卒業生が父母に「はがき」で感謝のメッセージ
安平町立早来小学校など5校が初めて取り組む
この春、道内5つの小中学校で卒業生193人が、節目を迎えた想いを伝える「はがき」を保護者に贈りました。受け取った父母たちは、わが子の成長が記された文面に感激するなど、手紙文化がつなぐ親子の絆の大切さを改めて確認していました。
この「卒業生が贈る感謝のメッセージサプライズ企画」は、卒業式を控えた児童や生徒たちに「はがき」をプレゼントし、両親への感謝の気持ちなどを書いてもらって式当日に配達するもので、日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)が初めて打ち出しました。この呼びかけに函館市の市立桔梗小学校(卒業生109人)をはじめ勇払郡安平町の町立早来小学校、同早来中学校(同47人)、同追分中学校(同24人)、同郡むかわ町の町立穂別中学校(同11人)が応じました。
このうち3月20日に26人が巣立った早来小学校(金子重人校長)では、15日に北海道支社の担当者が訪れ、6年生を対象に「手紙の書き方体験授業」を行ないました。子どもたちは、その体験を踏まえて保護者にあてたメッセージを書き込み、郵便番号やあて先を記入しました。「はがき」には、あらかじめ「感謝状」や「Thank You」、「ありがとう!」などとのひな形が印刷されており、子どもたちは好きな「はがき」を選んで使っていました。
指導に当たった冨樫忠浩教諭は「体験授業で教えたことが、直ぐにこの素晴らしい企画でいきるとは思わなかった。受け取った親御さんにとっては感激だし、児童にとっても相手の気持ちを考えて手紙を書くという大切な体験になったと思う」と話していました。それとともに「体験授業とセットで行なえたことが児童たちにも良かった。是非、今後も続けてほしい」と、「手紙の書き方体験授業」の必要性を訴えていました。
残る4校には、同支社が卒業生分の郵便はがきを用意し、学校が希望するテンプレート(ひな形)を印刷したうえで配達日指定分の郵便切手を貼付して送付しました。実施校からは、子どもたちから「当日配達されているかワクワクした」、「帰宅したらお母さんが喜んでくれた」という声が聞かれたとの報告が同支社にありました。
早来小で行われた「手紙の書き方体験授業」
北海道支社で用意したメッセージ用のはがき
はがきには配達日指定のスタンプと切手を貼付
両親あての感謝メッセージを見せる早来小の児童
メッセージの書き込まれた「はがき
」
安平町立早来小学校など5校が初めて取り組む
この春、道内5つの小中学校で卒業生193人が、節目を迎えた想いを伝える「はがき」を保護者に贈りました。受け取った父母たちは、わが子の成長が記された文面に感激するなど、手紙文化がつなぐ親子の絆の大切さを改めて確認していました。
この「卒業生が贈る感謝のメッセージサプライズ企画」は、卒業式を控えた児童や生徒たちに「はがき」をプレゼントし、両親への感謝の気持ちなどを書いてもらって式当日に配達するもので、日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)が初めて打ち出しました。この呼びかけに函館市の市立桔梗小学校(卒業生109人)をはじめ勇払郡安平町の町立早来小学校、同早来中学校(同47人)、同追分中学校(同24人)、同郡むかわ町の町立穂別中学校(同11人)が応じました。
このうち3月20日に26人が巣立った早来小学校(金子重人校長)では、15日に北海道支社の担当者が訪れ、6年生を対象に「手紙の書き方体験授業」を行ないました。子どもたちは、その体験を踏まえて保護者にあてたメッセージを書き込み、郵便番号やあて先を記入しました。「はがき」には、あらかじめ「感謝状」や「Thank You」、「ありがとう!」などとのひな形が印刷されており、子どもたちは好きな「はがき」を選んで使っていました。
指導に当たった冨樫忠浩教諭は「体験授業で教えたことが、直ぐにこの素晴らしい企画でいきるとは思わなかった。受け取った親御さんにとっては感激だし、児童にとっても相手の気持ちを考えて手紙を書くという大切な体験になったと思う」と話していました。それとともに「体験授業とセットで行なえたことが児童たちにも良かった。是非、今後も続けてほしい」と、「手紙の書き方体験授業」の必要性を訴えていました。
残る4校には、同支社が卒業生分の郵便はがきを用意し、学校が希望するテンプレート(ひな形)を印刷したうえで配達日指定分の郵便切手を貼付して送付しました。実施校からは、子どもたちから「当日配達されているかワクワクした」、「帰宅したらお母さんが喜んでくれた」という声が聞かれたとの報告が同支社にありました。
早来小で行われた「手紙の書き方体験授業」
北海道支社で用意したメッセージ用のはがき
はがきには配達日指定のスタンプと切手を貼付
両親あての感謝メッセージを見せる早来小の児童
メッセージの書き込まれた「はがき
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