黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『予知夢』東野圭吾(文藝春秋)

2006-01-03 | 読了本(小説、エッセイ等)
少女・森崎礼美の寝室に忍び込んだストーカー男・坂木。彼は、彼女が生まれる前から未来の恋人として、その名前を作文に書き記していた……『夢想る』、
恋人・長井清美の姿を見かけた同じ時間に、彼女は自宅で殺されていた……『霊視る』、
一人暮らしの老婆に気をかけていた営業マンが姿を消した。やがて老婆は亡くなり、それと前後して、その家には親戚が住みはじめる。その家はある時間になると振動が起き……『騒霊る』、
モーター工場の社長・忠昭がホテルで絞殺死体となって発見された。その前日、彼のまわりに火の玉が飛んでいるのを娘が見ており……『絞殺る』、
不倫相手のいる向かいのマンションの自室で、首を吊った女性・富由子。だが3日前に同じ光景を目撃したという少女が現れ……『予知る』の5編収録。

ガリレオこと帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学が、刑事・草薙俊介から持ち込まれる不可解な事件を解決する連作短編集・第2弾。『探偵ガリレオ』の続編です。前作を結構気に入っていたのですが、この作品は発売されて5年半も経つというのに、全然存在に気付いていませんでした;(だめすぎ>自分)

<06/1/3>