苺ロール＠ガトウ専科

　3月5日から4/10までの期間限定品。※カットしてありますが、一本ものです。
　生クリームが塗られたロール生地に、外側にスライスした苺が一面に、一番内側にも苺が巻き込まれた、まさに苺ロール♪

……それにしても、最近ケーキ食べ過ぎだなぁ；＞わたし

　ガトウ専科：新潟（長岡、他）
　

『さらいや五葉 二』オノ・ナツメ（小学館）

自分を誘拐組織“五葉”に巻き込んだ弥一に興味を抱き、彼が入り浸る遊郭・桂屋の用心棒に入ったのも束の間、病に倒れた浪人・政（秋津政之助）。その病は俗に“江戸わずらい”といわれるもので、他から江戸にやってきたものが罹る病。故郷に戻れば治るたぐいのものらしい。
その病の療養の為に、しばらく“ご隠居”こと、仏の宗次の元にやっかいになることになった政は、ひょんなことから五葉の結成の経緯を知ることに……

今回は、梅造たちの過去にまつわる話が主。そしてさらに、だめっぷりが上がっている政（笑）。
最後の最後で、弥一の過去にかかわりがありそうな話が出てきて、次巻が気になります～。

<06/3/8>

『ミネハハ』フランク・ヴェデキント（リトルモア）

84歳の元教師ヘレーネ・エンゲルが飛び降りて死んだ。生前、彼女が書いていた手記を見せられた“私”。その手記には、彼女の少女時代が綴られていた……。
30人の男女の子どもが住んでいた“家”で、年長の子たちに世話をしてもらいながら育った“わたし”・ヒダラ。
7歳になったある日、棺に入れられ、庭園のある別の家へと送られたが、そこには、少女たちだけがおり、踊りや音楽を学びながら暮らしていた……

浮かぶイメージが美しい、幻想的な作品でした。
文章が女優の市川実和子さんだったのですが、若干難はあるものの(“わたし”が、1ページに何回も書かれていたりするのが、ちょっと文章表現的にうるさいような…)、思っていたよりは良かったかなぁ、と思ったり(笑)。
映画『エコール』の原作ですが、近日発売のDVDが見てみたくなりました。
また、作品的にはさまざまな隠喩を含んでいるような気はしますが、ここはあえて謎のままにしておきたい気も…。

<07/3/8>