Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

ロボットの形

2005-02-28 22:27:08 | Science
 本田技研のASIMOやSONYのSDR-3Xの様な二足歩行ロボットが大きくクローズアップされています。
 「人間の写し身」とも言える姿を持った”彼ら”は、私たち日本人にとっては「ロボット」の代名詞と言っても過言ではないでしょう。

 ですが、現代社会に置いて大多数を占めるロボットは、例えば”人間の手の形を模した”工業用ロボットであり、”店の代わりをする”自動販売機であったりします。
 私たちが思い描く姿とはあまりにも違う”彼ら”は、それでも「人間の活動を肩代わりする」というロボットの命題を十分に果たしています。

 だとしても、多くの人はやはりこう思うことでしょう。
 「それではあまりに味気ない。そう、やっぱりロボットは人型でなければ。」

 しかし、「人型をしていなければならない仕事」というのは案外少ないもの。そう、多くのロボットが人型をしていない理由がそこにあります。
 逆に考えれば、人型をしていなければつとまらない仕事、ロボットにやらせるのが適任な仕事を見つければ、ロボットは必然的に「人型になる」のです。

ロボットは新分野へ、日本SGIとフラワー・ロボティクスがPaletteを紹介 ITmedia

 このロボットが肩代わりする仕事は、「モデル」。つまりマネキンのロボットです。
 マネキンと言えば、「服を見せるため」の道具。しかし、これまでは決まったポーズをしたまま動かないものでした。そのマネキンがモデルのように動いたとしたら・・・
 本来、服というのはマネキンのように動きのない状態で映えるものではなくて、人の動きが加わって初めて本来の状態になるものです。そう言う点で「動くマネキン」というのは、実にまっとうなアプローチといえるでしょう。

 また、このロボットを開発した日本SGIは、

この分野でこれまで培ってきたソフトウェア面での強みを生かすことで、さまざまな展開を考えているという。

というコメントを出していることから、今後この”素体”に様々な色をのせた”Palette"を見ることになるかも知れません。

 ロボットの新たな用途を開拓するのは、確かに難しいことかも知れません。ですが、今回のPaletteの様な潜在的な需要というのは、今ある産業の分だけ眠っているとも考えられるのです。

 ロボット産業は日本のお家芸。ロボットの活躍の場を広げていくことは、日本の産業の可能性を広げていくこと。これはもはや、間違いない事実なのですから。

セクハラした非差別主義者

2005-02-27 23:56:25 | Thinkings
 差別、ってありますよね?学校で習ったいわゆる、「えた、」というやつの事です。
「21世紀のこの世の中で、未だそんなことがあるのか?」
 私も思っていましたが、未だにどうもあるらしいです。どこの頭のおかしい出版社か知りませんが、「差別のリスト」を作って、経営者などに売りさばいたという話も聞いたことがあります。ま、この場合買う方も頭がおかしいとは思いますが。
 とりあえず、頭のかわいそうな人たちの間では、需要があることは事実ですね。

 しかし、彼らもやられっぱなしと言うわけではありません。
 1922年にかの有名な「全国」が創立され、その活動は現在に至ります。

 彼らの目的は人権を守ること。時代錯誤的な人種差別を許すわけにはいきません。
 しかしねぇ、そんな彼らが人権侵害とはまずいんじゃない?

大阪の解放同盟幹部らがセクハラ

 同府連などによると、問題の発言は昨年10月初め、解放同盟の大阪市内の支部幹部を囲む宴席であった。前支部長が、同席していた別の人権団体の女性職員を名指しして「○○さんのヌード写真を撮って売り出そう」「(支部の)資金を稼ぐためや」などと繰り返した。女性は抗議したが、2次会でも「きょうは○○さんの自尊心をぼろぼろに傷つけたろうと思っとったんや」と発言したという。

 一緒に参加していた現支部長も、2次会で女性の年齢に触れて「この年では、もう売り物にならんな」などと嫌がらせ発言をしたという。


 私が考えているセクハラよりも、ずいぶんと酷いことを言っています。何とも陰惨です。とても人権問題に取り組む連中とは思えませんね。
 人権問題に取り組むなら、自らが実戦せずになんとするか。まさにミイラ取りがミイラになった瞬間といえるでしょう。
 彼らには猛省して頂きたいものです。

 さて、ここからは余談です。
 私、以前は「えた・」等という問題はすでに過去の問題であり、いたずらに表に出すものではない。そっとしておけばいいのに・・・と思っていたんですが、どうもそれは違うようです。

 人間にとって、何が一番恐ろしいか。それは「知らない」ということです。
 例えば、ペストやインフルエンザという伝染病によって、以前は「人口の40%」なんていう被害が出ていました。これはひとえに、対処法を「知らなかった」から起こりえた悲劇です。
 差別に置いても「知らない」が為に、差別の輪に加わってしまうこともあるでしょう。なぜ、彼らが差別されているのか分からなければ、自分とは違う未知のものとして、すんなりと差別を受け入れてしまうかも知れません。そう言うことをなくすためにも、教育は必要だと思うのです。

 さて、最近は「差別」をたてに、不当に仕事や金銭を要求する「ニセ」なるものも増えているらしいです。・・・実はうちの職場も以前に被害に遭ってましてね・・・
 そういう知識も頭に入れておいても損はないですね。 

H2Aロケット、打ち上げ成功。

2005-02-26 20:21:17 | Weblog
 本日18時30分、H2Aロケット7号機が打ち上げ成功しました。

H2Aロケット7号機の打ち上げ成功NikkeiNet

 19時05分には、気象観測衛星ひまわりの後継衛星を起動に無事投入成功し、これでアメリカから衛星を借りるという悲しい事を終わらせることができます。
 昨年の11月12日の記事で打ち上げ再開を報じてから早2ヶ月と10日あまり、一つ胸のつかえが取れた重い魔です。

 今までのH2Aロケットの失敗によって、技術水準を含めた日本の宇宙開発は著しく評価を下げてきました。一度の打ち上げに、顧客にとってもサービス提供側にとっても莫大な費用がかかるロケットの打ち上げにおいて、「ロケットの信頼性」こそが最重要課題です。
 乱暴な言い方をすれば、「ロケットとは衛星軌道上にものを投げあげる為の物」でありそれ以上の価値などありません。それ以上の価値がないにも関わらず、それに信頼性を見いだせなかった今までの日本の宇宙開発は、スタートラインから遠ざかっていた、むしろ「スタートラインに着いていなかった」とも言えると思います。

 それが今夜、日本の宇宙開発はようやく、「もう一度」スタートラインに着くことができ、「再度」第一歩を踏み出すことができたのです。

 技術大国として成り上がってきた我が国も、最近は海外製品に押され気味。そんな今こそ、技術のシンボルである「宇宙ロケット」は必要なのだと思います。技術者としての誇りを取り戻すためにも。

 例え回り道でも、例え金にならなくても。きっとその先には何かがあるはずなんです。

利用許諾は誰のため?

2005-02-26 00:32:30 | PC
 そんなもの企業のために決まっているじゃないですか。

 iPodShuffleは買っていなくても、とりあえず代わりがあるので快適な音楽生活を送っているKermountです、今晩は。

 さて新しいソフトを買ってきて、とりあえずインストール。そうすると、2番目くらいに表示されるのが使用許諾契約を長々と表示するウインドウ。
 日本のソフトだったら”同意”、英語のソフトだったら”I Agree.”を押して、さっさと次の行程に進むだけの、大半の人にとっては「要らない」画面です・・・いや、本当は要るんだけどね。

 そこで見つけたのがこんな記事。

 だれも契約書を読んでいない

 tamo 曰く、 "本家記事によると、PC Pitstopというソフトウェア会社が使用許諾契約書に「メールを送ってくださったら金一封などを差し上げます」と書いておいたところ、4ヶ月かけて3000回ダウンロードされた後にようやく一人からメールが来たそうです。このエラい人は1000ドルを受け取ることになったそうです。"

 確率3000分の1。しかも、チャンスはすぐ目の前に転がっていたのにもかかわらず、です。
 しかし、私には彼らを笑うことはできません。だってここ数年間、まともに利用許諾契約書を読んだ事なんてないんですもの。

 仕事柄、結構契約書には目を通すのなんですが、何故かソフトウェアに関しては全くと言っていいほど見ないですね。たまにスクロールバーをきちんと下まで動かさないと次に進めないソフトがあって、そう言うものに当たったときは「めんどくせえな」とスクロールバーをマウスでつかんで、一気に下まで引きずったものです。

 しかし、これは確かに危険なことです。
 今は大半のソフトウェア会社が良心的なところなので助かっていますが、いざ契約書に無茶苦茶な条項が書き加えられた場合に、今まで通りすっ飛ばしていては大変な被害を被るかも知れません。

 例えば条文の中程に、

 「このソフトウェアを利用しているPCが外部のネットワークと接続され、且つ、弊社のサーバーに接続できる状態である時、弊社は、利用しているPCの外部記憶装置に記憶されている情報を、無作為に抽出、転送することができる。」

なんて一文があった場合、目も当てられません。

 これからは、ちょっと注意してみてもいいかもしれません。・・・あの文章を読むのはいかにも骨が折れそうですが。

 PC-9801の時代,とあるソフト(フリーのミニゲーム)で,契約条項の最後に「明日の朝食は和食にすること.味噌汁は必ず含めること.」なんていう項目がありました.うちは当時祖母がまだ健在で,彼女の強硬な主張によりずっと和食だったので問題ありませんでした.

 ま、こういう遊び心、というか「どうせ誰もよまねえんだろ」的な条文ならおもしろいんですけどね。

このロリコン許すまじ

2005-02-24 18:52:30 | Weblog
 簡単に言えば、馬鹿野郎が捕まりました。

 インドから50ルピーを「ペンギンのえさ代にして」と送ってきたというほほえましい記事の後に、後から効いてくるボディブローの様な淡々とした嫌な記事です。

 
北大生「女性と関係を持ちたくて…」小6女児乱暴


 インターネットのチャットで知り合った小学6年の女児(12)を自宅に連れ込み、乱暴したとして、札幌中央署は24日までに、札幌市中央区、北海道大工学部3年の大学生(22)をわいせつ目的誘拐と強姦の疑いで逮捕した。大学生は「女性と関係を持ちたくてやった」と容疑を認めているという。

 強姦です。未遂じゃありません。
 動機も「女性と関係を持ちたくて・・・」と、ふざけています。何で女性と関係を持ちたくて小学生を襲うかな、この男は。
 しかもこの男の場合、「知らなくて」というわけではありません。・・・まあ、小学生なら見た目で分かりそうなものですけど、この男はチャットで事前に話していたときに、すでにあいては小学生だと言うことを知っていたようなのです。確信犯ですね。

 強姦は、ただ体に傷が残るだけではなく、心にも一生残る傷を負うことになります。ましてや、今回の被害者は小学生。その衝撃はいかがなものかと心が痛みます。

事件後、女児が担任の教師に相談して発覚した。

とのことですが、この子はずいぶんと勇気を振り絞ったんだと思います。なんにせよ、彼女が相談を持ちかけたおかげで事件は明るみにでて、馬鹿は捕まりました。しかるべき制裁を受けなければいけません。

 私はまだ人の親ではありませんので、あくまでも憤りを感じることしかありません。ただ、同じような年頃の娘を持つ親の皆さんにとってはそれだけではなく、大きな不安も感じておられることでしょう。
 以前奈良県で起きた女児殺人事件のさなか、仕事の関係で話をしていた業者の方が、子供の身を案じておられた姿が目に浮かびます。

 願わくば、被害者が少しでも心安らかになれますように。
 願わくば、こんな痛ましい事件が一件でも減りますように。

 この馬鹿ロリコン許すまじ。・・・ちょん切っちゃえばいいんですよ。

泥沼マネーゲーム

2005-02-23 23:20:37 | Weblog
 しばらく前から話題のこのニュース、とうとう訴訟にもつれ込む、まさに”泥沼”と化してきました。

ニッポン放送を子会社化 フジ、ライブドアへ対抗策 (共同通信) - goo ニュース

 事の発端は今月の8日、ライブドアがニッポン放送の株を35%取得した事です。
 本来ならフジテレビのように「TOB」を行わなければ5%以上の株を取得できないはずなのですが、「時間外取引」という裏口を使ってこれを達成したライブドア。ニッポン放送にしてみればまさに寝耳に水の話。
 ニッポン放送、フジテレビを含む「フジサンケイグループ」内で、フジテレビの株の22.5%を、それよりも数段事業規模が小さいニッポン放送が保有しているという「逆転現象」を改善、グループの再編を目指すという動きが出てきた矢先に、ライブドアに出鼻をくじかれた形になります。

 ライブドアの株取得比率が高まるに伴い、様々な動きが政財界から出ております。

 政財界から批判相次ぐ ライブドアのニッポン放送株取得

 このあたりがわかりやすいかと思いますが、大方は感情論と切り捨ててしまってもかまわないでしょう。

山口信夫・日本商工会議所会頭は記者会見で「奇襲作戦。経営者と従業員、そして株主を含めて営々として頑張ってきたものが、一瞬にして制覇されるとなると、資本主義の悪い面が出てきたような感じさえする」と指摘。

 この発言は「いや、資本主義ってこういうものだから」という一言ですまされるような気がしますが。終身雇用の崩壊もそうですけど、外資の流入と市場開放によって、そのうちこういうケースが出てくることは十分に予想できただろうに。

 今回のケースは、日本の株取引における法整備の甘さと、ニッポン放送の危機感のなさが招いた騒動だと言えると思います。そして、それには色々と仰っている政財界の偉いさん方も少なからず関わっておられるご様子。

 一番最初の記事にあるように、最終的にニッポン放送は、フジテレビに対して大量の株式を発行することで完全子会社化、ライブドアの支配から逃れるという選択に及んだわけですが・・・

 確かに、livedoorの強引なやり方には色々と問題があったと思いますが、今回のニッポン放送の判断も相当に問題があるように思います。今回行われた「新株予約権」の発動により、既存の株主は大きな不利益を被る可能性があり、本来なら株主の同意を得ずにはできないはずなのです。

 結局、双方とも抜け道を使った今回の「抗争」。結局司法の場に持ち込まれたこの争いは、どちらが最後に笑うのでしょうか。

 「新参者を認めたくない老人」に「明確なその後を語らない若造」・・・どちらも明確な目的が不透明で、私にはマネーゲームとしてしかうつりません。
 せめて堀江社長には、「ニッポン放送を買収して、どのような運営をしたいのか」というビジョンを明らかにしてもらいたいものです。

「Clie」の歴史に幕

2005-02-23 00:04:30 | Weblog
 そのニュースを知ったのは、TETUさんからのメール。

 とにかく衝撃でした。だって私、Clieのヘビーユーザーですもの。

 ソニー、クリエの新機種投入を終了
~現行機種は7月末まで生産


 ちなみにTETUさんもClieユーザーでして、彼の方が依存度がヘビーでしたのでショックは私よりも確実にでかいでしょう。

 私は記事の写真にもあるClieの初代機「PEG-S500C」からのユーザーなんですけど、その時に「Graffiti」(ペンによる簡易アルファベット入力)の書き味と、軽い動作にしてやられまして、PDAと言えば「Clie」と洗脳されてしまったのです。
 持ち歩くのに、ノートの大きさ、起動の遅さは耐えられませんでしたし、WindowsCE機は大きさと電池寿命が。それに加えてユーザーインターフェイスがなんだかなあ・・・紙の手帳はデータの管理ができないと、ザウルス以外は一通り試してみて、最後に残ったのがPalmでした。

 今使っているのは、現行のClieシリーズのローエンドである「TJ-25」なんですけど、私の「紙の手帳に代わるもの」という使用用途にはまさにベストマッチ。カバーをつけてもポケットに収まる大きさと言うことで、仕事中は常に持ち歩いています。
 今更紙の手帳には戻れそうにないし、すでに日本ではSONYしか「PalmOS機」を扱っていないし・・・海外版はローカライズがめんどくさそうで。

 ああ、SONY!確かにPSPは買わなかったけど!NintendoDSは買っちゃったけど!お願いだから嘘だと言ってよ!

 他のPDAとは違い、手帳として使うだけなら余裕で1週間は持つ電池寿命と、見たいときにすぐ見える素早いレスポンス。豊富なオンラインソフトウェアによる強力な機能拡張。リアルでYシャツのポケットに収まる大きさと重量。そして、キーボードに迫る、Graffitiによる素早い文字入力・・・

 今更別の機種に乗り換えようと思ったって難しすぎますよ!

 これで、日本における「PalmOS搭載機」の最後の砦が撤退したのですけど・・・とりあえず在庫があるうちに、TH55を買いに走りましょうかね・・・

柱と車と

2005-02-21 21:28:41 | Dialy
 選挙も終わって、今日は片づけ。すっきり終わらせ、お買い物。車をしまっておいしいご飯を・・・

 ゴリ・・・ゴリ・・・

 え、ええ、えええ!
 何なに、なんだよおおっ!

 柱が!ボディに!

 いや、そりゃ、ボディはへこまなかったけど、へこみはしなかったけど!塗装が!塗装が!
 気持ちは思いっきりへこみましたよ!

 あああああ・・・

 買ってから後2週間ほどで1年、ここに来て初めてこすりました。ちょうど一年点検が控えていましたので、ついでに直してもらう事に。・・・おかしいなあ、今日は何事もなくゆっくり過ごすはずだったのに・・・だったのにぃ。


 

市議選

2005-02-21 00:57:32 | Dialy
 未曾有ですよ、本当に。

 ちょっと大きな所だと考えられませんが、投票率が80%を越えました。投票所に全然人が途絶えないんです。こんな事は初めてでした。
 開票も、最後まで残り1議席を巡ってデッドヒート。結果は、私が密かに(私に投票権はありませんでした)押していた候補は敗れ去りましたが、民意はわかりやすい形で現れていたと思います。

 そんなことよりも、私にとって一番心の琴線に触れた出来事は開票のさなかに起こりました。

 「(旧町名)町ばんざい」

 本来なら、候補者の氏名が書かれる場所に一言、丁寧な字で書かれていたそれは、何故か私に語りかけるものがありました。
 当然、無効票です。冗談で書いたのかも知れませんが、私にはどうしてもそうは思えなかったのです。

 すでに無い、故郷への憐憫の念か。今やもの悲しい響きのするその一言は、間違いなくその人の心の声だった。そう思えてならないのです。 

iPod Shuffleをキャンセルした訳

2005-02-19 14:29:16 | Dialy
 先日、一ヶ月ほど前からAmazonにて予約注文していた「iPod Shuffle」をキャンセルしました。

 目が覚めたと言えばいいんでしょうか。よくよく考えて、「プレイヤーは2つもいらない」という結論に至りました。
 それでも、「2月17日」という最速の予定日に発送されていたなら購入していたのですが、それもかなわず、「このまま待ち続けるくらいなら」と購入を断念しました。

 理由としては、前の二つの合算が最大なのですが、そのほかに「やっぱり液晶って便利」という点もあります。

 正直な話、iTuensのライブラリに入っている曲目を全て把握できているわけはありません。中古で一度に数枚買ってきたときなど、「リッピングした後はシャッフルで再生されるのを待つだけ」という状態になっているものも少なくありません。また、聞いていて「知っているけども思い出せない曲」もいくつかあり、その際に液晶のタイトルを見て思い出したことは数知れません。
 そしてiPod Shuffleにはそれが無い。やっぱり不便だよねえ・・・と言うのがここ最近CeriativeのMuvo N200を使ってきた人間の意見です。

 確かに、Appleのマーク入りUSBメモリを持ちたい、という欲求はありますが、自分がプレイヤーに対して要求しているスペックに届いていないのもまた事実のようです。

 最も、最近のUSBメモリの値段を調べてみると、512MBで6~8千円とShuffleと大して変わりませんので・・・いや、安いものだとほぼ倍っすか。店頭で見かけたら衝動買いしてしまうかも知れませんね。