黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『HOMETOWN』小路幸也(幻冬舎)

2005-10-15 | 読了本(小説、エッセイ等)


札幌の百貨店の、顧客管理部<特別室>という特殊な部署(顧客や社員の調査をする、探偵のような部署)で働く行島柾人。
ある日、5年ぶりに妹・木実から手紙が届く。その内容は、彼女の結婚を知らせるもので、その相手は奇しくも彼の勤める同じ百貨店の旭川店で働く社員・青山だった。
その2ヶ月後、柾人の元へ、木実の友人・浅川美由紀から連絡が入り、彼女の失踪を知らされる。それと前後し、婚約者である青山も職場を休み、連絡が取れなくなっていることを知った柾人は、トラブルの気配を感じ、調査のために、一度は捨てたはずの故郷に帰るのだが……。

多少ご都合主義的に、周りの人達がいい人ばかりな気がしなくもないのですが、その辺は持ち味としてOKでしょう……安心して読めますし(笑)。
……ただまたしても、重たい過去を背負ってるというのはちょっと;(そのパターンが多すぎな気が)

<05/10/15>