公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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永山郵便局が開局130周年記念イベント

2022年03月11日 16時19分51秒 | 写真
永山郵便局が2月28日~3月4日まで開局130周年記念イベント
幼稚園児のぬり絵展と歴史資料展

 開局130周年の節目を迎えた永山郵便局(旭川市永山2条18丁目、林正人局長)では、2月28日から3月4日までの間、ふれあいルームで記念イベントを行いました。歴代局舎の写真などを展示した歴史資料展、近くの幼稚園児のぬり絵展が来局者の目を楽しませました。

 同局は、明治25年3月1日に永山郵便電信局としてスタート、同36年4月1日に現局名に改称しました。その後、桜岡局から電話交換業務、宇園別局と東鷹栖局から和文電報配達業務を引き継ぎ、昭和42年に電話交換と和文電報配達業務を旭川電報電話局に移管しました。同51年に特定郵便局から普通郵便局に局種別改定、平成4年8月に6代目となる現局舎が完成しています。同5年に永山六条簡易局廃止を受けて取扱い業務を継承、同24年には日本郵便株式会社発足で郵便事業㈱永山支店を統合し、現在に至っています。

 歴史資料展では、局に伝わっている初代から現局舎まで6枚の写真などを展示、過去の開局記念イベントの資料や郵便創業の歴史をつづった冊子、北海道郵便局名の由来と「すべてを、お客さまのために―郵政百五十年のあゆみ―」と言った冊子も展示しました。

 「ぽすくまのぬり絵」展には、旭川大学付属幼稚園(渡辺盛二園長)の年少組56人、年中組29人、年長組34人の作品が展示されました。子どもたちが思い思いの色を使ったぬり絵の中には、キャラクターの吹き出しに「はがきとどけてくれてありがとうございます」と感謝の言葉を入れた作品もありました。

 林局長は「永山村開村から遅れること2年に開局、これまでさまざまな社会環境に対応し、地域のみなさまにとってなくてはならない存在として今日に至っています。近年、お客さまからは厳しいご意見もいただくこともがありますが、『信頼回復』を合言葉に『郵便局ファン』を1人でも多く獲得して、後世につなぐのが私たちの責務だと思います。節目を迎えることができ、支えていただいた地域のみなさまをはじめ、多くの先輩諸氏に『感謝・感謝・感謝』の気持ちでいっぱいです。現状に満足することなく、これからも地域のみなさまに愛される郵便局として勇往邁進していきます」と語っていました。


歴史資料展で告知案内板を手にする林局長

幼稚園児による「ぽすくまのぬり絵」作品展

感謝の言葉が入れられた作品


オリジナルフレーム切手「本邦国策を北海道に観よ~北の産業革命「炭鉄港」vol1~3」販売開始

2022年03月10日 16時23分53秒 | 写真
オリジナルフレーム切手「本邦国策を北海道に観よ~北の産業革命「炭鉄港」vol・1~3」販売開始
3月14日から道内120郵便局

 日本郵便㈱北海道支社(及川裕之支社長)は、オリジナルフレーム切手「本邦国策を北海道に観よ~北の産業革命「炭鉄港」vol・1~3」を3月14日から道内120郵便局で販売を開始します。令和元年度の日本遺産に認定された北の産業革命「炭鉄港」の舞台となっている空知の「炭鉱」や室蘭の「鉄鋼」、小樽の「港湾」をつなぐ「鉄道」などを切手の題材としています。

 「炭鉄港」は、北海道の発展に大きく貢献した各種産業を北の産業革命と位置付け、空知の炭鉱遺産、室蘭の工場景観、小樽の港湾、さらに各地の鉄道施設などを広く道内外に紹介しています。12市町(赤平、小樽、室蘭、夕張、岩見沢、美唄、芦別、三笠、栗山、月形、沼田、安平)が構成員となる推進協議会を設置、日本遺産申請を手掛け、その後の関連事業に取り組んでいます。

 シートのvol・1には、三菱美唄炭鉱竪坑櫓(美唄)や日本製鋼所室蘭製作所が製造した複葉機エンジン「室0号」、北炭幌内鉱音羽抗(三笠)など15点の写真が使われています。vol・2には、蒸気機関車D51 320号機(安平)をはじめ北炭赤間炭鉱ズリ山(赤平)、三井芦別鉄道炭山川橋梁(芦別)など14点の写真が採用されています。vol・3は、小樽港北防波堤のほか朝日駅舎(岩見沢)、住友赤平炭鉱竪坑櫓・周辺設備など15点の写真で構成されています。

 1シートは84円切手10枚でB6判の解説紙が付き、1500円(税込み)のシート販売となっており、各1000セットを予定しています。「郵便局のネットショップ」(http://www.shop.post.japanpost.jp)でも3月15日午前0時15分から取り扱う。同ショップの利用は、会員登録が必要のほか、販売価格に郵送料等が加算されます。



「本邦国策を北海道に観よ~北の産業革命「炭鉄港」」vol・1

同vol・2

同vol・3


オリジナルフレーム切手「世界文化遺産登録記念 史跡キウス周堤墓群」販売開始

2022年03月08日 16時48分41秒 | 写真
フレーム切手「世界文化遺産登録記念 史跡キウス周堤墓群」販売
千歳市役所で贈呈式                        

 日本郵便㈱北海道支社(及川裕之支社長)は、昨年7月の世界文化遺産登録にちなんでオリジナルフレーム切手「世界文化遺産登録記念 史跡キウス周堤墓群」を2月28日から販売しています。これを受け3月2日に千歳市役所で贈呈式が行われ、石狩地区連絡会統括局長の佐々木俊哉・千歳駅前郵便局長から山口幸太郎市長、佐々木智教育長に特製フレーム切手が贈られました。

 キウス周堤墓群は、約3200年前の縄文時代後期に造られた集団墓で、縄文時代の墓としては日本最大を誇り、全部で9基あります。地面を丸く掘り、掘った土を周囲に土手状に積み上げ、内側を墓地にしています。周囲に堤があることから周堤墓と呼ばれ、一番大きなものは直径83㍍あり、国の史跡に指定されています。

 切手には人が周堤に沿って並び、大きさを示した1号周堤墓や2号周堤墓、出土した石棒の写真が使われています。1シートは84円切手5枚で920年(税込み)、シート単位の販売となっています。千歳市内の全12郵便局のほか札幌中央郵便局など17局で取り扱っています。また、「郵便局のネットショップ」
http://www.shop.post.japanpost.jp/)でも、3月5日午前0時15分から取り扱っています。同ショップの利用は、会員登録が必要なほか、販売価格に郵送料等が加算されます。


オリジナルフレーム切手「世界文化遺産登録記念 史跡キウス周堤墓群」

オリジナルフレーム切手を手に山口市長(右)と佐々木局長

佐々木教育長(右)と千歳部会長の外崎正幸・千歳春日郵便局長

贈呈式後の記念写真に納まる左から長谷川肇・千歳自由ケ丘郵便局長、松澤雅樹・千歳郵便局長、外崎局長、佐々木統括局長、山口市長、佐々木教育長


オリジナルフレーム切手「北海道森町 駅めぐり散策」販売中

2022年03月04日 13時22分49秒 | 写真
JRの11駅舎を題材にした「北海道森町 駅めぐり散策」販売中
森町・石倉郵便局長の想いがオリジナルフレーム切手に
                           
 廃止される地元の駅舎を切手に―。3月12日から渡島管内森町のJR函館本線石倉駅と本石倉駅は閉鎖されるのに伴い、松谷幸弘・石倉郵便局長(56)が「駅の記憶を未来に残したい」と町内10駅の駅舎写真を題材にしたオリジナルフレーム切手「北海道森町 駅めぐり散策」を企画、2月28日から販売されています。

 切手には、森駅をはじめ本石倉駅、石倉駅、東森駅、尾白内駅、掛澗駅、渡島砂原駅、渡島沼尻駅、駒ヶ岳駅、赤井川駅が収められています。台紙を含め使われている11枚の写真のうち8枚を森町役場、2枚を松谷局長、1枚を山本敏幸・渡島濁川郵便局長がデータを提供しています。1シートは84円切手10枚で1600円(税込み)、シート販売で400シートを用意しています。

森町の全9郵便局のほか札幌中央郵便局など25局で取り扱っています。また、「郵便局のネットショップ」(http://www.shop.post.japanpost.jp/)でも、3月5日午前0時15分から取り扱っています。同ショップの利用は、会員登録が必要なほか、販売価格に郵送料等が加算されます。

 2月28日に森町役場で行われた贈呈式では、松谷局長が企画のきっかけなどを説明し、駅舎の画像データ提供や町のロゴマーク使用許可に対し感謝の気持ちを述べました。続いて山本知也・森郵便局長から岡嶋康輔町長に特製オリジナルフレーム切手が贈られ、岡嶋町長は「大変すばらしい企画で、今後も郵便局の施策や企画に喜んで協力したいと思います」と語りました。

 松谷局長は「局に隣接していて見慣れた駅舎の風景が廃止で変わり、いずれなくなると思うと何か未来に残したいと切手を思い立ちました。噴火湾と駒ヶ岳を一望できる絶景の駅として知られているだけに残念です」と駅廃止を惜しんでいます。


 
岡嶋町長にオリジナルフレーム切手を贈る山本局長(右)

贈呈式後の記念写真に納まる左から阿部泰之・町商工労働観光課長、岡嶋町長、山本局長、松谷局長
オリジナルフレーム切手「北海道森町 駅めぐり散策」