公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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岩見沢・上志文郵便局で開局セレモニー

2022年09月30日 16時05分39秒 | 写真
岩見沢・上志文郵便局が新築移転オープニングセレモニー
小学生代表たちと風船を揚げて祝う

 岩見沢市内の上志文郵便局(木村宣大局長)が新築移転し、9月26日に松野哲市長や地元町内会代表、近くの小学校代表の児童が出席し、オープニングセレモニーが行われました。テープカットの後、来賓や小学生がカラフルな風船を上空に放し、同局の新たな船出を祝いました
 同郵便局は大正5年に開局、昭和47年に上志文55番地5に移転、今回は旧所在地から北東へ約300㍍移転、新築しました。移転先は地域内唯一のコンビニエンスストアに隣接、買い物ついでの利用も見込め、旧局ではなかった駐車スペース4台分を確保し、利便性が向上しています。

 席上、松野市長は「上志文郵便局は100年以上にわたり、地域住民の身近な郵便局であり、暮らしに欠かせない存在として歩んでこられた。新築を機にこれまで以上地域のみなさまに愛され、地域に根差し、より親しまれる郵便局となるように願っています」と期待を込めたあいさつをしました。

 続いて日本郵便㈱北海道支社の酢谷明広・経営管理本部長、北海道地方郵便局長会長の清水浩之・江部乙郵便局長、南空知地区連絡会地区統括局長の加藤武彦・栗山郵便局長がお祝いの言葉を寄せました。

 これを受けて木村局長が「子どもたちにこんな郵便局で働きたいと思ってもらえるような素敵な郵便局、地域のみなさまに愛される郵便局づくりに社員一同精一杯頑張ります」と決意を述べました。

 松野市長たち5人がテープカットした後、市立メープル小学校の尾花靖宏校長と1年生の並松悠輝さん、2年生の東井詩さん、曽我夏帆さん、細川将瑚さん、山岸楽生さんが加わり、風船を揚げてお祝いに華を添えました。
 
新築移転した上志文郵便局

あいさつをする酢谷経営管理本部長

お礼の言葉を述べる木村局長

船出を祝ってテープカット(左から加藤局長、松野市長、酢谷本部長、清水局長、木村局長)


札幌手稲高校で「高校生のための金融リテラシー講座」

2022年09月27日 14時32分51秒 | 写真
札幌手稲高校で「高校生のための金融リテラシー講座」
ライフプランニングとお金について考える

 「高校生のための金融リテラシー講座」が9月25日、道立札幌手稲高校(渡辺祐司校長)で開かれ、高校1年生がライフプランとお金について学びました。講師を務めた平畠一矢・北海道庁内郵便局長は、パワーポイントを使いながら家計管理や資産形成などを分かり易く説明、グループディスカッションを含めた2コマ合わせて100分間の講座を進めました。

 今春から成人年齢が18歳に引き下げられたのを受け、金融に関する知識や判断力(金融リテラシー)を早めに身に付けることが重要となり、高校の新学習指導要領でも家庭科や公民科での教育を求めています。日本郵政グループでは、金融教育を通じて子どもたちにお金の大切さを伝え、お金との付き合い方を学んでもらおうと、出前授業に力を入れています。

 北海道支社(及川裕之支社長)でも北海道教育委員会などと協議を進め、道立高校216校のうち53校での実施を決め、トップバッターとして6月に道南の森高校で行い、今年度分は来年2月で終了する予定です。今回は手稲前田郵便局(佐藤巧局長)の尽力で、札幌手稲高校1学年8クラス320人を対象に出前事業を実施することになりました。

 この日の講座は1年4組で行われ、マイブームをテーマに自己紹介で授業がスタート、平畠局長は配布した金融庁作成の教材を使い、働いて「稼ぐ」ことと将来設計から講義を始めました。人生3大費用(幼稚園から大学までの教育費用、建売住宅購入費用、ゆとりあるセカンドライフの資金)には、計画的な準備が必要となることを示し、4人1グループでのディスカッションを行い、結果を発表してもらいました。

 生徒たちは、住宅やマイカー購入、セカンドライフ、教育をテーマにパソコンで資料を調べて意見を交わし、平畠局長が各グループを回ってアドバイス、結論をまとめていました。発表を受けて平畠局長は「郊外の宅地を考慮することも大事であり、車はレンタルという選択もあります。老後資金は計画的な貯蓄が必要」などと生徒たちの考え方が幅の広がるように指導していました。

 その後、資産形成の課題では金融商品について安全性や収益性、流動性の3つの基準を「完全に満たすものはありません」としながら債権、株式、投資信託を詳しく説明していました。さらに金融トラブルについての対処方法では「おいしい話には気をつけ、はっきり断ることを意識し、トラブルにあっても決してあきらめない」と要点を強調していました。

 長丁場の授業を終えた生徒の1人は「これまで余り考えたことのない金融だっただけに最初は戸惑ったが、成人に向けて大事な問題なことが分かりました。すごく勉強になりました」と話していました。
 
札幌手稲高校の金融リテラシー講座

グループ討議に助言する平畠局長(右端)

講師を務めた平畠局長


西興部村老人福祉センターで年賀寄付金贈呈式

2022年09月22日 14時27分54秒 | 写真
西興部村老人福祉センターに待望の新型入浴設備
日本郵便年賀寄付金配分を受け実現
                           
 社会福祉法人・西興部村社会福祉協議会(佐久間純一会長)で9月14日、今年度の日本郵便年賀寄付金配分事業贈呈式が行われました。今回の寄付金配分額は405万6千円で、同協議会では老人福祉センターに新型の入浴設備を導入、ディサービスで訪れる車いすのお年寄りの介護入浴に利用しています。

 贈呈式では、西北見地区連絡会統括局長の馬道俊成・紋別北浜郵便局長が「老人福祉センターの入浴設備が壊れて使えなくなり、車いすのお年寄りが困っていると聞ききました。今回の配分で新たに設備使えるようになり、大変喜ばしい」とあいさつ。西興部郵便局の馬渕尚継局長から目録を受けた佐久間会長が「待望の入浴設備が導入でき、これまで不便な思いをしていたお年寄りに願ってもない朗報です。全国のみなさまから寄せられた善意に深く感謝し、お礼を述べたい」と語りました。

 同センターの石川達彦センター長によると、同施設では現在、75歳以上で要介護1から3までの村民10人がディサービスを受けており、うち4人が車いす利用者だと言います。従来使っていた入浴設備は10年以上前に故障で使えず、週2回の入浴サービスをシャワーで代行していただけに「利用者はもとより、負担が大きい介護職員ともども喜んでいます」と話していました。

馬渕局長(右)から目録を受けた佐久間会長
贈呈式後の記念写真に納まる出席者たち(右から馬渕西興部局長、馬道紋別北浜局長、佐久間会長)

年賀寄付金で導入した新型入浴設備


石狩郵便局などでスズムシプレゼント

2022年09月08日 15時17分09秒 | 写真
石狩市内の14郵便局でお客さま感謝デーのスズムシプレゼント                      

 石狩郵便局(岩本隆男局長)など石狩市内の13郵便局は、8月31日にお客さま感謝デー企画として来局者にスズムシをプレゼントしました。訪れた人たちは、窓口ロビーに並べられた虫かごに近づき、手に取っては思いがけない秋の虫の贈り物を笑顔で家路についていました。

 スズムシは、石狩郵便局の塚田哲行総務課長が自宅で飼育、羽化させた成虫を持ち寄り、各郵便局に提供しました。止まり木も備えた虫かごにオス2匹、メス1匹のスズムシを入れ、エサと飼育方法のメモを付けて渡されました。石狩局と石狩花川南一条局で各30ケース、石狩花川北二条局と石狩花川南一条局、石狩市役所前局、石狩花川南八条局、石狩南高校前局でそれぞれ20ケース、石狩北局や浜益局、厚田局、幌局、望来局、石狩親船局、石狩高岡局でも10ケースずつを用意しました。

 石狩局では、窓口ロビーに机を出して虫かご30個を並べ、「ご自由にお持ちください」と書かれた紙を張り出しました。虫かごを目にして「孫が喜ぶわ」と手に取るお年寄り、「子どもの頃の虫取りを思い出す」と言って持ち帰る男性客もいました。

 各局ともコロナ禍のため事前の告知などはしませんでしたが、夕方までには用意した虫かご全てがお客さまの手に渡りました。
 
石狩郵便局で用意したスズムシの虫かご


俱知安郵便局が開局記念写真展

2022年09月02日 16時33分10秒 | 写真
俱知安郵便局で開局125年記念写真展始まる
初日には先着125人に絵はがきプレゼント

 倶知安郵便局(渡部穣局長)で、開局125年と現局舎の築50年を記念する町民感謝イベントとして9月1日から窓口ロビーで同局の歴史を振り返る写真展が始まりました。来局者への絵はがきプレゼントも行われ、先着125人に地元のねぶた絵師が描いた歌舞伎役者のはがき1セット5枚が贈られました。

 事前に新聞記事で紹介されたのを読んで駆けつけた町民も見られましたが、大半は来局して初めて知ったとあって「面白いデザインですね」と絵はがきを受け取っていました。同町在住のねぶた絵師、氏家国博さん(76)の手掛けた絵はがきは、歌舞伎役者がスキーやスノーボードを楽しむ姿がカラフルなタッチで描かれています。

 「俱知安郵便局とくっちゃんじゃが祭りの今・むかし」と題した写真展には、明治後期に撮影された局舎や昭和38年の第1回祭りの写真など24点と解説文3点が展示されています。天皇皇后両陛下ご巡幸記念スタンプの案内板を掲げた局舎(昭和29年)、散水式融雪移設が完成した当時の局構内(同56年)など12点、祭り関連ではトラクターパレード(同41年、第4回)、じゃがねぶた(同24年、第50回)など12点が展示されています。

 局内に記念イベント開催プロジェクトチームを立ち上げ、渡部局長が絵はがき、総務部の山田市哉さんが写真展、窓口営業部の王伊蓮さんが風景印デザイン、松本貴浩窓口営業部長が記念押印対応を分担しました。写真展会場で記念写真に納まった4人は、無事に初日を迎えて安堵の表情を見せていました。

俱知安郵便局とジャガ祭りの歴史を伝える写真展

絵はがきを手に氏家さん(左)と渡部局長

記念写真に納まる右から松本部長、王さん、山田さん、渡部局長