黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ニンギョウがニンギョウ』西尾維新(講談社)

2006-01-12 | 読了本(小説、エッセイ等)
二十三人いるの妹のうち、十七番目の妹が、5年ぶり(4回目)に死んだ為、映画を見に行くことにした私。そこで熊の少女に出逢い……『ニンギョウのタマシイ』、
五番目の妹に指摘され、右足が腐り始めていることに気付いた私。どうやら映画を見たのがいけなかったらしい。五番目の妹の提案で、人体交換屋へ向かった私は……『タマシイの住むコドモ』、
五年間、眠り続けた私。覚醒間もなく、十一番目の妹が来客を告げる。ところが十四番目の妹に告げられた来客は、違う場所で待っているという……『コドモは悪くないククロサ』、
熊の少女が生息する山が、山火事に。そこに至り、熊の少女が、二十四番目の妹だと直感した私は、それを報告すべく、一番目の妹に逢いに行く……『ククロサに足りないニンギョウ』の4編。

装丁や活字にこだわりの見える一冊です(ノベルスなのに箱入りだし/笑)。
内容は不条理もので、どこか寓話めいた雰囲気。
厚さはとても薄いのですが、ものすごく睡魔に襲われ、なかなか読み進めない本でした(笑)。

<06/1/11,12>