オリジナルフレーム切手「室蘭市開港150年・市制施行100年 Muroran」販売開始
7月4日に室蘭市役所で贈呈式
日本郵便㈱北海道支社(及川裕之支社長)は、7月1日からオリジナルフレーム切手「室蘭市開港150年・市制施行100年 Muroran」の限定販売を始めます。室蘭市内の全21郵便局をはじめ札幌中央郵便局など24局でも取り扱うほか、7月4日には室蘭市役所で贈呈式が予定されています。
室蘭市は、戊辰戦争で敗れた仙台藩の家臣団44戸51人が1870年に入植、2年後に噴火湾に抱かれた天然の良港だったトキカラモイ(現在の緑町・海岸町3付近)に室蘭海関所(室蘭港)を開港、道南・森との間に開拓使付属船「稲川丸」による定期航路が就航しました。1907年に北海道炭礦汽船㈱と英国の2社の合弁による日本製鋼所(現・日本製鋼所室蘭製作所)、2年後には北海道炭礦汽船㈱の輪西製鐵所(現・日本製鉄北日本製鉄所)が操業開始、鉄のまちの歴史がスタートしました。
1シートは、84円切手10枚で販売価格1330円(税込み)、シート単位の販売で、1000シートを用意しています。切手では、写真を使って室蘭港開港(1872年)、大黒島灯台点灯(1891年)、日本製鋼所創立(1907年)、輪西製鐵場火入れ式(1909年)、チキウ岬灯台点灯(1920年)、白鳥大橋開通)1998年)などが紹介されています。
7月5日午前0時15分から「郵便局のネットショップ」(http://www.shop.post.japanpost.jp/)でも取り扱いますが、利用には会員登録が必要なほか販売価格に郵送料等が加算されます。
オリジナルフレーム切手「室蘭市開港150年・市制施行100年 Muroran」