2月22日にM‐1&L‐1グランプリ北海道大会開催
佐藤敦士さん(札幌中央局)と板坂祐希さん(小樽局)が金賞
日本郵便㈱北海道支社(及川裕之支社長)主催の2022年度M‐1L‐1グランプリ北海道大会が、2月22日に札幌市内のホテルで開かれました。コロナ禍で3年ぶりに開催された大会には、各郵便局の集配営業部や郵便部に勤務する特約マイスターを対象としたM‐1部門に地方予選を勝ち抜いた8郵便局の代表と、今年から新たに加わったグループリーダーを対象としたL‐1部門にも8郵便局の代表がそれぞれ5分間の持ち時間で臨み、営業成約に至るまでの取組みやチーム運営を導いた過程などを発表しました。
今回のグランプリでは、M‐1に「成約に至るまでの経過で自らが成長したと感じたこと」というテーマが、L‐1も「チームをひとつに!メンバーを同
じ目標へ導くために大切なこと」がテーマとされていました。
開会に先立ち日本郵便㈱北海道支社の及川裕之支社長が「郵便・物流事業の最重要課題である荷物営業の収益拡大に日々取り組んでいるみなさんに発表してもらい、課題解決を横展開して北海道全体のさらなる営業活動の活性化を図ることを目的としています。今回初めてリーダーにも参加してもらい、課題や問題点にどう立ち向かったのか、お客さまに日本郵便を選んでもらうための契約方法などどのように示して成果に結びつけたのか、など有意義な発表会を期待しています」とあいさつ。
続いて本社郵便・物流営業部の田中豊執行役員が「直近のゆうパック推進状況では、北海道はトップクラスにあります。郵便・物流事業の4割を荷物営業が占めており、高い利益率を示しており、シェア拡大は重要課題となっています。今回は荷物営業の最前線で活動しているみなさんの報告を楽しみにし出席しました」と期待感を示しました。
金賞の佐藤さんは、代役で向かった営業先で利用していた宅配業者の不満や困り事を聞き出し、新たな提案で獲得につなげ「営業専担でなくてもできる!」と確信した経緯を報告しました。銀賞の村松さんは、2人1組で訪問活動を展開して今年1月末で成約件数が0から10件になった歩みを語りました。銅賞の小松さんは、他社利用の花屋にゆうパックの優れた品質管理をきちんと説明し、実際にパレットを持ち込んで認めてもらい獲得につなげた経過を説明しました。
L‐1では、金賞の板坂さんは自分が頼れる存在であることをアピールしたうえで、職場の環境づくりと提案資料作成をサポート、成果を上げたことを語りました。銀賞の南谷さんは、営業プロジェクトチームの情報共有と推進管理を徹底、対前年比1・5倍の成約にこぎつけ、管内特約ゆうパック成約1位を目指すと宣言しました。銅賞の鈴木さんは、企業カルテの作成と活用や勉強会と意見交換会の積み重ねで情報収集件数が対前年比2・5倍になったことを紹介しました。
各発表が終わるごとに審査員から質問が寄せられ、発表者が答え、最後に勝見掌郵便・物流営業部長が一人ひとりの発表についての印象に残った点に触れながら「両方とも難しいテーマだったとは思いますが、いずれも大変すばらしい内容で感謝しています。各局長や社員のサポートがあってこその成果であり、今回発表のあった取り組みを生かして北海道の未来につなげてもらいたい」と講評しました。
出場者は次の通り。(敬称略)
▽M‐1 山崎光晴(苫小牧局第一集配営業部)、宇野佑太(山鼻局第三集配営業部)、熊谷優輝(函館中央局第一集配営業部)、高井寿典(遠軽局郵便部)、佐藤敦士(札幌中央局第一集配営業部)、井川涼太(岩見沢局集配営業部)、松村亮太(旭川東局第二集配営業部)、小松和貴(釧路中央局第一集配営業部)
▽L‐1 鈴木優也(厚別局第一集配営業部)、杉森智基(札幌白石局第一集配営業部)、天池鮎香(北見局第一集配営業部)、和島徹(函館中央局第一集配営業部)、濱哲也(苫小牧局第二集配営業部・白老)、南谷崇幸(旭川東局第一集配営業部)、飯澤祐真(根室局郵便部)板坂祐希(小樽局第一集配営業部)
あいさつをする及川支社長
出場者を激励する田中執行役員
発表会場
講評する勝見部長
M‐1金賞の佐藤さん(中央)、銀賞の松村さん(左)、同小の小松さん
L‐1金賞の板坂さん(中央)、銀賞の南谷さん(左)、銅賞の鈴木さん