公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

ブログ変更しました。
旧ブログはブックマークの通信文化協会をクリックすると
見ることが出来ます。

岩内3郵便局で絵手紙展

2021年06月28日 16時15分12秒 | 写真
岩内町内の3郵便局で「丸ポストさんありがとう」展を同時開催
絵手紙グループ「いち語いち絵の会」が協力


 岩内町内の岩内郵便局(吉田卓也局長)と岩内高台郵便局(長谷川誠局長)、島野郵便局(安倍裕史局長)のお客さまロビーで、絵手紙の「丸ポストありがとう」展が開かれ、登場して120年経った丸形ポストを懐かしみ感謝する作品の数々が来局者の目を楽しませています。

 明治34年から登場した丸形ポストは、昭和45年以降は四角い箱型ポストへの切り替えで設置数が減り、今ではレトロな存在となっています。日本絵手紙協会公認講師の箕浦尚美さん=札幌市北区在住=は、なじみ深い丸形ポストをテーマに主宰する「いち語いち絵の会」のメンバーに作品提供を呼び掛けたところ多数が寄せられた、といいます。そこで4月に札幌中央郵便局(立田一実局長)などで札幌市内の3郵便局で作品展を開き、好評だったことを知った吉田局長が箕浦さんに岩内開催を持ち掛けて実現しました。

 80点を超える作品をスペースに限りがあることから3つの郵便局に分け、6月11日から月末までの予定で展示を始めています。岩内郵便局では、丸型ポストに見立てた短冊形の用紙に感謝を伝えるメッセージなどをつづった作品、岩内高台郵便局と島野郵便局では、はがきサイズやポストをかたどった用紙の作品を展示しています


岩内郵便局に展示されている丸型ポストへの想いをつづった絵手紙

岩内高台郵便局ではポスト形の用紙を使った作品が並ぶ

島野郵便局でははがきサイズの絵手紙を展示


士別郵便局のポストデコレーション

2021年06月23日 14時51分27秒 | 写真
士別郵便局前の郵便ポストが花と星空でデコレーション
幼稚園児たちがカラフルなジャガイモの花作る

 郵政事業150年にちなんで局舎前の郵便ポストを様々に変身させている士別郵便局(渡部穣局長)で、今回は近くの幼稚園児たちが手作りしたカラフルなジャガイモの花びらを飾り付けました。今年4月から4回目のお色直しで、子どもたちの力作が投函する市民の目を楽しませています。

 同郵便局では、社員有志が創業記念プロジェクトチームを立ち上げ、ポストのデコレーションを続けています。これまでに「春爛漫 お客さまの笑顔のために 150年まごころポスト」(4月2日~20日)、「元気いっぱい夢いっぱい 子どもの日ポスト」(4月21日~5月6日)、「侍・士別の春ポスト=愛称・アスパラポスト」(5月12日~6月18日)を手掛けてきました。

 「侍・士別の夏ポスト」は、学校法人坂野学園瑞祥幼稚園(坂野虎渓園長)が協力、28人の園児たちが地元特産品のジャガイモの花56枚を制作しました。これにプロジェクトメンバーたちは、士別市が誇る満天の星空とジャガイモ畑を組み合わせ、愛称「じゃがいもポスト」を完成させました。

 ポストの前面は園児たちによるカラフルなジャガイモの花びら9枚、両サイドには星空の下に緑の葉っぱと花びらの畑が広がり、士別らしく白いヒツジも登場させ、メルヘンな世界を演出しています。同郵便局では、今回の「じゃがいもポスト」を7月30日まで続け、その後第5弾を予定しているといいます。


 
カラフルな花びらが踊るポスト前面

星空と花咲くジャガイモ畑にヒツジの左側

右側にも同様の飾り付け


「おうちチャレンジデー」で士別市1位

2021年06月16日 13時58分43秒 | 写真
「おうちチャレンジデー2021」で士別市が1位
市内の8郵便局も参加して参加率アップに貢献



 住民総参加型のスポーツイベント「おうちチャレンジデー2021」で、士別市が参加全国10自治体の中で1位となりました。同市内では牧野勇司市長が実行委員会委員長を務めるなど取り組みに力を入れており、8郵便局を含む83団体の2186人が参加しました。

 毎年5月の最終水曜日にスポーツなどで15分間体を動かした住民の数(参加率)を競う「おうちチャレンジデー2021」は、笹川スポーツ財団の主催で2017年から始まっています。体を動かす内容は、筋力トレーニングやランニング、サイクリング、軽い体操など幅広いうえ散歩、掃除、ゴミ拾い、草むしりなども認められています。住民の健康づくりやまちの活性化を図るきっかけとして、自治体の対戦形式で行われ、今年度は全国一斉チャレンジデーがコロナ禍で10月27日に延期となり、当初開催予定日の5月26日には代替イベントとして「おうちチャレンジデー2021」が開催されました。

 当日は北海道(士別市、枝幸町、東神楽町、湧別町)のほか秋田県、山形県、岐阜県、愛知県、広島県からの10自治体が参加しました。公式参加率はLINE報告だけを対象としており、人口18134人の士別市が参加者数219人で参加率1・21%となり、湧別町(人口8467人、参加者数85人、参加率1.
00%)、愛知県扶桑町(同34913人、同340人、同0.97%)を抑えて1位となりました。

 士別市内では、市役所をはじめ士別商工会議所、学校など83団体が参加、士別郵便局(渡部穣局長)や士別中央通郵便局(宮島貢局長)、士別大通郵便局(神野光博局長)、上士別郵便局(今野圭介局長)、中士別郵便局(大川政夫局長)、多寄郵便局(平間敏昭局長)、温根別郵便局(稲安豊一局長)朝日郵便局(山田敦久局長)の全郵便局が参加しました。各郵便局とも窓口カウンターにイベント告知用ミニのぼりを置いて市民への参加を呼びかけたほか、10月の全国一斉チャレンジデーに向け、今後も活動を継続することにしています。

 当日は午前5時から午後8時までの間実施され、事務局のまとめによると電話やファックス、メールで合計2186人から報告があり、このうちLINE報告は219人だったということです。宮島局長は散歩とゴミ拾い、今野局長と渡部局長は草むしりなど、全郵便局で局員を含めてそれぞれの方法で参加したそうです。


PR用ミニのぼりを持つ士別大通局の三浦沙央里さん(左)と高桑卓代さん

局舎周囲の草むしりに汗を流す渡部局長


函館中央郵便局が函館市に特殊切手寄贈

2021年06月07日 16時18分06秒 | 写真
函館中央郵便局長が函館市長へ郵便創業150年特殊切手を贈る
明治期の郵便局作業などを84円切手10枚に



 函館中央郵便局(本田美晴局長)はこのほど、函館市に切手趣味週間・郵便事業150年特殊切手を贈りました。函館市役所を訪れた本田局長と渡島地区連絡会統括局長の田中宏明函館東富岡郵便局長が、工藤寿樹市長にアクリルフレームに収めた切手を手渡しました。

 明治4年に東京と京都、大阪に郵便役所が創設され、近代日本の郵便制度が始まりました。以来今年で150年を迎えたのを記念し、日本郵便株式会社は切手趣味週間に合わせて特殊切手を発行しました。

 特殊切手は、明治17年に米国・ニューオリンズで開催された万国博覧会に出展した「郵便取扱の図」、同26年に同じく米国のコロンブス世界博覧会に出した「郵便現業絵巻」から図柄を採用しています。明治初期の郵便局における差立区分や郵便馬車、東京郵便電信局の作業風景などが84円切手10枚で紹介されています。


 
贈られた特殊切手を手に工藤市長(中央)と本田局長(右)、田中局長(左)