公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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年賀発売初日の札幌中央郵便局

2020年10月29日 13時38分37秒 | 写真
今年は10月29日から各郵便局で年賀はがき発売
札幌中央郵便局では淋しい初日の出足




 例年11月1日の年賀はがき発売が、今年は曜日の都合で10月29日からと前倒しになりました。道内各地の郵便局で売り出しが始まり、札幌中央郵便局(立田一実局長)では、従来行ってきた干支(えと)の土鈴プレゼントをコロナ禍に配慮して取りやめたため購入者の出足が悪く、淋しい初日風景となりました。

 年賀はがきの販売減少に歯止めがかからないのを受けて、令和3年用は全国で対前年比17%減の約19億4千万枚、北海道内では同4・6%減の1億450万枚が売り出されます。これまでは発売初日にちなんで郵便局の中には、先着限定で野菜プレゼントや絵手紙の年賀状展などを行い、行列の出来る企画もありました。今年はコロナ禍で混雑を避けるため各局とも特段の催しはせず、いつにない静かな初日を迎えました。

 札幌中央郵便局でも例年は干支土鈴プレゼントが人気を呼び、午前9時の始業時前に二けたの購入者の列ができていましたが、この日はわずかに3人が並んだだけでした。今年は現金とキャッシュレスの窓口を分け、混雑を避ける対応をとった社員たちも拍子抜けの表情をしていました。

 自転車で30分かけて買い求めに来た東区内の中年女性は「毎年初日に来て土鈴を集めていたのに、今年は取りやめと聞かされがっかり。こんなところにもコロナの影響があるなんて」と肩を落としていました。フロアで見守っていた高舘和也窓口営業部長は「コロナで身近な人と距離を置かなければならない状況だが、年賀状を通じて近況の報告をしていただければ。手書きのはがきには、心が温まる良さもあります」と話していました。



年賀発売初日も例年になく閑散としていた窓口

窓口で年賀はがきを選ぶ購入者

干支の土鈴プレゼント中止の張り出し

発売中の年賀はがき

年賀状の魅力を語る高舘窓口営業部長

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帯広市の澤田忠夫さんにエイジレス・ライフ章

2020年10月26日 16時47分32秒 | 写真
元本別郵便局長の澤田忠夫さんにエイジレス・ライフ章
長年にわたり地域の防犯活動に尽力


 長年地域の子どもたちの見守り活動や防犯だよりの発行などを続けている澤田忠夫さん(89歳)=帯広市西17条南4丁目=に、内閣府提唱のエイジレス・ライフ実践者としてエイジレス・ライフ章が贈られました。推薦した北海道郵政退職者の会・郵雪会(加藤秀樹会長)は、十勝支部の役員とともに10月20日に帯広市内のホテルで伝達式とお祝いの会を開きました。

 澤田さんは平成元年に本別郵便局長を退任後、お世話になった地域に恩返しをしたいと思い、地域の安全と安心を守る防犯活動に力を注いでいます。小学校児童の見守り活動を手始めに青色回転灯装着車両による安全パトロール、自作の「防犯だより」の発行を続けています。平成22年からは、年金支給日に高齢者を狙った特殊詐欺被害防止の啓もう活動を街頭や大型スーパーで行うなどし、29年に北海道知事から「北海道犯罪のない安全で安心な地域づくり賞」、30年には道警釧路方面本部長から警察協力功労者感謝状を贈られています。

 伝達式では、加藤会長から「澤田さんのこれまでの活動にふさわしい名誉ある章で、今後も住みよい地域社会づくりにご活躍を」と、内閣府特命担当大臣からの盾を澤田さんに渡しました。お祝いに駆けつけた郵雪会十勝支部の丸山良三支部長や長峯慎一副支部長、関沢政志事務局長に囲まれ、澤田さんは「5千歩の散歩を日課に地域活動の一環として防犯運動を続けてきました。受章を機に心新たに今後も取り組みます」と話していました。


 
加藤会長からエイジレス・ライフ章を受ける澤田さん(左)

喜びを語る澤田さん

伝達式後の記念写真に納まる出席者たち(前列中央が澤田さん)

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士別にハロウィン仕様の郵便ポスト

2020年10月26日 15時12分49秒 | 写真
士別郵便局、士別中央通郵便局の郵便ポストがハロウィン仕様
局舎周辺にはたくさんのカボチャを展示


 10月31日のハロウィンの日を控え、士別郵便局(渡部穣局長)と士別中央通郵便局(宮島貢局長)の郵便ポストがハロウィン仕様に変身し、市民の目を楽しませています。玄関横や花壇にもたくさんのカボチャが並べられ、局舎一帯に明るい雰囲気を漂わせています。

 両郵便局のある上川地方は、全国でもカボチャの主産地として知られ、食用カボチャのほか鑑賞用ミニカボチャ、形や色の鮮やかさが人気のペポカボチャなどが栽培されています。士別中央通郵便局では、宮島局長が自宅菜園で収穫したカボチャを玄関横に並べてハロウィンの季節をアピールしています。3個のカボチャには、社員の三好彩花さんと板橋菜穂さん、福山奈津子さんが、目鼻口をくり抜いて「ジャック・オー・ランタン」を作り、展示しています。

 士別郵便局では、色も大きさも様々な21個ものカボチャのほか花壇にハロウィン用の飾りを施したオバケも展示しています。通りかかった市民から寄せられたお褒めの言葉に、渡部局長は飾り付けに取り組んだ社員の佐藤智美さんと佐藤桃恵さん、清掃委託の梅津範子さんにグッドサービス賞を贈りました。




ハロウィン仕様の士別中央通郵便局郵便ポスト

局前玄関横には宮島菜園で収穫したカボチャ

カボチャを「ジャック・オー・ランタン」に細工した左から福山さん、三好さん、板橋さん

士別郵便局のハロウィンポスト

局舎横の花壇にはハロウィン用のオバケも

渡部局長(右端)のグッドサービス賞を受けた左から佐藤智美さん、佐藤桃恵さん、梅津さん

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郵便配達社員ぬ向け「絵手紙でGo Toハート」

2020年10月22日 16時31分32秒 | 写真
「絵手紙でGo Toハート」の作品展が札幌市内配達局を巡回
企画した箕浦尚美さんに長野日本郵便北海道支社長が感謝




 コロナ禍で不自由な日常が続く中、変わらず人々の想いが込められた郵便物を届ける配達社員に感謝する「絵手紙でGo Toハート」の作品展が、札幌市内の配達局を巡回しています。10月22日には、日本郵便㈱北海道支社の長野善仁支社長が、展示中の札幌中央郵便局を訪れ、企画した日本絵手紙協会公認講師の箕浦尚美さんの労をねぎらいました。

 この絵手紙展は、札幌市内や美唄市で5ヵ所の絵手紙教室を主宰している箕浦さんが、受講者から寄せられた「コロナ禍でも毎日はがきを届けてくれる郵便配達の社員に感謝の気持ちを伝えたい」との声を受けて企画しました。教室での指導が出来ないため4月から7月まで行った通信講座の受講生に呼びかけ、賛同して各地から寄せられた41点の絵手紙を展示しています。

 郵便ポストや日本郵便のキャラクター「ぽすくま」、カーネーションなどの絵に「スティホームに届く幸せ ありがとう」、「一軒一軒大切にお届け下さりうれしいです」など感謝の言葉が添えられています。自局での展示を見た丘珠郵便局の阪内彰局長が「社員の励みになる絵手紙、他の郵便局でも見てもらっては」と提案して巡回展が実現したと言います。

 23日の最終日を前に長野支社長は、札幌中央郵便局6階を訪れ、高野徳明副局長の案内で社員食堂横の掲出された絵手紙作品をじっくり鑑賞していました。「生徒さんから自発的に送られてきた絵手紙ばかり。みなさんがどれほど郵便局に感謝しているかがわかります」と語る箕浦さんに、長野支社長も「平均年齢が高いと聞きましたが、若々しい感性とアイデアがあふれています。おかげ様で私たちも元気づけられます」と話していました。

 また、大きな台紙に描かれたバイクで配達途中の社員の絵に、長野支社長が「素敵な雰囲気が出ています。描かれたのは?」とたずねると、箕浦さんが「私です」と応じていました。「出歩けない日々に絵手紙を描くことで元気に過ごせる自分があり、肉親や親しい仲間に伝えたい想いを届けてくれることが励ましになります。郵便配達の社員の方々に心からお礼を」と語る箕浦さんに、長野支社長も大きく頷きながら耳を傾けていました。

 篠路郵便局からスタートした同絵手紙展はこの後厚別郵便局に移り、各郵便局を2週間の展示期間で回り、手稲郵便局が最後となります。




 
感謝の絵手紙に見入る社員たちの表情も和む

展示中の絵手紙の前で左から箕浦さん、長野支社長、高野副局長

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郵雪会が表彰・感謝状贈呈式

2020年10月21日 19時53分42秒 | 写真
郵雪会が10月21日に札幌で令和2年の表彰・感謝状贈呈式
組織表彰で桧山支部、災害見舞保険表彰で片野参与



 道内在住の日本郵政グループ退職者で組織する郵雪会(加藤秀樹会長)の令和2年表彰・感謝状贈呈式が10月21日、TPKガーデンシティ札幌駅前アパホテルで行われ、組織活動に好実績を上げた支部や災害見舞保険優績者に(一財)日本郵政退職者連盟会長賞が伝達されました。さらに郵雪会役員として1期4年以上にわたり会の運営や組織の発展に尽力した前副会長ら4人に感謝状が贈られました。

 会長表彰の桧山支部(本間誠一支部長)は、支部内現職退職者全員の会員加入を実現し、会員の親睦を高めるとともに現職局長会との良好な連携を築いています。同じく会長表彰の片野美智子参与(札幌東支部)は、災害見舞保険で目標推進率が令和30年度207・5%、令和元年度208・9%と道内30支部の中でも抜群の実績を残しました。

 また、組織運営や発展に貢献した小西正男前副会長(日高支部)、早川光政前理事(南空知支部)と年藤義徳前理事(札幌清田支部)、髙橋正前監事(石狩支部)に郵雪会感謝状が贈られました。

 加藤会長から2人に表彰状の伝達、4人に感謝状の贈呈後、本間桧山支部長、片野札幌東副支部長、前役員を代表して小西さんが、受賞の喜びを語りました。加藤会長がお祝いの言葉を寄せ、出席者全員で記念写真に納まっていました。

郵雪会の令和2年表彰・感謝状贈呈式

日本退職者連盟会長表彰状を受ける本間桧山支部長

災害見舞保険優績者表彰の片野札幌東副支部長

感謝状を受ける小西前副会長

感謝状の早川前理事

感謝状の年藤前理事

感謝状の髙橋前監事

祝辞を述べる加藤会長

出席者全員が納まった記念写真

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函館赤川郵便局が落成

2020年10月19日 17時43分33秒 | 写真
10月18日に函館赤川郵便局が新築移転セレモニー
駐車場が従来の4台から12台へ拡充
      

 函館赤川郵便局(函館市美原4丁目16番13号、寺田貴洋局長)の移転新築工事が終わり、10月18日にプレオープニングセレモニーが行われました。手狭だった駐車場が4台から12台に拡充され、車いす利用者に対応してスロープが設けられるなどした新局舎の完成を、町内会代表たちも出席してテープカットで新たな船出を祝いました。

 44年前に建てられた旧局舎(同市美原4丁目37番14号)は、老朽化が進んでいたうえお客さまから駐車場の拡充を求める声が寄せられるなどしたため、今回南西方向に約400㍍移動して新築しました。セレモニーには、日本郵便㈱北海道支社から及川裕之経営管理本部長や赤松義孝店舗担当部長のほか日頃利用している3つの町内会から函館市町会連合会会長の松尾正寿・美原町会会長、市議の紺谷克孝・赤川町会会長、同じく市議の池亀睦子・北美原町会会長ら50人余りが顔をそろえました。

 寺田局長が「駐車スペースの拡大やスロープの設置など、より使い勝手が良くなり、お客さまに喜んでもらえると思います。新築を機に社員一同今まで以上にお客さまに寄り添ったサービスで地域のために安心・安全の拠り所を目指したい」とあいさつしました。及川本部長をはじめ各代表のお祝いの後、寺田局長と来賓代表11人がテープカットに臨んでいました。
 同郵便局は、翌19日から平常営業を始めています。



 
移転新築した函館赤川郵便局

テープカットで落成を祝う来賓代表たち

ぽすくまと一緒に新局舎で記念写真に納まる寺田局長(右から4人目)とスタッフ

新局舎での船出に決意を語る寺田局長

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邪神ちゃんドロップキックお

2020年10月16日 14時00分39秒 | 写真
人気アニメ「邪神ちゃんドロップキック千歳編完成記念」のフレーム切手発売
千歳市内の12郵便局では特製ポストカードをプレゼント


 日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)は、10月12日からオリジナルフレーム切手「邪神ちゃんドロップキック千歳編完成記念」を発売、14日に千歳市役所で贈呈式を行いました。ふるさと納税を使ってアニメを制作した同市だが、地元郵便局長からファンを中心に予想以上の売れ行きと聞かされ、山口幸太郎市長も相好を崩していました。

 ウェブコミックの「邪神ちゃんドロップキック」(作者・ユキヲ)は、悪魔の邪神ちゃんと東京・神保町のアパートに住む女子大生の花園ゆりねら仲間たちによるコメディアニメで、深夜に民放でも放送され人気を呼びました。千歳市出身の声優・鈴木愛奈さんが主人公の声を務め、チームの一員となっている声優ユニット「Aquors」がNHK紅白歌合戦出場を知り、同市役所では応援の懸垂幕を庁舎に掲出しました。すると懸垂幕を見るためにファンが市役所を訪れるようになり、観光PR動画としてTVアニメの千歳編を制作することになりました。

 同市は製作費2千万円の調達にふるさと納税を活用することにし、希望者にホームページ画面からお金の使い道として「アニメ制作」を選択できるようにしました。全国でも初めての取り組みでしたが、昨年12月から1カ月足らずで目標額を大幅に上回る1億8438万円が寄せられました。

 テレビ未放映の千歳編は、上半身が少女、下半身が蛇の邪神ちゃんが、支笏湖や市役所、菓子店などを訪れるもので、丸駒温泉旅館の佐々木義朗社長や山口市長も顔を出しています。ふるさと納税返礼品には、この特別アニメを観光PR事業の地場産品と位置付け、収録した非売品の限定版ブルーレイディスクとしました。

 この取り組みに注目した千歳春日郵便局の外崎正幸局長が、オリジナルフレーム切手の制作を同市に打診、今回の発行・発売となりました。84円切手10枚で1シート、支笏湖で星空を仰ぐ主人公たちや山口市長や佐々木社長が登場しているカットが図柄に使われている。1シート1500円(税込み)、千シートを発行、千歳市内の12郵便局をはじめ札幌など31局で販売されています。千歳市内の郵便局窓口で購入した場合、特製ポストカード3種類の中から1点がもらえます。

 贈呈式には、外崎局長のほか千歳自由ヶ丘郵便局の長谷川肇局長、千歳郵便局の高岡三泰総務部長が出席、山口市長と佐々木社長に額装のオリジナルフレーム切手が贈られました。世紀上、支笏湖郵便局では、初日からファンが詰めかて切手を買い求めたり、内局限定の特製ポストカードが人気を呼んでいるなどの話題が披露されました。山口市長と佐々木社長は、東京のスタジオで行われた動画へのアテレコ初体験、アニメの持つ影響力と波及効果による千歳観光の振興に対する期待を語っていました。


山口市長(右)に額装のオリジナルフレーム切手を贈る外崎局長

外崎局長から額入り切手を受け取る佐々木社長(右)

贈呈式後の記念写真に納まる右から佐々木社長、山口市長、外崎局長、長谷川局長、高岡総務部長

切手と千歳市内の郵便局限定でプレゼントされる特製ポストカード

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札幌研修施設がオープン

2020年10月14日 13時05分37秒 | 写真
10月から札幌中央郵便局内に新しく札幌研修施設がオープン
北海道郵政研修センター閉鎖を受けて開設


 10月1日から札幌中央郵便局4階に新しく札幌研修施設が開設されました。開所後71年の歴史を持つ北海道郵政研修センターが閉鎖されたのを受けて設けられ、道央圏の日本郵便やゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の社員研修などを担います。同時に北海道コンサル育成センターも、同じフロアに移転しました。

 北海道郵政研修センターは、昭和24年に当時の札幌市山元町(現所在地の中央区南20条西15丁目)に開設され、その後、郵政職員訓練所札幌研修所や札幌郵政研修所、北海道郵政研修所と名称が変わり、平成19年10月から現在の名称となっていました。

昭和27年度から33年度までは、訓練期間1年間(昭和27年度は半年間)の普通部訓練【第1科・第2科(甲・乙)】で、延べ438人の郵便局員が研修を重ねています。34年度から63年度までの中等部訓練でも、1年間の訓練期間で延べ744人が研修を受けました。平成元年度から15年度までの高等部第2科訓練では、訓練期間(58日から66日間)の研修に延べ820人が学びの日々をおくりました。

平成元年度から14年度までの中堅訓練は、期間が半年間、4カ月間、108日間と変わりましたが、延べ528人が受講しています。平成9年度から15年度にかけては、高等部第1科訓練が実施され、43日または44日間の訓練期間で延べ233人が研修に臨みました。

71年に及ぶ歴史の中で、郵便局員や郵政社員の人材育成に大きな役割を果たし、優秀な人材を培う場所として欠かせない存在となってきました。研修生たちは寮生活を共にしなければならないことから、研修を終えても「同じ釜の飯を食った」という仲間意識が、その後の職業人生を支えたと語る人も少なくありません。

昭和50年に建設された同センターは、建物や施設の老朽化に加え建設当時と研修形態が大きく変化、グラウンドなどの使用頻度の低下、女性用設備の不足などから廃止を決めました。これを受けて今後の研修が社員に受講しやすく、負担軽減などのため施設の分散化を図り、すでに8月までに函館中央郵便局と旭川中央郵便局、釧路中央郵便局に各研修施設を設置しています。

今回オープンした札幌研修施設は、最大収容席数が60席と45席の教室、貯金と保険の端末機操作を学ぶCTM端末室(16席)、郵便PC端末室(36席)のほか教官室や講師控室などから成っています。日本郵便北海道支社総務・人事部の澤渡毅担当部長ほか8人の教官が常駐しており、コロナ禍で新たな研修計画が出されない中で研修再開に備えて準備を進めています。

澤渡担当部長は「態勢や設備はそろったが、本格的な活動が出来ずにもどかしい思いをしています。社員には、少人数の自局研修やタブレットなどによる個人研修をしてもらっていますが、的確なアドバイスが出来ない面もあります。教官のみなさんには、できるだけ郵便局に出向いてもらい、仕事上の疑問や悩みを聞き、解決に役立つような活動を続けています」と話します。その上で「本来の研修には、学ぶとともに交流による仲間づくりや共通モチベーションの涵養などの側面も大きく、一日も早く正常な研修施設としての役割りを果たしたい」と意欲を燃やしています。



教室2で行われていた石狩地区連絡会の研修

最大収容席数60席の教室

CTM端末室

郵便PC端末室

抱負を語る澤渡担当部長

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(一財)ゆうちよ財団が作品募集

2020年10月12日 15時06分33秒 | 写真
第11回名言・短歌・俳句・川柳はがきコンクール作品募集
(一財)ゆうちょ財団主催、締め切りは12月28日



 一般財団法人ゆうちょ財団では、第11回名言・短歌・俳句・川柳の各はがきコンクールの作品を募集しています。自由作品(一般、中学生以下のジュニア)、テーマ「大」の文字を入れた課題作品(共通)の2部門で、締め切りは12月28日(必着)、入賞者は来年3月に同財団ホームページに掲載されます。

 日本郵便が後援、NHK学園が協力するコンクールで、はがきには創作した未発表の名言か短歌、俳句、川柳のいずれかを記入するほか書いた人の思いや伝えたいことを添え書きします。名言には諺や格言、私の好きな言葉などが含まれます。題は「○○へ」など、誰に宛てたかを記載する。課題作品には、題や名言等、添え書きのいずれかに必ず「大」の文字(大人や最大等でも構わない)を入れてください。

 応募は郵便はがき又は私製はがきを使い、1枚のはがきに1作品とします。手書きでもパソコン利用でも良いですが、作品が同程度のレベルの場合は手書き作品を上位とします。はがきの宛名面に作品募集のチラシに載っている応募票(コピー可)に必要事項を明記し、貼り付けてください。応募票は同財団のホームページ(http://www.yu-cho-f.jp/)ダウンロードできます。

 入賞は自由作品が一般とジュニアを合わせて60点程度、課題作品が15点程度、ジュニアの部から30点程度の佳作、団体応募校の中から数校の団体賞を選びます。賞品は一般が1万円相当の「ふるさと小包」ギフトカタログ、ジュニアが3千円相当の図書カード、同佳作が千円の図書カード、団体賞が2万円のクオカードとなっています。

 問い合わせは、(一財)ゆうちょ財団ポスタル部(☏03‐5275‐1813、午前10時~午後4時、土・日・祝・休日を除く)へ。



作品募集のチラシ(裏面に応募票が印刷されている)

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函館中央郵便局が秋の交通安全運動決起集会に参加

2020年10月09日 15時27分55秒 | 写真
秋の交通安全運動決起集会に函館中央郵便局も参加
車両パレードで配達用バイク18台も走行




 秋の交通安全運動を前に9月18日、函館西地区安全運転管理者協会(佐藤良三会長)主催の決起集会が開かれ、函館中央郵便局(本田美晴局長)も参加、社員たちは事故防止の思いを新たにしていました。特装車両パレードでは配達用バイク18台と軽四輪車1台も街中に繰り出し、市民に交通安全の徹底を呼び掛けていました。

 同運動(21日~30日)にちなんで毎年開かれている決起集会で、本田局長も「社員と共に進める地域に根差した郵便局づくりの一環として参加、今年で8回目となりますが、社員の交通安全意識は高く、継続は力の証」と語り、会場入りしました。雨が降ったり、止んだりのあいにくの空模様でしたが、交通安全と記された黄色いタスキ姿の本田局長は決起宣言などを見守っていました。

 同協会加盟の会社や団体から高所作業車などの特装車両50台によるパレードは、函館中央署の白バイに先導されて西部地区を走行、道行く市民や沿道の地域住民に交通安全を訴えました。参加した田澤千尋・第2集配営業部長は「他業種の特装車両と一緒にパレードする中で住民の生活インフラを守っていることを実感、地域社会に貢献する安全確保の重要性を一層意識するきっかけとなりました」と話していました。



傘をさして決起集会に出席した本田局長

特装車両パレードに参加したバイク

函館市内を走る配達用バイクの社員

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市立士別南小児童が士別郵便局を見

2020年10月07日 15時41分37秒 | 写真
市立士別南小2年生10人が事業所訪問で士別郵便局を見学
郵便ポスト内部や自動押印機などに興味津々



 市立士別南小学校(鈴木康弘校長)の2年生42人が、生活科の授業の一環として市内の事業所を訪れ、仕事の様子や設備などを見学しました。このうち10人の児童が士別郵便局(渡部譲局長)を訪問、自動押印機などを見た後の質問コーナーでは渡部局長に郵便にまつわる疑問などをたずねていました。

 児童たちは、局舎前に設置されている郵便ポストで渡部局長が開けたポストの内部をのぞき込んで仕組みを知り、車庫で配達用のバイクを見学しました。その後、担当社員から切手に自動で消印を押す押印機の説明を受け、郵便の仕組みを紹介するビデオを鑑賞して質問コーナーに臨みました。

 渡部局長は、郵便にまつわるクイズを出して答えてもらったり、子どもたちからの「1日に何通の手紙を配達しているのか」や「知らない人にどうやって郵便物を届けているのか」などの質問に分かり易く回答していました。


郵便ポストの内部を見る児童たち

社員から自動押印機の説明を受ける児童

子どもたちのクイズを出す渡部局長

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釧路町町政施行40周年オリジナルフレーム切手

2020年10月06日 14時33分03秒 | 写真
釧路町町政施行40周年記念でオリジナルフレーム切手を発行
佐藤釧路地区連絡会統括局長が小松町長に額入り切手贈


 釧路町町政施行40周年を記念して日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)は、オリジナルフレーム切手を道内84局で販売しているが、このほど釧路町役場で切手贈呈式が行われました。出席した地元の郵便局長を代表して釧路地区連絡会統括局長の佐藤太一・釧路東郵便局長から小松茂町長に額入りのオリジナルフレーム切手が贈られました。

 10月1日午後4時からの贈呈式には、小松町長や佐藤局長のほか佐々木喜代孝副町長、同連絡会郵便担当副統括局長の前川英樹・イオンモール釧路昭和内郵便局長、松野昭信・釧路別保郵便局長、田村茂光・釧路桂郵便局長、植木睦視・釧路遠矢郵便局長、堀田正則・釧路昆布森郵便局長が顔をそろえました。

 佐藤局長が「40周年式典に参加し、大変感動しました。切手を全国へ向けた釧路町のPRに活用していただき、まちの発展を願うとともにコロナ禍の中、この地域に住んでいる方々の利便性が高まるように郵便局も力を合わせていきたいと思います」と語りました。これを受けて小松町長は「今、東北海道エリアが注目されています。釧路町では、夏はノロッコ号、冬はSLが運行し、細岡湿原展望台からの四季折々の眺望が人気を集めています。このオリジナルフレーム切手を多くの町民に活用してほしいと願っています」と答えていました。

 オリジナルフレーム切手は、84円切手10枚で1シートを構成、釧路湿原やノロッコ号、エゾフクロなどの写真が使われています。1シート1400円(税込み)、500シートを発行して釧路市、釧路町、標茶町、弟子屈町、白糠町、厚岸町、浜中町、鶴居村の全郵便局ほかで取り扱っています。



記念の額入り切手を手に小松町長(右)と佐藤局長

記念写真に納まった贈呈式出席者たち

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士別図書館の「お手紙の絵本」展

2020年10月05日 16時48分29秒 | 写真
士別郵便局が市立士別図書館の「お手紙の絵本」展に協力
絵本を借りた子どもたちに「ポすくま」ポストカード


 市立士別図書館(士別市西1条8丁目、岡田英俊館長)が、世界郵便デー(10月9日)にちなんで「お手紙の絵本」展を開催しています。士別郵便局(渡部穣局長)では、同図書館に「ぽすくまの四季のポストカード」を託し、10日までに絵本を借りた先着25人にプレゼントしてもらっています。

 「お手紙の絵本」展には、同図書館が所蔵する「ミッフィーのてがみ」や「空からのてがみ」、「にゃんのてがみ わんのてがみ」など合わせて11点を展示しています。いずれも幼児から小学低学年に向けた絵本で、書架に並ぶ1点1点に職員が折り紙を付けて目立たせる工夫が施されています。

 今回の企画に感激した渡部局長が、「ぽすくま」の描かれた4枚1組のポストカードのプレゼントを岡田館長にもちかけました。岡田館長はフェイスブックで「10日までと短い期間ですが、絵本を借りてかわいいポストカードをもらい、お友達に楽しいお手紙を送って」と呼びかけています。


 
 
「お手紙の絵本」展コーナー

ポストカード

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年賀寄付金で車両贈呈

2020年10月05日 15時37分26秒 | 写真
年賀寄付金で車いす搭載対応の軽ワゴンを贈呈
旭川東郵便局から社会福祉法人旭川聖会へ



 旭川東郵便局(高見昇局長)はこのほど、2020年度日本郵便年賀寄付金配分事業で旭川市内のケアハウスに車いすでの乗り降りもできる軽ワゴン1台を贈りました。入所者も出席した贈呈式では、高見局長から川畠教孝施設長に大きなレプリカキーが渡され、笑顔が広がっていました。

 寄付金付お年玉付郵便葉書・寄付金付お年玉付郵便切手は、昭和24年制定のお年玉付郵便葉書に関する法律で、寄付金を預かる日本郵便株式会社が、社会福祉の増進を目的とする事業など10の事業を行う法人団体を公募し、総務大臣の認可を受けて配分します。今年度は、社会福祉法人旭川聖会ケアハウスリバーサイド(旭川市旭神町22-67)が、通所介護の送迎高齢者のための車いす対応軽自動車車両整備事業として申請し、配分が認められました。

 同施設前で行われた贈呈式では、上川地区連絡会地区統括局長の伊賀俊充・ひじり野郵便局長があいさつ、高見局長から川畠施設長にスズキ自動車のエブリィワゴンのキーが贈られました。川畠施設長は「冬期間は、雪の深い住宅街などで現在使っている車では送迎者宅への出入りが難しい所もあり、軽ワゴンが必要だったため大変うれしい。利用者の利便性向上に大きく寄与します」と喜びを語っていました。



 
川畠施設長(左)にレプリカキーを渡す高見局長

贈呈式であいさつする伊賀局長

入所者も顔をそろえた贈呈式

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令和3年用年賀はがき第1便到着

2020年10月05日 14時36分40秒 | 写真
令和3年用年賀はがきの第1便が札幌中央郵便局に到着
今年は全道で1億450万枚を発売


 今年も年賀はがきの郵便局送りが始まり、10月5日には札幌中央郵便局と函館中央郵便局に第1便が到着しました。令和3年用年賀はがきは、全国で約19億4千万枚(対前年比17%減)、北海道内では1億450万枚(同4・6%減)が10月29日から一斉に販売されます。

 今回は人気のディズニー年賀はがきが5年ぶりに復活、くまのプーさんとピグレットが仲良く牛の雪だるまを作っている図柄で、プーさんのアイコンがちりばめられた年賀はがきオリジナルデザインとなっています。寄付金付き絵入り年賀はがきは、全国版が福島県会津地方の民芸品・赤べこと梅の花を組み合わせた初春らしいデザインとなっています。地方版は、美幌峠からの初日の出を望むキタキツネが描かれており、地域限定販売として全国で29種類のデザインがあります。

 年賀はがきの引き受けは12月15日からで、元旦に配達するためには25日まで差し出して欲しいと呼びかけています。お年玉抽選は来年1月17日で、1等は現金30万円または選べる電子マネーギフト「EJOICA(イージョイカ)セレクトギフト31万円分で1952本(当選100万本に1本)、2等がふるさと小包など195208本(同1万本に1本)、3等が今回初めてシール式になった63円と84年各1枚のお年玉切手シート(同5856万2400本、同100本に1本)となっています。
 この日の第1便では札幌中央郵便局に211万枚、函館中央郵便局には147万枚が届けられました。6日は旭川中央郵便局など主要郵便局、その後各郵便局に順次配送され、年の瀬に向けて郵便局の年賀はがき商戦が始まります。札幌中央郵便局の齋藤廣太郎郵便部長は「今年は思いがけないコロナ禍の影響で肉親や親しい方々に会えないなど寂しい思いをしている方も多いと思いますが、年賀はがきで近況や元気な姿をお伝えしていただければと願っています」と語っていました。




トラックから年賀はがきを降ろす社員たち

第1便として届いた年賀はがき

齋藤郵便部長

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