公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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オリジナルフレーム切手贈呈式

2020年06月26日 16時53分51秒 | 写真
オリジナルフレーム切手「函館のアイヌコレクション」販売開始
6月25日に函館市北方民族資料館で贈呈式



 日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)は、25日からオリジナルフレーム切手「函館のアイヌコレクション」の販売を開始しました。発売を記念して函館市北方民族資料館(同市末広町21‐7)で、切手贈呈式が行われ、函館東富岡郵便局の田中宏明局長から市立函館博物館の阿部貴樹館長に装丁した切手が贈られました。

 このオリジナルフレーム切手は、7月に予定されている白老郡白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」の開業に合わせ、アイヌ文化振興を図るため発行されました。同資料館は、函館出身で北方民俗学の権威だった馬場脩さんや児玉作左衛門北大名誉教授が収集した貴重なコレクションがあり、昭和34年には国の重要民俗文化財に指定された資料も少なくありません。

 今回は双方が共同で切手に使うルウンペ(色裂置文衣)やマキリ(小刀)、ニンカリ(耳飾り)など10点を選定しました。衣類の特徴的な文様や刀の柄の繊細な彫り模様が切手となっており、1シート(84円切手10枚)と解説台紙がセットで販売価格1600円となっています。

 25日午後3時から同資料館で贈呈式が行われ、渡島地区連絡会副統括の齊藤武己函館宝来郵便局長、同資料館の木戸忍館長も同席しました。切手を手に阿部館長は「函館に貴重な資料があることを多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せていました。



 
オリジナルフレーム切手を手に阿部館長(右)と田中局長

贈呈式の記念写真に納まる関係者(左から齊藤局長、田中局長、阿部館長、木戸館長)

貴重なコレクションを展示している館内


開局120周年記念「懐かしの士別郵便局展」

2020年06月19日 11時04分13秒 | 写真
開局120周年に当たり局舎の変遷を伝える写真展
士別郵便局が士別市立博物館の協力で展示



 今年7月に開局120周年を迎える士別郵便局(士別市大通東9、渡部穣局長)が、明治期からの局舎の変遷を伝える写真パネルを展示、市民にまちの歴史とともに歩んできた郵便局の姿を訴えています。この写真展を皮切りに同郵便局では今後、節目の年にふさわしいさまざまな記念事業を計画しています。

 同郵便局は、屯田兵制度最後となる兵村がおかれ、約100戸が入植した翌年の明治33年(1900年)7月11日に開局、以来歴史を重ねてきました。「士別市とともに歩んできた郵便局を多くの市民に知ってもらい、これからも親しんでいただく一助になれば」との思いで渡辺局長が、市立博物館から明治・大正・昭和時代の郵便局画像資料を借り受け、A3判に拡大して局舎前の花壇沿いに展示しています。

 写真は、士別郵便局が載っている明治36年の市街地鳥観図、10人のスタッフが写った明治後半の局舎、大通西8丁目にあった大正年間の局舎、大通西2条9丁目に移転した大正14年の局舎、現在地に引っ越した昭和30年頃の局舎の5点から成っています。いずれも時代の雰囲気をうかがわせる貴重な写真で、通りがかりの市民の中には「歴史が伝わる」と見入る姿も。

 

開局120周年を迎える士別郵便局

局舎に感謝のメッセージを掲出

花壇沿いに写真による「懐かしの士別郵便局展」


士別郵便局がポストの塗り替え

2020年06月15日 15時41分58秒 | 写真
士別公会堂展示館のポスト塗り替えでイメージ一新
士別郵便局と士別市立博物館が協力



 士別郵便局(士別市大通東9、渡部穣局長)はこのほど、士別市立博物館(同市西士別町、水田一彦館長)と協力し、士別公会堂展示館(士別市西士別町)横の丸形郵便ポストの塗装塗り替えを行いました。昭和60年の移設以来35年に及ぶ風雪で塗料がはげ落ちるなどしたポストは、化粧直しで赤い“郵政レッド”が一際目立つ姿に一新されました。

 市立博物館に隣接する同公会堂展示館は、大正時代から町の会議場や公民館として利用され、平成元年にまちの象徴として復元されました。ポストは、同市内で使われていたものが同博物館に寄贈され、古い時代を醸し出す歴史的資料として展示館横に設置されています。

 この日の作業には、同郵便局から渡部局長や総務部の佐藤孝哲総務課長、伊藤弘顕主任、佐藤桃恵さん、佐藤智美さん、同博物館から水田館長と学芸員の中村圭佑さんが参加しました。佐藤課長と伊藤主任は、サビで浮いた塗装やひび割れた個所をグラインダー、ヤスリで落とし、ハケで赤い塗料を丁寧に塗りました。最後に佐藤課長が投函口下の郵便やPOSTの文字、〒マークを白い塗料で慎重に塗り直し、ポストが生まれ変わりました。

 作業後、全員でポストの周囲に敷いたビニールシートなどを片付け、ゴミ拾いなどを終え、記念写真を撮影しました。水田館長は「長い年月で塗装の痛みが進んでいたので、塗り替えはありがたかった。来館者には両施設の展示とともに化粧直しをした丸形ポストも見てもらえたら」と話していました。


 
士別公会堂展示館と横の丸形郵便ポスト

痛みの激しいポスト

グラインダーで古い塗装を落とす佐藤課長

ハケで塗料を塗る佐藤課長と伊藤主任(左)

記念写真に納まる参加者たち(前列左から伊藤主任、佐藤桃恵さん、佐藤智美さん、佐藤課長、後列左から中村学芸員、水田館長、渡部局長)


札幌大通公園前郵便局で写真展

2020年06月05日 17時04分51秒 | 写真
札幌大通公園前郵便局で「札幌市電のある風景」写真展
6月10日にポストカードプレゼント
                        

 全国各地の丸形ポストを撮り続けている写真家の庄司巧さん=名古屋市北区在住=が、昨年2月から1年間にわたって撮影した「札幌市電のある風景」写真展が、札幌大通公園前郵便局(中央区大通西4丁目、三浦宏局長)の窓口ロビーで開かれています。「路面電車の日」の6月10日、展示した写真から厳選した5枚組ポストカードが、先着20人の希望者にプレゼントされます。

 ポストの撮影で何度も来道している庄司さんだが、昨年2月の「さっぽろ雪まつり」に札幌を訪れた際、街中を走る市電に魅せられてカメラに収めた、と言います。さらに100年前の札幌市電開業時、昭和49年まで名古屋を走っていた車両が譲渡されていたことを知り、一層親しみが沸いて1年間に10回来札して撮影した、そうです。

 同じテーマの写真展はこれまで札幌中央郵便局など市内4局で巡回していますが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言解除を受け「少しでも市民のみなさまの癒しになり、応援になれば」と三浦局長に話をもちかけ実現しました。「雪ミク電車」や「冬の大倉山」、「すすきの月夜」など、風景に溶け込んだ市電の写真21点を展示しています。名古屋から譲り受けて開業時に活躍、現在は愛知県犬山市の博物館明治村に展示されている22形車両の珍しい写真もあります。26日まで。



 
庄司さん撮影「札幌市電のある風景」写真展


恵庭漁町郵便局が記念小型印額贈呈

2020年06月03日 17時30分38秒 | 写真
恵庭商工会議所設立30周年で小型記念通信日付印
恵庭漁町郵便局が初日印額を贈呈

                         

 恵庭漁町郵便局(恵庭市漁町22、佐々木敏文局長)は、恵庭商工会議所(同市京町80、中泉澄男会頭)の設立30周年に合わせて小型記念通信日付印をつくり、6月1日から使用しています。3日には佐々木局長が同商工会議所を訪れ、中泉会頭に初日印を押印したはがきの記念額を贈りました。

 記念小型印は、公のイベントや催事などの際に期間限定で使用する消印で、今回は印の中央に地元名産の「えびすかぼちゃ」にちなんだ同商工会議所マスコットキャラクター「エビスくん」をあしらっています。6月1日から12月30日までの間、恵庭漁町郵便局の窓口限定で使用、全国の収集家からすでに500通を超す郵便による依頼が届いているといいます。

 この日午前9時45分、石狩地区エリアマネジャーの加藤寛恭さんを伴って訪れた佐々木局長は「郵便での依頼や窓口での押印を通じ恵庭商工会議所設立30周年が周知されることを願っています」と中泉会頭に額装を贈りました。中泉会頭は「エビスくんを使った親しみやすいデザインで、多くの人の目に触れて欲しい」と話していました。

 石狩地区連絡会の各郵便局などでは、7月に恵庭市政施行50周年を記念したオリジナルフレーム切手の発行も予定しています。


記念小型印を押印したはがきの額を中泉会頭(右)に贈る佐々木局長

記念小型印の額装


函館中央郵便局のレディースプロジェクト始動

2020年06月02日 16時51分33秒 | 写真
函館中央郵便局の「レディースプロジェクト」活動開始
局前のポスタル広場などの花壇で植栽



 函館中央郵便局(函館市新川町1-6、本田美晴局長)で、女性社員でつくる「レディースプロジェクト」が2020年度の活動を開始しました。今年度初の会議で役員を選び、7人のメンバーたちが本田局長と管理者やCSリーダーたちの応援で局舎前と広場の草刈り、花壇の植栽を行いました。

 昨年度発足した同プロジェクトは、5月21日に今年度第Ⅰ回会議を開き、郵便部の石井由佳課長代理と京谷尚子さん、総務部の庭田恵子さんと岡崎忍さん、第一集配営業部の成田由香さん、第二集配営業部の井上実郁さん、金融コンサルティング部の前田麻実さん、窓口営業部の伊藤栄子さんが顔をそろえました。

 リーダーに石井課長代理、サブリーダーに成田さんと前田さんを選出、昨年度の活動を振り返りながら「女性社員ならではの視点で、郵便局全体を巻き込んで、みんなが過ごしやすい局づくり」を話し合いました。今年度の取り組みの手始めに訪れるお客さまや地域の人たちに和んでもらおうと花壇に花を植えることになりました。

 28日午前9時半からメンバーたちをはじめ本田局長と管理者、CSリーダーたちも加わって局舎前や横のポスタル広場で草刈り、花壇の植栽を行いました。パンジーやマリーゴールドなどカラフルな80株の花、社員から贈られたミニトマトを植え、全員が環境美化に汗を流していました。


 
初会議後にレディースプロジェクトを激励に訪れた本田局長と記念写真

ポスタル広場の花壇で草刈りをする社員たち

局舎前の花壇に花を植えるメンバーたち

植栽後に記念写真に納まる参加者たち