永山郵便局が2月28日~3月4日まで開局130周年記念イベント
幼稚園児のぬり絵展と歴史資料展
開局130周年の節目を迎えた永山郵便局(旭川市永山2条18丁目、林正人局長)では、2月28日から3月4日までの間、ふれあいルームで記念イベントを行いました。歴代局舎の写真などを展示した歴史資料展、近くの幼稚園児のぬり絵展が来局者の目を楽しませました。
同局は、明治25年3月1日に永山郵便電信局としてスタート、同36年4月1日に現局名に改称しました。その後、桜岡局から電話交換業務、宇園別局と東鷹栖局から和文電報配達業務を引き継ぎ、昭和42年に電話交換と和文電報配達業務を旭川電報電話局に移管しました。同51年に特定郵便局から普通郵便局に局種別改定、平成4年8月に6代目となる現局舎が完成しています。同5年に永山六条簡易局廃止を受けて取扱い業務を継承、同24年には日本郵便株式会社発足で郵便事業㈱永山支店を統合し、現在に至っています。
歴史資料展では、局に伝わっている初代から現局舎まで6枚の写真などを展示、過去の開局記念イベントの資料や郵便創業の歴史をつづった冊子、北海道郵便局名の由来と「すべてを、お客さまのために―郵政百五十年のあゆみ―」と言った冊子も展示しました。
「ぽすくまのぬり絵」展には、旭川大学付属幼稚園(渡辺盛二園長)の年少組56人、年中組29人、年長組34人の作品が展示されました。子どもたちが思い思いの色を使ったぬり絵の中には、キャラクターの吹き出しに「はがきとどけてくれてありがとうございます」と感謝の言葉を入れた作品もありました。
林局長は「永山村開村から遅れること2年に開局、これまでさまざまな社会環境に対応し、地域のみなさまにとってなくてはならない存在として今日に至っています。近年、お客さまからは厳しいご意見もいただくこともがありますが、『信頼回復』を合言葉に『郵便局ファン』を1人でも多く獲得して、後世につなぐのが私たちの責務だと思います。節目を迎えることができ、支えていただいた地域のみなさまをはじめ、多くの先輩諸氏に『感謝・感謝・感謝』の気持ちでいっぱいです。現状に満足することなく、これからも地域のみなさまに愛される郵便局として勇往邁進していきます」と語っていました。
歴史資料展で告知案内板を手にする林局長
幼稚園児による「ぽすくまのぬり絵」作品展
感謝の言葉が入れられた作品