黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

さくらモンブランロール@ガトウ専科

2007-04-19 | スイーツ
 4/25までの限定品。
 桜の葉風味のロール生地で、生クリーム、カスタード、桜(道明寺入り)クリームを巻いてます。
 桜のクリームには、道明寺が入っているのですが、餅っぽいというよりは一粒一粒が分かれている感じ。
 上には桜風味のモンブランクリームが載っています。
 ロール生地の塩味がちょっと強すぎるかも;

 ガトウ専科:新潟(長岡、他)


『落下する花 月読』太田忠司(文藝春秋)

2007-04-19 | 読了本(小説、エッセイ等)
死者の最期の想いが、何らかの事象・物質として出現する“月導”。その月導の意味を読み解く出来る“月読”の青年・朔夜一心が遭遇する事件を綴る連作短編集。
子供の頃に見た祖父の月導をきっかけに、大学で月読の研究を志す和佐友喜。ある日、校舎の屋上から月導を研究している憧れの女性・野嵜桜月が飛び降りる姿を目撃しショックを受ける。その場に居合わせた朔夜が読んだ、彼女の月導は、昨年車に轢き逃げされ亡くなった学生・沢島卓斗を殺したのは自分だ、というものだった……『落下する花』、
伯母・若月智子が亡くなり、彼女が所有していた、歌手・水城夢彦の月導を受け継いだ滝原真由子。ところがそれを渡せと迫る女性・竹安郁美が現れる。しかもその後、何者かに駅で突き飛き飛ばされ……『溶けない氷』、
母・美雨子が事故死した場所に出現した月導。般若の面に似ていたことから、あらぬ噂を立てられた麻美と父・克昌は、月読にその意味を解読することを依頼。しかしその月導を読んだ朔夜曰く、美雨子の月導ではないという……『般若の涙』、
粗末な安アパートで殺害されていた男・河井寿充。発見されたその遺体の手には、箸のような物が握られていた。それは亡くなった彼の娘の月導だったが……『そこにない手』 の4編収録。

『月読』の第2作目。今回は連作短編集でした。
個人的に、各話での朔夜のお茶へのこだわりっぷりがちょっと微笑ましいです(笑)。

<07/4/19>