岩内町内の3郵便局で「丸ポストさんありがとう」展を同時開催
絵手紙グループ「いち語いち絵の会」が協力
岩内町内の岩内郵便局(吉田卓也局長)と岩内高台郵便局(長谷川誠局長)、島野郵便局(安倍裕史局長)のお客さまロビーで、絵手紙の「丸ポストありがとう」展が開かれ、登場して120年経った丸形ポストを懐かしみ感謝する作品の数々が来局者の目を楽しませています。
明治34年から登場した丸形ポストは、昭和45年以降は四角い箱型ポストへの切り替えで設置数が減り、今ではレトロな存在となっています。日本絵手紙協会公認講師の箕浦尚美さん=札幌市北区在住=は、なじみ深い丸形ポストをテーマに主宰する「いち語いち絵の会」のメンバーに作品提供を呼び掛けたところ多数が寄せられた、といいます。そこで4月に札幌中央郵便局(立田一実局長)などで札幌市内の3郵便局で作品展を開き、好評だったことを知った吉田局長が箕浦さんに岩内開催を持ち掛けて実現しました。
80点を超える作品をスペースに限りがあることから3つの郵便局に分け、6月11日から月末までの予定で展示を始めています。岩内郵便局では、丸型ポストに見立てた短冊形の用紙に感謝を伝えるメッセージなどをつづった作品、岩内高台郵便局と島野郵便局では、はがきサイズやポストをかたどった用紙の作品を展示しています
岩内郵便局に展示されている丸型ポストへの想いをつづった絵手紙
岩内高台郵便局ではポスト形の用紙を使った作品が並ぶ
島野郵便局でははがきサイズの絵手紙を展示