黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『鹿男あをによし』万城目学(幻冬舎)

2007-04-26 | 読了本(小説、エッセイ等)
神経衰弱を疑われ、研究室の教授から、2学期のみの期間限定で奈良の女子高の教師を勧められた“おれ”。
しかたなく赴任したものの、何故か初日から自分を敵視する女生徒・堀田イトがいて、戸惑うことばかり。
そんな9月の終わり、「さあ、神無月だ……出番だよ、先生」と告げる鹿が目の前に現れる。
鹿曰く、“運び番”に選ばれたという彼に“目”と呼ばれる宝を、狐の“使い番”から受け取ってこいという。
訳も分からぬまま、いうとおりにした彼だったが、件の品は受け取れず仕舞。
大阪・京都にある姉妹校と3校で行われる“大和杯”の優勝プレートが、“サンカク”と呼ばれており、どうやらその“目”であるらしいのだが、それを手に入れるためには、彼が顧問を引き受けることになった弱小剣道部が優勝しなくてはならず……

今回も楽しい作品でした……そして今回も印象的なタイトル(笑)。
ラストのイトちゃんが可愛いです♪

<07/4/26>