胆振地区連絡会登別部会8郵便局で食材受付ボックス設置
食品ロス削減めざして9月24日からお目見え
登別市内の全8郵便局のお客さまロビーに9月24日から筒形の食材受付ボックスが設置され、食品ロス削減に一役買う取り組みが始まりました。胆振地区連絡会登別部会が、フードバンク事業を展開する同市内のNPO法人「ゆめみーる」と連携協定を結び、家庭で使われない食材の回収を受け付けます。
部会長の角田司・登別新生郵便局長とNPO法人の對馬敬子理事長が9月16日、調印式で協定書を交わしました。同法人は、こども食堂活動やひとり親世帯に食材を届けるフードバンク事業を行っています。角田局長は「フードロス削減や生活困窮者支援に取り組む法人から話が持ち掛けられ、住民に身近な郵便局が受け入れ拠点の1つになればとの思いから引き受けました」と快諾の経緯に触れました。對馬理事長も「各郵便局の協力で活動をバックアップしてもらい、困窮者を少しでも減らしたい」と期待を寄せていました。
常設専用ボックスでは、米類や麦、乾麺、缶詰、レトルト食品、インスタント食品、調味料、菓子など賞味期限1カ月以上のものを受け付け、生鮮食品や開封したものは受け付けません。
協定書を手に對馬理事長(左)と角田局長