黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『砂漠』伊坂幸太郎(実業之日本社)

2006-01-10 | 読了本(小説、エッセイ等)
仙台の国立大学法学部に進学した北村は、軽薄な男・鳥井、鳥井の昔同級生だった女性(実は超能力の持ち主)・南、美人だが無表情な東堂、そして、世界を平和にするために、麻雀で“平和”(ピンフ)を作り続けている男・西嶋らと出逢い、やがて親しくなっていった。
ある日、合コンに出かけた彼等は、二次会で訪れたボウリング場でホストたちの策略に嵌まり、ピンチに陥るが……。
さまざまな事柄に遭遇しつつ、大学生活を送る彼等を描く青春小説。

妙な力の漲ったお話でした(主に西嶋の影響が大?/笑)。『死神の精度』が直木賞候補に上がっている伊坂さんですが、受賞するならこちらの作品の方がよいかも。

<06/1/10>