川上弘美『センセイの鞄』の電池、伊藤たかみ『ミカ!』のホットプレート、吉田修一『日曜日たち』のリモコン、柴崎友香『フルタイムライフ』のシュレッダー、福永信『アクロバット前夜』のマグライト、尾辻克彦『肌ざわり』のブラウン管テレビ、映画『哀しい気分でジョーク』のレーザーディスク、吉本ばなな『キッチン』のジューサー、生田紗代『雲をつくる』の加湿器、アーヴィン・ウェルシュ『トレインスポッティング』の電気毛布、小川洋子『博士の愛した数式』のアイロン、干刈あがた『ゆっくり東京女子マラソン』のグローランプ、高野文子『奥村さんのお茄子』の「オクムラ電機店」、栗田有起『しろとりどり』のズボンプレッサー、映画『グレゴリーズガール』の電動歯ブラシ、花輪和一『刑務所の中』の電気カミソリ、長嶋有『猛スピードで母は』の炊飯ジャー……小説や漫画、映画を、登場する電化製品からアプローチしてゆく書評エッセイ集。
取り上げられている作品に未読のものが多かったので、どうしようかと思いましたが、結構楽しく読めました(笑)。
これを機会に、他の作品での電化製品の使われ方にも注目してみたいですね~。
<08/12/3>
取り上げられている作品に未読のものが多かったので、どうしようかと思いましたが、結構楽しく読めました(笑)。
これを機会に、他の作品での電化製品の使われ方にも注目してみたいですね~。
<08/12/3>