フォルクスワーゲンビートルは、ドイツの戦後の経済復興期に国民車が必要だと要請を受けて、フェルディナンド・ポルシェ博士が作り出した名車です。
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空冷の水平対向エンジンをリアに積んだこの車は、フロントウィンドウがフラットからラウンドに変えたれたり、エアダクトが追加されたりしましたが、基本的には同じデザインで長年作られました。シンプルで故障の少ない点が評価されていましたが、何よりその愛らしいデザインが受けていました。
日本でも人気の輸入車でした。ある有名女優が気に入って乗っていましたが、1人でドライブ中にエンジンの調子がおかしくなりました。彼女は車を停めてボンネットを開けてびっくりしました。「エンジンがなくなっている!」
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大瀧詠一の名盤「ア・ロング・ヴァケーション」の「雨のウエンズデイ」という曲があります。「壊れかけたワーゲンのボンネットに腰掛けて」という歌詞で始まります。ワーゲンビートルのボンネットは、丸くて座るのはけっこう大変です。フェンダーも丸くて大きいので、横から座るのはもっと大変そうです。よっぽど大きな体の彼女だったのかも知れません。
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