Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

自分の名前は選べない

2007-08-17 18:27:52 | Thinkings
 生まれてきて最初につけられる名前。多くの人はその名前と一生つきあっていく必要があるわけですけれど、名前をつけられるときに両親(もしくはどちらか)が何かに多大な影響を受けているか、学校に入ったときの扱いが頭からすっかり抜けていた場合、トンチキな名前をつけてしまう事は往々にしてあることです。

 フィクションの世界でも、息子に「トンヌラ」とつけようとしたりとか。

 とあるアメリカの人は、自分の息子に「自分の名前Ver.2.0」とかつけてしまいました。まだ2ndとかつけられた方が普通ですけど。日本においても、過去に「悪魔ちゃん」騒動がありました。

 ちなみに、日本の場合、名前に「狂」とか「悪」とかが入っていると、大概の場合市役所で止められます。考え直せ!って事ですね。

 さて、タイトルだけ見るとアメリカの話かと思ってしまうのですけれど、以下は中国の話です。

子供の名前を「@」にしようとした中国の夫婦 ITmedia

全世界が電子メールで使っていて、中国語にすると「彼を愛している」という意味になる――子供に「@」と命名しようとした父親はこう説明した。

 何でも、

 「@」は中国の電子メール利用者にはおなじみで、たいてい英語の「at」と同じ読み方をする。「T」の音を長く伸ばすため、標準中国語を話す人には「彼を愛している」を意味する「愛他(ai ta)」に聞こえる。

と言うことらしいですよ?親がそういっているんだからまあ深くは追求しませんけれど、契約書類や申請書類を書くときに、余計な苦労を背負い込みそうな名前ですね。

 往々にして変な名前をつけられた子供は不幸だと思う私ですが、自分の名前はちょっと読み間違えられやすい名前ではある物の、ごくごく普通の部類ですのでありがたいことです。もっとも由来を聞いたら、話のネタになるようなものでしたが。

 とりあえずは、人に覚えてもらいやすい名前、人からすらすらと読んでもらえる名前が一番であろうと思いますので、今後その機会に恵まれましたら、是非とも「普通の」名前をつけたいと思いますね。

 ・・・そういえば、昨年「ハウル」(漢字は失念)とつけられた男の子がいたそうで・・・流行物は、廃れてからは・・・子供に胸を張って由来を話せるような名前をつけたいものです。