黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『お釈迦様もみてる 自分応援団』今野緒雪(集英社)

2010-04-10 | 読了本(小説、エッセイ等)
花寺学院高校は、いよいよ体育祭。
クラス対抗戦で行なわれることから、中学の時より盛り上がるだろう、と福沢祐麒は楽しみにしていたのだが、クラスでは淡々と出場種目が決められ、祐麒が出る種目では合同練習もなく、何故か冷めた雰囲気。一方で、熱く練習にいそしむ種目もあり、意気込みの温度差に祐麒は困惑する。
結局、クラス対抗リレーと騎馬戦に出場することになった祐麒だが、生徒会のアンドレ先輩は、彼の出る種目を聞いて「らしい」という。「らしい」「らしくない」……その言葉の示す意味が妙に気になる祐麒。
おまけに、突然小林が祐麒を避け始め……

シリーズ第4作。花寺の体育祭のお話。
体育祭関連で何か隠されてる云々よりも、このところ仲良くしていた小林少年の態度が突然冷たくなることの方が、祐麒的にはこたえるんじゃないかと思うのですが…。
口では何だかんだいいつつも、こっそり応援してるアンドレ先輩がちょっとかわいい(笑)。

<10/4/10>