黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『レモネードBOOKS 1』山名沢湖(竹書房)

2006-01-28 | 読了本(漫画)
普通の女の子・森沢可菜は、好きな男の子からもらった本を、拾ってもらった事が縁で岩田くんと知り合う。やがて二人は付き合いはじめるが、彼は実は読書オタクで……。
『古本とレモネード』、『扉を開けて』『ゴドーを待ちながら』『いつか晴れた日に』『彗星問答』『ノンちゃん雲にのる』『趣都の誕生』『おもいでエマノン』『明るい部屋』『浮世風呂』『われは幻に棲む』『ゆっくりさよならをとなえる』『夏の栞』の1+12編のショートストーリー。

ほのぼのと微笑ましいお話です。
本好きには、より楽しめる作品かも(1話ごとのタイトルは本のタイトルだし/笑)。
森沢さんの中学時代からの友人・朝霞ちゃん(やはり読書オタク)が、付き合い始めるにあたって、森沢さんにふさわしいかどうかチェックを入れる為、彼にあれこれ質問してるのですが、その中に「BLは?」という質問が(笑)。……彼がどう答えたのかとても気になります(笑)。

<06/1/28>



『ヨキ、コト、キク。』コゲどんぼ(ジャイブ)

2006-01-28 | 読了本(漫画)
猫神家の家督、猫神サヘイが急逝した。
その莫大な遺産の跡を継ぐ人物は猫神家の長男・スケキヨだが、下の三つ子……良子(よきこ)・琴助・菊乃と、スケキヨの許嫁・タマヨにも家督を継ぐ権利が与えられた。しかしスケキヨは、従軍しており留守。
かくして猫神家の中で、遺産を巡りひそかな攻防が繰り広げられるのだった……。

ギャグです(笑)。
……スケキヨの容貌にちょっとウケていたり(アレは各方面から文句はこないのでしょうか?/笑)。
読み切りっぽい感じですが、もうちょっと続いてもいいかも。

<06/1/28>


『Presents』角田光代(双葉社)

2006-01-28 | 読了本(小説、エッセイ等)
『名前』『ランドセル』『初キス』『鍋セット』『うに煎餅』『合い鍵』『ヴェール』『記憶』『絵』『料理』『ぬいぐるみ』『涙』の12編。沢山の思いと共に綴られるプレゼントたち。

何気に移動中バスの中で読んでいて、『涙』のところでうっかり泣きそうになってしまったり(てゆーか泣いてましたが/笑)。
生まれてくる子供の名前の話『名前』に始まり、やがて終焉の時を迎える『涙』に終わっていて、その間でだんだんと年齢を重ねた人たちが描かれている構成が凝ってますね~。

<06/1/28>