日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

スノーマン

2024-05-29 04:07:00 | 読書
ジョー・ネスボの『スノーマン』を読みました。




ハリーはオスロ警察署の凄腕警部です。彼はスノーマンという署名のある手紙を受け取りましたが、特に気にせず放置していました。彼は市内で初雪が降った日に失踪した女性の捜査を担当していましたが、彼女の家の庭には雪だるまが作られ、その首には失踪した女性のスカーフが巻きつけられていました。捜査が進展しない中、今度は郊外の農園近くで、農園に住む女性の首が発見されました。猟奇的な殺人事件です。




チームの力を合わせて捜査を進めると、結婚している女性がこの10年でほぼ毎年失踪した案件がずいぶんたくさんある事がわかりました。また、北部の都市ベルゲンで10年前に失踪した警官が何らかの関連がある事が疑われました。ハリーは新しくチームに加わったカトリーネとともにベルゲンへと向かいました。

主人公ハリーのハードボイルドとも読める作品ですが、しっかりミステリーとしての骨格を持った作品です。ノルウェー作品はあまり読んでなかったので楽しめました。先日読んだ『ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器』も舞台の半分はベルゲンでした。雨の多い陰鬱な都市という描写は同じでした。オスロのホルメンコーレジャンプ台も出て来ましたが、僕はホルメンコールのスキーワックスをかつて愛用していました。


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