公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

ブログ変更しました。
旧ブログはブックマークの通信文化協会をクリックすると
見ることが出来ます。

絵手紙作品展

2018年01月31日 13時37分13秒 | 作品展
テーマは「あったかいもの」―鍋やブーツなど温かい絵手紙の数々
札幌絵手紙の会が札幌中央郵便局で作品展

                           


 「二月三日は絵手紙の日」と題して札幌絵手紙の会(箕浦尚美代表)が、札幌中央郵便局(東区北六条東1丁目、松本芳夫局長)のお客さまロビーで作品展を開催しています。1月31日からは、無料体験コーナーも設け、会員が交代で来局の際に立ち寄った初心者の指導に当たっています。

 札幌絵手紙の会は、(一財)日本絵手紙協会(登坂和雄会長)の公認講師17人が所属、同協会が2009年に申請・制定した「絵手紙の日」を記念し、絵手紙の普及を願った毎年この時期に同郵便局で作品展を開いています。今年は1月29日から「あったかいもの」をテーマに会員ばかりでなく、会員と絵手紙交流を行なっている全国各地の仲間の作品約400点を展示しています。

 大きな画仙紙にキリタンポ鍋やブーツ、毛糸のセーターなどの絵に心温まるメッセージが添えられ、ダブルで温かい作品が微笑みを誘っています。ほかに旅先からの便り、季節の草花、食材、クリスマスなどの行事を題材にしたはがきサイズの絵手紙が、カラフルで楽しい世界を醸し出しています。

 31日午前10時から作品展会場に「無料体験コーナー」を設け、初心者を対象に絵手紙の楽しさを伝えています。この日は、朝から会員の山田恵子さんと樫原由夏さん、川島榮子さん、吉野木の実さんが講師を務めました。午前11時には3人の女性たちが、講師たちの指導で独特な筆の持ち方で線の描き方を練習、正月の縁起物などを絵に仕上げ、絵手紙を楽しんでいました。

 この絵手紙展は2月9日まで開催され、無料体験コーナーは2月2日までの午前10時から午後3時まで予定されています。


 
「絵手紙の日」にちなんで開催中の絵手紙展

展示された作品を熱心に見入る来局者たち

体験コーナーで絵手紙に挑戦する女性たちと指導の講師たち

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌中央郵便局で「趣味の切手展」

2017年10月17日 16時42分58秒 | 作品展
日本郵趣協会札幌中央支部が札幌中央郵便局ロビーで「趣味の切手展」
国内外珍しい切手の数々を240リーフで紹介




 切手収集家グループの日本郵趣協会札幌中央支部(山崎英氣支部長)が、札幌中央郵便局(東区北6条東1丁目、松本芳夫局長)のお客さまロビーで「趣味の切手展」を開いています。会員のうち7人が、昆虫シリーズやゴッホ作品の世界など国内外で発行された切手を見やすく分類した240リーフに仕立てて展示しています。21日まで開催。

 同支部は、30人余りの会員が毎月第3日曜日午前9時15分から札幌エルプラザ(北区北12条西4丁目)で月例会を開催、新切手の紹介や収集・整理の方法、切手交換会などを行なっています。今回は、会員個々の活動ぶりや切手収集の楽しみ、会員拡大を図るため切手展を企画した、と言います。

 北林利仁さんの「進化する橋の形態」は、国内外の有名な橋をデザインした切手を72枚のリーフにまとめた作品で、全国の作品展でも賞を受けています。木村博海さんは、一般では余りお目にかからない「国際切手返信券の歴史」(9リーフ)とアジアで初めて開催された「札幌オリンピック冬季大会」(12リーフ)を出品しています。

 坂田末記さんは「平成切手」(12リーフ)と「吉祥天」(10リーフ)、志賀格さんも「昆虫シリーズ」(12リーフ)と「和欧文機械印」(24リーフ)、横谷一宏さんが「ゴッホの世界」(9リーフ)と「山に咲く花」(32リーフ)、それぞれ2テーマの作品を出しています。

 山崎支部長は「インドシナ連邦」と題し、1880年から1954年までフランスの植民地だったインドシナ半島東部地区で使用されていた切手を36リーフにまとめています。本間秀一さんは、1880年に本道初の鉄道開業に際して米国から輸入された7100形蒸気機関車やD51機関車などを「SLシリーズ」(12リーフ)としてまとめています。

 一時は一大ブームとなった切手収集も今では下火となっていますが、山崎支部長は「安くなった今こそ収集のチャンス。自分の発想力で進化が求められる奥の深い趣味」と強調しています。同支部の活動については山崎支部長(℡011・855・6768)へ。



珍しい切手の数々が展示されているパネル

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊地昌博さんが写真展に出品

2017年08月18日 15時32分40秒 | 作品展
会員の菊地昌博さんがグループ写真展に作品寄せる
まるで絵画のように美しい「黄昏の丘」




 通信文化協会北海道地方本部の会員で、元朝里郵便局長の菊地昌博さん(72)が、道新ぎゃらりー(札幌市中央区大通西3、道新プラザ内)で開かれている写真展「北の律動」に作品を出品しています。「黄昏の丘」と題した作品は、靄(もや)のかかった上川管内美瑛町の丘陵地帯の夕景をとらえたもので、風景画を思わせるような仕上がりが見る者を魅了しています。

 菊地さんは、家族から退職記念にカメラをプレゼントされたのがきっかけで、写真撮影の魅力にはまったと言います。プロカメラマンの山本純一さんが指導する「楽しい写真教室」で、月2回の批評会や講話で撮影の技量を磨き、今回64人の仲間たちと1人1点の作品を出し合い、写真展を開催しました。

 「黄昏の丘」は、7月上旬に撮影した写真の中から選んだ作品で、連山を遠景に広がる丘陵地帯の緑の畑と薄茶の麦畑に極薄い靄がベールのようにかかった夕方の一瞬を写しています。最近は、漁川支流のラルマナイ川にある恵庭渓谷で、白扇の滝のコケを撮影していると語っている。

 同写真展は22日午後5時まで開催しています。



自作「黄昏の丘」の側で作品を語る菊地さん

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

写真道展

2017年05月16日 16時47分24秒 | 作品展
第64回写真道展に通信文化協会北海道地方本部シニア会員の長岡秀文さんが入選
6月2日から全道14市町で巡回展

                       


 第64回写真道展(北海道写真協会、北海道新聞社主催)が、5月11日から16日まで道新ぎゃらりーと道新プラザDO-BOX(札幌市中央区大通西3丁目6、北海道新聞社本館1階)で開かれました。全道各地のアマチュアカメラマン428人から第1部(自由)や第2部(観光・産業)、第3部(ネイチャーフォト)に5409点の応募があり、入賞、入選作270点が選ばれました。
 第1部では、シニア会員の長岡秀文さん(72)=札幌市清田区在住=が、カラー写真「あしたも天気になるかな」で入選しました。作品は、浴衣姿の幼い姉妹が古民家の玄関先に吊るされた16体のテルテル坊主を覗き込んでいるシーンを切り取っています。長年風雪にさらされた民家の板壁、昔ながらのガラスがはまった戸、二段に吊るされたテルテル坊主、少女の後姿が郷愁に富んだ雰囲気を漂わせています。
 巡回展は、岩見沢(6月2日~4日、岩見沢市文化センター)を皮切りに網走(12月16日~1月4日、網走市立美術館)などで行われます。


 
今年の入選作が展示されている会場
長岡さんの「あしたも天気になるかな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道書道展

2017年04月26日 16時42分23秒 | 作品展
第58回北海道書道展が4月26日から札幌市民ギャラリーで始まる
シニア会員の美濃徳英さんも力作を出品




 通信文化協会北海道地方本部会員で埼玉県在住の美濃徳英さん(84)=雅号・北濤=が、4月26日から札幌市民ギャラリー(中央区南2条東6丁目)で始まった第58回北海道書道展に作品を寄せています。昨年は心筋梗塞の手術で出品を見合わせたが、今年は武者小路実篤の格言を力感あふれる筆致で表わし、健在ぶりを示しています。

 札幌簡易保険センターで郵政マン人生を終えた美濃さんは、在職中から書家の中野北漠さんに師事し、創作活動に取り組んでいます。退職後は毎日書道展や北海道書道展の審査員を務めるなどし、平成18年からは埼玉県志木市に転居して書道教室で指導していました。

 今回は、武者小路格言から「全力を盡せ なるようになる」を墨跡鮮やかな大作に仕上げ、訪れた書道ファンを魅了していました。同展には、招待作家の中野さんの作品のほか大賞や準大賞、全道各地で活動する会員らの239点が展示されています。30日まで。


 キャプション
力作や大作が並ぶ北海道書道展の会場=左端が美濃さんの作品

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵手紙展

2017年04月05日 13時21分31秒 | 作品展
札幌北二条中郵便局の常設絵手紙展、今回は可部谷・小林母娘展
奈良や東海地方の古刹で出会った仏像作品など寄せる



 札幌北二条中郵便局(中央区北2条西2丁目、小野浩司局長)では、お客さまロビー壁面を絵手紙の常設展に開放しています。今回は日本絵手紙協会公認講師の可部谷由紀子さんと小林弘美さん母娘が、奈良市や名古屋市の古刹を訪れて描いた仏像や伽藍の作品を展示し、ロビーにおごそかな雰囲気を醸し出しています。

 2人は昨年8月、法隆寺(奈良市)で開かれた第8回日本絵手紙協会公認講師全国大会にそろって参加、その足で同市内や東海地方の寺院を巡って絵手紙にしたためてきたと言います。その成果を同郵便局の常設展で発表しており、法隆寺の薬師如来坐像をはじめ栄国寺(名古屋市)や瀧山寺(愛知県岡崎市)などの仏像、五重塔など69点を飾っています。

 同郵便局では、可部谷さんが指導していた絵手紙グループにロビー壁面を提供していましたが、現在はエルプラザで絵手紙教室を開く娘の小林さんに引き継いでもらっています。年間を通じてグループ展や今回のような企画展が開かれており、訪れる利用者の方々の目を楽しませています。

 キャプション
仏像や伽藍の絵手紙が飾られたロビー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イラストレーション個展

2017年03月01日 14時37分00秒 | 作品展
イラストレーション個展
小樽市在住のシニア会員・高田法子さんが札幌三越で作品展
2年ぶりの今回は「美々川」など油彩2点も出品



 シニア会員の高田法子さんが、札幌三越(札幌市中央区南1条西3丁目)で2年ぶりの「たかたのりこ作品展」を2月28日から同デパート本館9階イベントスペースで開いています。淡い色彩で描いた花の数々や人気のキャラクター「ふうちゃん」シリーズなどのイラストのほか、今回は久しぶりに2点の油彩画も展示し、幅広い活動ぶりを伝えています。

 小樽市在住の高田さんは、画家・イラストレーターとして活躍し、絵本の挿絵をはじめ金融機関や道立文学館のイメージキャラクター作成を手がけました。平成8年と10年の旧郵政省発行の年賀はがき北海道版に花のリトグラフ、さらに同11年にはふるさと切手に「雪の結晶」と「雪だるま」が採用されています。

 札幌三越では平成5年に初めて作品展を開催、17年からは毎年のように開くほどの人気ぶりです。今回はスイセンやガーベラなどの花と2人少女を描いた作品、様々な花を淡いタッチで仕上げたイラスト、クマの「ファイトくん」など高田さんオリジナルのキャラクターといった56点を展示しています。

さらに晩夏の静かな佇まいを見せる「美々川」、初冬の丘陵を俯瞰した「冬景色」の油彩画もあります。また、作品集やはがき、紙バックなどの即売コーナーも設け、会場に立ち寄った帰りに買い求める女性客も多く、人気を集めています

 このほか会場に詰めている高田さんが、来場者が持参した写真でわが子や孫の似顔絵を有料で描くサービスも行っています。3月6日まで。


 
札幌三越で2年ぶりの「たかたのりこ展」

    
  久々の作品展を語る高田さん
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする