本来無償で提供されているLinuxに、クライアント1台あたり700ドルのライセンシーを課そうとした企業が存在します。
その企業はSCO。
自らが開発したUNIXWareを普及させるべく、NovelとIBMをLinux中核技術の「著作権侵害」で提訴したものの、結果は次の通り。
米連邦地裁、「UNIXの著作権保有者はノベル」と判断 nikkei.net
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米ユタ州の連邦地裁は10日、基本ソフト(OS)「UNIX」の著作権の正当な保有者はSCOグループ(Nasdaq:SCOX)ではなくソフトウエア大手ノベル(Nasdaq:NOVL)であるとの判断を示した。
裁判所の判断は、SCOを主張を真っ向から否定する物で、SCOはNovelからUNIXのライセンシーを受けているに過ぎないという解釈でした。これによって、SCOがIBMに対して起こしている「LinuxはUNIXの模倣であり、中核技術を公開した」という訴訟も、SCOに著作権が無い以上、根拠をなくすことになります。
2,3の記事を読みましたけれど、どの記事もリーナス・トーバルズやリチャード・ストールマンにインタビューしてないんですよね・・・一社くらいはあるとおもしろかったんですけれど。The Free Software Foundationのページにもそれに触れてある記事は全くないし・・・最初から鼻で笑っていたのかもしれません。
そして、もう一つ。
たとえ、Linuxに課金ができていたとして、Linuxを選択肢から外さざるを得なくなった人たちは、間違いなくSCOの製品を選ばないと思います。
私なら、無料であるSunのSolarisか、700ドルよりずいぶん安いWindowsを選ぶことでしょう。FreeBSDでもいいや。どっちにしろ移行に手間がかかるなら、UNIXwareなんて絶対に使いませんとも。
その企業はSCO。
自らが開発したUNIXWareを普及させるべく、NovelとIBMをLinux中核技術の「著作権侵害」で提訴したものの、結果は次の通り。
米連邦地裁、「UNIXの著作権保有者はノベル」と判断 nikkei.net
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米ユタ州の連邦地裁は10日、基本ソフト(OS)「UNIX」の著作権の正当な保有者はSCOグループ(Nasdaq:SCOX)ではなくソフトウエア大手ノベル(Nasdaq:NOVL)であるとの判断を示した。
裁判所の判断は、SCOを主張を真っ向から否定する物で、SCOはNovelからUNIXのライセンシーを受けているに過ぎないという解釈でした。これによって、SCOがIBMに対して起こしている「LinuxはUNIXの模倣であり、中核技術を公開した」という訴訟も、SCOに著作権が無い以上、根拠をなくすことになります。
2,3の記事を読みましたけれど、どの記事もリーナス・トーバルズやリチャード・ストールマンにインタビューしてないんですよね・・・一社くらいはあるとおもしろかったんですけれど。The Free Software Foundationのページにもそれに触れてある記事は全くないし・・・最初から鼻で笑っていたのかもしれません。
そして、もう一つ。
たとえ、Linuxに課金ができていたとして、Linuxを選択肢から外さざるを得なくなった人たちは、間違いなくSCOの製品を選ばないと思います。
私なら、無料であるSunのSolarisか、700ドルよりずいぶん安いWindowsを選ぶことでしょう。FreeBSDでもいいや。どっちにしろ移行に手間がかかるなら、UNIXwareなんて絶対に使いませんとも。