情報を発信して保護に役立てています。さらに毎年「タンチョウフォトコンテスト」を実施、今回のフレーム切手には第8回コンテスト(令和2年)の入賞作品10点が使われています

贈呈式でフレーム切手を手にする蝦名市長と河瀬館長

オリジナルフレーム切手「「湿原の神と呼ばれたタンチョウ」


苫小牧市内全22郵便局でマイナンバーカード申請支援

2023年02月03日 13時29分20秒 | 写真
苫小牧市内の全22郵便局でマイナンバーカード申請支援
期間は3月31日まで
                           
 日本郵便㈱北海道支社(及川裕之支社長)は、1月10日からマイナンバーカードの普及促進に協力するため苫小牧市の委託を受け、同市内の全22郵便局でマイナンバーカード申請支援事務を行っています。苫小牧市総務部ICT室でもA4判のPRチラシを作り、各郵便局窓口に置くなど市民周知に力を入れています。

 対象は苫小牧市に住民登録がある人で、支援事務は平日の午前9時から午後5時まで、期間は3月31日までとなっています。

 チラシの表面には、①顔写真無料撮影(写真館や証明写真機で撮影した写真の持ち込み可)②約10分で申請完了(申請書の書き方などもスムーズに案内)③お近くの郵便局で(自宅や職場近くの郵便局で申請できる)と強調、申請の流れを絵入りで紹介しています。

 裏面には、①本人確認書類になる②健康保険証としても使える③コンビニで各種証明書が取得できるなど、6つのメリットを説明しています。さらに「令和6年度中に、運転免許証との一体化が予定されています」との記述もあります。

郵便局マイナンバーカード申請サポート事業のチラシ(表)

同(裏)