公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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クラウドファンディングでオリジナルフレーム切手

2020年09月28日 17時50分12秒 | 写真
頑張れ北海道!日本郵便㈱北海道支社が「スタンププロモーション北海道2020」
クラウドファンディングでオリジナルフレーム切手発行


 日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)は、クラウドファンディングで北海道観光の振興と地域活性化を図るため、田園幻想画アーティストの金井英明氏と協力して「スタンププロモーション2020」を立ち上げました。寄せられた出資金の返礼品として北海道の自然風景を題材としたオリジナルフレーム切手などを贈るもので、クラウドファンディング実施のホームページアドレスfind-h.jpでの募集期間は10月末までとなっています。

 クラウドファンディングとは、インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達しする方法で、これまでにない資金調達の仕組みとして近年注目されています。今回のクラウドファンディングでは、「ほっこり ゆったり やすらぎといきがいを満たす北の大地」をテーマに、60年にわたって「北の大地と子供達」を題材に北海道を描き続けている金井氏のアクリル画とエッセイで切手を作り、北海道の魅力を全国に発信するとともに費用を差し引いた残りの金額を北海道に寄付するものです。11月2日発行予定のオリジナルフレーム切手は、滝川市江部乙の田園風画など84円切手(大型)が5枚、金井氏の風景にまつわるエッセイで構成されています。

 ファンドの出資額別の返礼品は、①3千円(切手1シート、紙製額のサイン入り絵1枚)②5千円(切手2シート、紙製額のサイン入り絵2枚)③1万円(切手2シート、グラフアートMサイズ1枚)④1万5千円(切手3シート、グラフアートLサイズ1枚)⑤2万円(切手3シート、グラフアートL・Sサイズ2枚)⑥3万円(切手3シート、グラフアートL・Mサイズ2枚)⑦5万円(切手5シート、6号原画1枚)⑧10万円(切手5シート、10号原画1枚)となっています。絵はいずれも魅力的な道内の原風景を描いた田園幻想画で、このほか金井氏からのお楽しみプレゼントがついてくることになっています。

 郵便局窓口での販売は、アートグッズ付き1シートが1600円となります。同支社では、販売状況によっては増刷するほか、絵やエッセイを替えて毎年継続的に発行し、北海道の魅力を発信する意向です。



 
クラウドファンディングで発行予定のオリジナルフレーム切手



健康歩く会中止

2020年09月23日 15時40分57秒 | 写真
今年の健康歩く会は中止となります!


 通信文化協会北海道地方本部は、新型コロナウィルスの感染防止に配慮し、10月7日に予定している第28回健康歩く会を中止します。
 健康歩く会は、当初、6月10日に予定していましたが、コロナ禍のため順延して9月1日発行の「北のゆう」特別3号紙上で募集を先着30人に限定、10月実施を告知していました。
 ところが応募が6人にとどまり、障害保険等への加入条件にも満たないため誠に残念ですが中止としました。


写真同好会の作品展

2020年09月16日 17時12分44秒 | 写真
江別のフォトクラブ「原始林」が野幌公民館で37回目の写真展
菅原前本部長も力作の風景写真2点を寄せる

                        
 江別市内のアマチュアカメラマンが集う「原始林」の作品展が、9月15日から野幌公民館ギャラリーで始まり、12人の会員が各2点の力作を出品しています。通信文化協会北海道地方本部の菅原信行前本部長も、撮影行の成果「残雪の羊蹄」と「丘の牧場」を寄せ、訪れた人々の目を楽しませています。

 諏訪勝昭さんが代表を務める「原始林」は、札幌在住のカメラマン・岸本日出夫さんを講師に招き、勉強会で腕を磨いています。世話役の菅原さんが撮影会などを企画していますが、今年はコロナ禍の影響で8月に野幌森林公園(江別市)や北海道開拓の村(札幌市)で初めて撮影会を行い、9月22日には国営滝野すずらん丘陵公園(同)でコスモスの群生を激写する予定といいます。

 「残雪の羊蹄」は、黄色い菜の花の奥にピンクの芝桜、その向こうに筋状の白い残雪が見える羊蹄山を超広角レンズで捉え、構図と色彩が印象に残ります。「丘の牧場」は、4月に訪れた美瑛町で色鮮やかに咲く桜の大樹の奥に2頭の牛が草を食む丘を写し取り、のどかさの余韻と奥行のある景色を表現しています。

 通信文化協会の会報11月号で表紙を飾る写真を提供した菅原さんは「退職後に始めた写真だが、構図や色彩の捉え方など奥が深く、夢中になっています」と語っていました。20日まで。


自作の前で写真の魅力を語る菅原さん

26点の力作が訪れる人々の目を楽しませる「原始林」写真展

「残雪の羊蹄」

「丘の牧場」


氷雪の門・九人の乙女の碑平和祈念祭

2020年09月09日 15時39分24秒 | 写真
今年も稚内市で氷雪の門・九人の乙女の平和祈念祭
日本郵便㈱北海道支社の長野支社長が慰霊のことば


 第58回氷雪の門・九人の乙女の平和祈念祭が8月20日、稚内綜合文化センター(稚内市中央3丁目)で営まれ、来賓代表の1人として日本郵便㈱北海道支社の長野善仁支社長が哀悼のことばを寄せました。新型コロナウィルス感染防止のため参列者は例年の半分以下でしたが、乙女の同僚や遺族、関係者が平和への誓いを新たにしていました。

 樺太物故者への黙とうに続き、実行委員長の工藤広稚内市長が「樺太の悲劇を再び繰り返すことのないよう若い世代に語り継ぎ、平和実現のため努力することが我々の使命」などと式辞を述べました。北海道知事代理ら4人が慰霊と平和を願う言葉を述べ、乙女たちの肖像画が飾られた祭壇に参列者たちが花輪、一輪菊を捧げ、樺太で犠牲となった日本人の冥福を祈り、世界の恒久平和を祈念していました。

 長野支社長は「あなた方は、昭和20年の今朝、今では異郷の地となっている樺太真岡郵便局において、侵攻してきたソ連軍による激しい攻撃の中、電話交換手としての責任を果たそうと励まし合い、最後の最後まで重要な通信手段を確保されました。国を守り、事業を守り、また同胞を守り、命を懸けて職務を全うされた勇気と責任感には強く心を打たれるものであり、あなた方の崇高なる精神は通信事業史に永遠に深く刻まれます。郵政事業は民営化から13年が経過し、来年には創業150周年を迎えようとしています。時を経て組織形態は大きく変遷しましたが、日本郵政グループの各事業とも国民生活との関わりは非常に大きいものであり、社会、経済、文化活動の基盤としての役割は電気通信事業の果たす役割とともに75年前と何ら変わるものではありません。殉職された9人の乙女が命にかえて守りぬいた通信の使命の重要性を深く胸に刻み、地域社会の発展に貢献していくことを固くお誓い申し上げます」と慰霊のことばを述べました。

 長野支社長は、笠谷忠則稚内郵便局長とともに稚内公園にある九人の乙女の碑を訪れ、献花しました。


58回目の氷雪の門・九人の乙女の碑平和祈念祭

慰霊のことばを捧げる長野支社長

九人の乙女の碑へ献花に訪れた長野支社長(右)と笠谷局長


JPフラワープロジェクトが始動

2020年09月04日 14時59分01秒 | 写真
日本郵便㈱北海道支社にJPフラワープロジェクト誕生
今年初の植栽実施に長野支社長もお手伝い


 日本郵便㈱北海道支社(長野善仁支社長)にこのほど、花好きの社員有志による「JPフラワープロジェクト」が誕生、9月2日に約20人が参加して花壇などへの初植栽を実施しました。今年度は新たに札幌市の歩道美化事業や農林水産省の花いっぱいプロジェクトにも共同参画し、年間を通じて地域の環境美化活動に一層の力を入れていくことにしています。

 同支社では、2017年に「花と緑のボランティア」組織を立ち上げ、地域貢献施策の一環として日本郵政グループ札幌ビル(中央区北2条西4丁目)周辺を花や緑で飾り、道行く市民の目を楽しませてきました。今年度は札幌市や農水省の事業に協力して活動を盛り上げる狙いで、総務・人事部のダイバーシティー推進担当に事務局を置き、新たなプロジェクトが設けられました。

 同プロジェクトは、支社各部・室から平均2人が参加、8月25日に手始めとして植栽前の準備作業を行いました。社員たちは、午後4時から樽型プランター3つの土入れ替え、歩道美化事業で今年度から着手する3か所の街路樹のます花壇の雑草取り、土起こしに汗を流しました。

 2日も午後4時から参加した社員にダイバーシティー推進担当の岡田良尚係長が手順を説明、プランター担当と花壇担当の6グループに別れ、次々に用意された花の苗を植えていきました。社員たちはマリーゴールドやスィートアッサム、千日紅など9種類の花の苗をポットごと置いてデザイン、配色を決めた後、シャベルで土を掘っては植え、土を足してじょうろで水をかけて仕上げていました。その後、長野支社長と澤田元総務・人事部長が記念植栽で、プロジェクトの活動スタートに花を添えていました。

 最後に長野支社長が「ビル周辺に花を咲かせることで、市民のみなさまが心和む一助になればと願っています。今後は手入れもしっかりやってほしい」と集まった社員たちを激励しました。一同は、用意された「JPフラワープロジェクト」の横断幕を掲げ、キャラクターの「ぽすくま」も加わって記念写真に納まっていました。

 今後は毎週火曜日を「花曜日」と定め、チームごとにプランターや花壇の雑草取り、枯れた花の除去などの管理に当たることにしています。さらに10月上旬には、花の苗を抜き取ったり、プランターを撤去、今年度の活動を終える予定です。札幌市の「歩道美化事業」は、年度初めがスタートのため今年度は花を支社で用意しましたが、来年度からは市から支給される花の苗を使って行うことにしています。

 この活動には、(公財)通信文化協会北海道地方本部をはじめ北海道郵政退職者の会・郵雪会、(一財)郵政福祉北海道地方本部が、趣旨に賛同して花購入資金に一部に協力しています。このため3つのプランターには、3団体のプレートが掲げられています。




8月25日に行った花壇の事前手入れ

樽型プランターに花の苗を植える社員たち

ます花壇に花の苗を植える社員たち

長野支社長(左)と澤田部長の記念植栽

記念写真に納まるJPフラワープロジェクトメンバー

通信文化協会北海道地方本部提供のプランターに植栽した4人