黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『警視庁幽霊係』天野頌子(祥伝社)

2005-10-22 | 読了本(小説、エッセイ等)
警視庁の特殊捜査室に所属する警部補・柏木雅彦は、幽霊となった被害者たちから話を聞くことのできる能力を持つ。そんな彼が、彼の守護霊を名乗る女子高生の幽霊・結花と共にさまざまな事件に立ち向かう!
資産家の老婦人の階段から突き落とされた殺害事件の真相は?『洋館の人びと』、
幽霊に身体を乗っとられた柏木の行く先は……『沈丁花の家』、
白骨死体の身元調査をすることになった柏木。遺体発見現場の霊園で幽霊たちに聞き込みをすると……『幽霊が多すぎる』、
犯人を名指しする被害者の幽霊。しかしその人物は犯人ではないらしい。彼女がかばっているのは?『幽霊はブラームスがお好き』、
刑事課の先輩・清水の愛娘が誘拐される。その陰には……『五年目の月夜』

楽しい作品でした~♪
是非続きが読みたいです(笑)。

<05/10/22>

『黒の貴婦人』西澤保彦(幻冬舎)

2005-10-22 | 読了本(小説、エッセイ等)
ウサコとタカチがいやいや招かれたパーティ。そこにやって来た女子大生が刺される事件が起き……『招かれざる死者』、
飲み屋でいつも見かける"白の貴婦人"の謎について、考察を巡らすボアン先輩たち……『黒の貴婦人』、女の子4人だけの合宿を計画したが、いずれも料理のできない者ばかり。その要員として借り出されたのはタック。そして事件が……『スプリット・イメージ または避暑地の出来心』、
愛人をしていた会社の会長が亡くなった後、彼から聞いたジャケットの地図の話を思い出す。その事実を確かめるべく、件のジャケットの行方を追うと……『ジャケットの地図』、
ボアン先輩の勤める学園の同僚の披露宴で起きたおかしな事件が。祝儀袋から67万だけが抜き取られていたというのだが……『夜空の向こう側』の5編。

再読です。
いま気付きましたが、文庫裏の内容紹介のどこにも、タックシリーズとわかることが書いてない~(笑)。

<05/10/22>