Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

AIBOとQURIOが売られる・・・は勇み足だったようです(追記)

2007-08-24 20:13:11 | Technology
 どなどなどーなーどぉーなーAIBOをのーせーてー・・・・

 ものすごく頭の悪い冒頭で出発しましたけれど、元記事を見たときに私の頭によぎったのがこの一文です。

トヨタ、ソニーのロボット部門を買収 engadget

日経ビジネス8月27日号によると、トヨタはソニーのロボット部門を買収するとのこと。アイボやQRIOといったロボたちはソニー戦士ストリンガー卿によるグループ再建の一環としてあえなくリストラされていましたが、今後はトヨタのロボット技術に引き継がれることになります。

 ストリンガー氏体制になってから、不振にあえぐソニーをよみがえらせるため切り捨てられたもっとも有名な事業が、AIBOを生み出したロボット部門です。
 一時代を気づいたAIBOと研究者をそのまま眠らせてしまうのは正直惜しい・・・と思った人がいたとしても何の不思議もなく、今回の話は正にそういう話なのですが、たまたまそれが社外であったと言うことです。

 愛地球博で発表されたトヨタ製の人型ロボットを見る限りでは、トヨタはすでに、ロボット分野において最先端を行っていると言ってしまってよいと思います。では、そこにソニーの血を入れる必要はどこにあったのでしょうか。

 トヨタは万博やショーでお披露目する各種ロボットのようにメカの部分は強いがさらにインテリジェンスの部分を強化したい

 ロボットが人間の生活に入ってくる上で必要なのは、人間の生活空間に入っていけるハードウェアだけではなく、コミュニケーションをとることで生活にも入っていけるソフトウェアも重要だと言うことです。

 今後、介護やエンターテイメントなど様々な分野において、ヒューマノイドロボットが必要とされる部分は増えていくことでしょう。また、現実世界での”リアル”アバターとして活躍できる日も来るかもしれません。
 何にせよ、今回の買収劇は、ロボット分野においてよい刺激となることでしょう。

<追記>
 本日、元記事の方が更新されておりまして、どうやらソニーからトヨタへの出稿という形で交流を持っただけだったようです。何にせよ、プラスに動いてくれるといいですね。