公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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ポスト清掃

2018年04月24日 15時07分41秒 | その他
4月20日に幼稚園児たちが札幌南郵便局前でポスト清掃
郵政記念日に合わせて企画、郵便局も見学



 札幌南郵便局(南区真駒内泉町1、兼平芳則局長)で4月20日、近くの「まこまない明星幼稚園」(同区真駒内泉町2、秋山千四郎園長)の園児たちがポスト清掃を行ないました。清掃を終えた園児たちは、記念写真を撮ったり、郵便局内を見学するなどして「郵便局のお仕事」を学んでいました。

 この日やって来たのは年長組30人の園児たちで、引率の教員からタオルなどを受け取り、冬の間、風雪で汚れたポストをピカピカに磨き上げていました。手の届かない上部は、教員に抱きあがられて拭きとり、ポストも鮮やかな赤色を取り戻し、すっかり見違えるようになりました。

 その後、子どもたちは日本郵便キャラクターの「ぽすくま」と記念写真に収まり、握手するなど触れ合いを楽しんでいました。さらに郵便局内の見学も行なわれ、手紙やはがきが届くまでの仕事の説明を受け、おみやげをプレゼントされたニコニコ顔で幼稚園に帰りました。

 
ポストを磨く園児たち

「ぽすくま」と一緒に記念写真に収まる子どもたち


郵政記念日北海道地方式典

2018年04月23日 16時08分05秒 | その他
第85回郵政記念日北海道地方式典が4月20日札幌で開催
JP4社の30年永年勤続功労者204人を表彰




 第85回郵政記念日北海道地方式典が4月20日(郵政記念日)、札幌パークホテルで行なわれ、日本郵政株式会社グループ4社の永年勤続功労(30年)社員合わせて204人に表彰状と記念品が贈られました。(公財)通信文化協会北海道地方本部は、今年も長年職務に精励して表彰を受けた受章者たちに敬意を込め、昼食会場で北海道郵政吹奏楽団の演奏などをプレゼントしました。

 式典では、日本郵便㈱北海道支社の西澤茂樹支社長が「平成30年度は、次の年号に向けて準備するとともに北海道命名150年のメモリアルイヤーに当たって着実に前進するための重要な1年です。昨年9月には、ご列席いただいている高橋北海道知事と北海道支社との包括連携協定、10月には秋元札幌市長と市内各郵便局によるまちづくりパートナーシップ協定を締結させていただきました。全道179市町村と各地の郵便局と同様の包括連携協定が結ばれつつあるのは、本日受賞されたみなさまの長年にわたる献身的な職責の遂行に光が当てられたものと感謝します。不易流行の精神で安心・安全の拠点として“なまら、あずましい”郵便局づくりに努力していきましょう」と式辞を述べました。

 来賓を代表して高橋はるみ北海道知事は「道内のすみずみまで張り巡らせたネットワークを生かし、安心して暮らし続けられる地域社会の実践を共に取り組めることを心強く感じています。命名150年の節目で先人から受継いだふるさと北海道を次の世代へしっかりと引き継ぐため世界を見据えた地域づくりや未来を担う人づくりに全力で取り組むので協力を」と訴えました。続く秋元克広札幌市長は「地域貢献として札幌市では敬老パスの交付、昨年からはICカードへのチャージ、乳幼児世帯へのゴミ袋の交付、さらには夏のPMFなどの各種イベントへの協力など感謝しています。市内228郵便局と結んだまちづくり協定により、地域における良きパートナーとして人々と密着したサービス、まちづくりに力添えを」と呼びかけました。

 その後、武藤政雄北海道施設センター長や西澤支社長、橘直明㈱ゆうちょ銀行北海道エリア本部長、松岡和也㈱かんぽ生命保険北海道エリア本部長から日本郵政1人、日本郵便194人、ゆうちょ銀行5人、かんぽ生命保険4人の永年勤続功労受章者に各社社長からの表彰状と記念品が贈られました。

 最後に受章者を代表して遠軽郵便局郵便部の青木浩樹課長が「会社の大きな変遷、取り巻く環境の変化の中で、お客さまの安心、信頼をより確保し、グループ全体がさらなる発展ができるため今回の表彰を励みに各自が役割りと責任を自覚し、持てる力を最大限に発揮したいと思います。30年前に下頓別郵便局外務員として採用され、交通事故で長期入院もしましたが、地域の方々や職場の仲間に支えられ復帰できました。決して順風満帆な30年間ではなく、悩む事もありましたが上司や先輩、仲間、家族に助けられてこの日を迎え、感謝しています」と答辞を読み上げました。

 式典を終えた受章者たちは昼食会に臨み、ステージでは北海道支社集配・品質部の宮崎則幸部長が指揮する郵政吹奏楽団「イル・ポスティーノ」が、30年前の入社時のヒット曲など5曲を華やかに演奏しました。ステージ脇には通信文化協会北海道地方本部、北海道郵政退職者の会・郵雪会からのカラフルな盛り花も飾られ、会場の雰囲気を盛り上げていました。

 ㈱ゆうちょ銀行北海道エリア本部の橘直明本部長が、受章者たちの長年にわたる努力を労って乾杯の音頭を取り、和やかな談笑とともに食事が行なわれていました。約1時間後、㈱かんぽ生命保険北海道エリア本部の松岡和也本部長がグループ各社の今後の発展と社員の団結を訴え、昼食会を締めくくりました。




式辞を述べる西澤支社長

祝辞の高橋知事

祝辞の秋元市長

武藤センター長から表彰を受ける萩原義晃総務グループリーダー

西澤支社長から表彰を受ける石栗征剛標茶郵便局長

橘本部長から表彰を受ける笹川愛美小樽貯金事務センター主査

松岡本部長から表彰を受ける越湖道義総務部長

感激を胸に答辞を読み上げる遠軽郵便局の青木浩樹課長

和やかな談笑が繰り広がられた昼食会場

演奏を披露する宮崎部長指揮の郵政吹奏楽団「イル・ポスティーノ」


逓信従業員殉職碑で献花式

2018年04月19日 16時38分24秒 | その他
4月19日に志半ばの先人偲び逓信従業員殉職碑で恒例の献花式
札幌・円山公園内で西澤支社長たちが出席




 北海道郵政事業の歩みの中で業務中に亡くなった先人たちを慰霊する逓信従業員殉職碑(札幌市中央区の円山公園内)で4月19日、日本郵便㈱北海道支社の献花式が行なわれました。郵政記念日を前に毎年続けており、グループ各社とOB組織の代表たちが、碑前に花束を捧げて黙祷しました。

 殉職碑の前に並んだ出席者に高野徳明総務・店舗担当部長が、殉職碑は昭和5年(1930年)に当時の札幌逓信局や郵便局管理者、有志職員の寄贈で建立された経緯を紹介しました。2017年度の殉職社員はなく、現時点で701柱が納められている旨の説明もありました。

 最初に西澤茂樹支社長が碑前に花束を捧げて深々と慰霊の気持ちを伝え、北海道地方郵便局長会の佐々木靖会長(手稲駅前郵便局長)が続きました。さらに北海道郵政退職者の会・郵雪会の鳴海裕史副会長、(公財)通信文化協会北海道地方本部の菅原信行本部長、㈱ゆうちょ銀行北海道エリア本部の橘直明本部長、着任早々の松尾和也株かんぽ生命保険北海道エリア本部、武藤政雄日本郵政㈱北海道施設センター長の順で献花、黙祷を捧げました。



殉職碑前に並ぶ出席者たち

碑前に花束を供え、黙祷する西澤支社長

献花する菅原本部長


前島密賞贈呈式

2018年04月13日 10時14分58秒 | その他
4月11日に東京で第63回前島密賞贈呈式
平田好光・元栗山郵便局長も受賞




 (公財)通信文化協会(團宏明理事長)が主催する第63回(平成29年度)前島密賞の贈呈式が、4月11日午前11時からKKR東京(東京都千代田区)で行なわれ、北海道から受賞した元栗山郵便局長の平田好光さん(67)に田尻嗣夫会長から賞状と前島密賞メダル(共同研究、団体受賞者には賞金目録)が贈られました。

 今回の前島密賞には、情報通信や放送で特段の功績があった16件、27人(うち4件、15人は共同研究による受賞)が選ばれました。このうち日本郵政㈱関係の3件3人のうちの1人として平田さんが受賞し、この日の贈呈式に臨みました。 席上、田尻会長から受賞の12個人と共同研究代表者4人に賞状と銀メダル、目録が贈られ、受賞者を代表して(一社)テレコムサービス協会の是枝伸彦副会長が謝辞を述べました。

 この後、記念講演が行なわれ、受賞者の1人で元日本放送協会アナウンス室エグゼクティブアナウンサー、桜井洋子さんが「いつまでも心をつないでいきたい」と題して、30分余り話をしました。さらに会場を移して祝賀会が行なわれ、出席者たちが受賞者たちを囲んで懇親を深めていました。




田尻会長から賞状を受ける平田さん(左)

受賞者代表あいさつに聞き入る平田さん(前列右端)

記念写真に臨む平田さん(最前列右から3人目)


アサヒ北海道写真展

2018年04月12日 11時25分22秒 | その他
第69回アサヒ北海道写真展で会員の長岡秀文さんが入選 
4月11日から札幌市教育文化会館で開催

                         


 全日本写真連盟北海道本部、朝日新聞北海道支社主催の第69回アサヒ北海道写真展が、4月11日から15日までの間、札幌市教育文化会館(中央区北1条西13丁目)4階ギャラリーで始まりました。全国のアマチュアカメラマン106人が658点を応募、審査で選ばれた大賞など入選作100点が展示され、来場者が熱心に見入っていました。

 この写真展は、昭和24年から行なわれていた全日本写真連盟北海道本部主催の2大公募展を一本化し、朝日新聞道支社も主催に加わり、毎年この時期に開催しています。北海道の自然や観光、スポーツ、日常生活、産業などを激写した全国の写真愛好家から未発表の自由作品を公募しています。

 一般と中・高校生の2部門があり、一般部門では阿部なおきさん(登別市)の「放課後」が朝日大賞、準大賞1点や優秀賞3点、特選10点、入選85点が選ばれました。通信文化協会北海道地方本部シニア会員の長岡秀文さん(73)=札幌市清田区在住=も、四つ切りのカラー写真「新年の光に禊ぐ若人」で入選しました。

 長岡さんの作品は、例年1月下旬に北海道神宮で行なわれる新成人の寒中禊(みそぎ)を撮影しています。男性はふんどし姿、女性は白い行衣(ぎょうい)で、若人十数人が手水舎(ちょうずしゃ)で手桶の冷水をかぶる瞬間を捉えています。




来場者があつい視線を向けるアサヒ北海道写真展

長岡秀文さんの作品「新年の光に禊ぐ若人」


山鼻郵便局の絵手紙教室

2018年04月06日 16時17分38秒 | その他
樫原由夏さんが指導する山鼻郵便局の絵手紙教室に百歳の受講生
北陸銀行札幌支店アートギャラリーでグループ作品展



 山鼻郵便局(札幌市中央区南16条西15丁目、福澤秀一局長)のコミュニティールームで開催されている絵手紙教室が5年目を迎えました。日本絵手紙協会公認講師の樫原由夏さんが指導、受講生の中には100歳の女性もおり、和気あいあいの中でレベルアップに励んでいます。

 樫原さんは、絵手紙創始者の小池邦夫さんによる作品展を見て絵手紙の魅力にひかれ、夫の転勤に伴い赴任先の東京で研修を受け、2007年の公認講師となりました。再び札幌に戻って10年、現在は山鼻郵便局をはじめNHK文化センター札幌と同新札幌など5ヵ所で教室を主宰しています。

 山鼻郵便局では毎月1回金曜日午前10時から2時間、日本絵手紙協会が発行する「月間絵手紙」を教材に講義、その後実作を指導しています。40歳代からの女性18人が受講、年間カリキュラムを示して開催日、講義要点、進捗目標などを設定し、中身の濃い指導が人気を呼んでいるようです。

 この日(4月6日)は12人が出席、教材の「月間絵手紙」から「気韻生動(きいんせいどう=書画や詩文などの芸術作品に、気高い風格・情緒が生き生きと満ちている)」を解説、絵手紙を実作する上での心構えを紹介していました。その後、受講生たちが持ち寄ったフキノトウやソラマメ、玉ネギなどの画題に挑み、絵と文章を添える実作を行ないました。

 受講生の1人、瓜生勢子さんは大正6年8月生まれの100歳、2年前から毎月通っており「この時間がとても楽しい。時には娘や孫に絵手紙を出し、喜ばれています」と笑顔で話します。この日も緑のみずみずしそうなフキノトウを巧みに描き、添える文章に頭をひねっていました。

 樫原さんは、5教室のほか介護付き有料老人ホームで認知症のお年寄りたちも指導、生活改善につながっていると言います。今後は「絵手紙を男性陣に広げたい。ビジネスでも名刺や礼状などに役立て、手作りの心が通うツールとしての素晴らしさを訴えていきたいと思います。さらに自分たちより下の世代に後継者不足が目立っており、養成しなければ」と意欲を燃やしています。

 また、北陸銀行札幌支店(中央区大通西2丁目)の「ほくぎんアートギャラリー」で、4月いっぱい各教室の受講生が描いた130点余りの絵手紙を展示、作品展を行なっています。「いま絵手紙を始めてみませんか」のタイトルで、マスク姿の自画像、様々な魚や花を描いた作品の数々が、訪れる人たちの目を楽しませています。




受講者に実作のポイントを説明する樫原さん

画題を前に熟慮する受講者

御年100歳、絵手紙の文章を考える瓜生勢子さん

北陸銀行ロビーで行なわれている絵手紙展